800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2007年02月

2月末終了

今月(2月)のパフォーマンスは、
729百万円→788百万円(+8.1%、年初比+14.9%)
でした。

ベンチマークは、
日経平均   17383円→17604円(+1.3%)
ジャスダック平均 91.94円→89.11円(▼3.1%)
でした。

今月は市場全体が堅調だったし、僕のポートフォリオも高いパフォーマンスとなりました。
とはいっても今日の下げにはびっくりしましたね。
正直、最後の一日で油断していた感じもあり、今日の下げで今月の儲けを全て吹っ飛ばした方も多いのではないかと思います。

僕も、一昨日まで8億円を越えていたのですが、この2日間の下げでこのようなパフォーマンスになりました。

また、今月のポートフォリオは大きく入れ替えを行いました。

先月まで組み入れ比率トップだったA銘柄を売却し、全て売り切りました。
ピーク時は3億円くらい組み入れていたので、売却は結構しんどかったのですが、2ヶ月かけて売却を完了しました。
売却理由としては、12月1月と株価の上昇が大きく、ほぼ適正水準に近づいたこと。また業績が予想よりも伸び悩んでおり、今後の業績の伸びに若干の不安を感じたことが理由です。
売却後の下げで僕の売値より大幅に株価が下がっており、結果的には成功だったかなと感じています。まあ結果論ですが。


またこの売却によって大幅にキャッシュポジションができました。一部は信用取引銘柄の現引きに使いましたが、新規に武富士(8564)を組み入れました。
購入理由は、先日のブログにも書きましたが、
・特別損失処理後のPBRが1倍付近と割安
・配当利回りが5%と高い
・最大手武富士が潰れる可能性は低く、当面の悪材料は出尽くした感がある。

この中で配当利回りの高さは特に重視しており、逆説的に言えば減配があれば売却する方針です。
今年は配当利回りを重視した投資の流れがキテイルと感じており、この流れに乗りたいとの考えもあります。
武富士は、今日の大幅な下げの中で数少ないプラスの銘柄でした。こんな暴落の日に一つでもプラスの銘柄があると本当にありがたいものです。やはり配当利回りが株価の下支えになっているのでしょうか。

また、先月まで組み入れ2位だったB銘柄が大幅に上昇し、今月のパフォーマンスの向上に大きく寄与しました。というか今月のプラス理由はほとんどこの銘柄の上昇で説明できちゃいます。

また、今月はREITも大幅に上昇しました。さすがに怖くなってきたので、少しずつ売却モードです。今後も上昇が続くのであれば少しずつポジションを減らしていきたいと思います。


>2月の展開は、1月同様日銀の金利上げをにらみながらの一進一退を予想します。
>ただ、業績動向によっては、大きく乱高下する銘柄も見られると思います。
>業績動向による株価変動という意味では今日のソニーの値動きは注目していたのですが、比較的底堅かったようで、2月も同様な展開になるといいなと期待しています。
>さて思惑通りになるのでしょうか。

2月の予想は当たったんでしょうかね??
ソニーの値動きを見る限り株価は強かったと言う感想です。
日銀の金利上げイベントを無難にこなし、株価全体は堅調でした。
ただ、最後の最後にドカーンと食らって全てぶち壊し。そんな感じですかね。

3月の相場展開は、引き続き堅調ながら神経質な展開を予想します。
相場は引き続き強い基調ですが、一方で危うい雰囲気も感じています。
うすうす不安はあったのでちょこちょこポジションを落としていたのですが、今日でその不安が増幅されてしまいました。

短期投資銘柄と適正株価に届いている銘柄については、3月の上昇があれば、順次売却の方針でいきます。

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すごい

すごい下げ
何があったらこんなに過剰反応するんだろ。
今日は様子見。

ノンポリで行こう

投資家にはいろんなポリシーがあります。
・長期投資家だから、一切売買しない。
・割安だと思うから絶対に売らない。
・こんな銘柄信用できないから買わない。

どれも大いに結構だと思います。
ポリシーを持って投資するっていうのは男としてはかっこいいですしね。

でもね。
僕に言わせればこんなポリシー、守る必要もないことです。

状況は刻一刻と変化します。
金利、為替、政治などの外部環境。
世の中の嗜好、思考、志向、指向(”しこう”でもいろいろありますね・・)
などなど。
そのほかにも企業自身の変化(社長交代とか)や、そもそも株価位置だって毎日変わるわけです。
ようするに昨日と全てが同じ状況ってありえ無いと思うのです。

さらに言えば自分自身の知識も変化しているはずです。
新しく得た情報によって投資判断が180度変化する。新しい知見を得たことで全く違う角度から物が見えるようになるとか。

まあ、いろいろと変化しているわけです。

状況も思考も変化している中で、ずーっと同じ銘柄が良いと思い続けられるならそれで良いと思いますが、実際には少し疑問を持ってもいつまでも以前の思考にこだわって失敗する投資家が多いことか。

かくいう僕も以前はREIT否定派でした。
しかし、いろいろと検討したうえで、REITもアリじゃないかと思うようになり、さらに利回り投資の流行を予見した上で購入に踏み切りました。
結果として、REITへの投資は成功だったと思っています。

また一昨年大きな実績を上げたサイボウズ、数年前に大きな実績を上げたクインランド、みずほ銀行。いずれも購入当時の株価位置と、当時のさまざまな状況を加味したうえで、集中投資に踏み切ったわけです。あの時だったから、あの株価で購入しようと決断したわけです。
今改めて、現在の株価位置と、現在の状況を加味した場合、再び購入するかどうかはまた別の問題だと思います。株価が再び以前集中投資した株価(サイボウズで言えば2万円ちょっと。)まで下がってきて買うかどうかですら、現在の状況を鑑みて再度検討すべきでしょう。

昨日ダメだと思った銘柄でも、明日は変化しているかもしれない。
昨日良い銘柄だと思っても、明日は変化しているかも知れない。
中長期投資家とはいえ、いつもこんな目線を持っていないといけないんじゃないかな

そういう意味では、いつも柔軟にノンポリでいいんじゃないかと思っています。

くじら軒

0ff333ad.jpg今日のお昼は
くじら軒の
支那そば濃口醤油
味玉入り 750円なり

経営して見やがれ

スティール日本法人・西社長一問一答 「騒ぎすぎだ。運用が目的」
2月23日8時0分配信 産経新聞
産経新聞のインタビューに応じたスティール・パートナーズ・ジャパンの西裕介社長との一問一答は次のとおり。

−−サッポロホールディングス(HD)へのTOB提案で注目されるが

「騒ぎすぎだ。(ファンドに対する)特別視がなくなれば資本市場も効率的になる」

−−投資の考え方は

「潜在価値を持つ株に長期投資し、市場が価値に気付いて値上がりするのを待つ。(TOB提案で)株価が上がるのは投資機会を失い、不本意。つり上げとは全く逆だ」

−−サッポロの経営権取得でないのか

「経営陣への信頼がなければ投資しない。提案の趣旨は買収ではなく買い増しで、今までどおり株主の立場からサポートする。日本企業は全般的に営業利益率などで欧米より相当劣っており、上昇の余地が大きい。自助努力や効率化、業界再編など、することは多い」

−−サッポロHDにも再編提案するのか

「業界インサイダーではないので、分析できていない。過半数とったからといって経営する義務はない。運用が目的で、経営プランや業界経験がないのは当然。株主に期待してもらっても困る。こういう誤認が米より15年、20年遅れている」

−−(大量取得後に関係者に高値で買い取りを迫る)グリーンメーラー的との批判がある

「大量取得イコールとでも思っているのではないか。グリーンメーリングに限らず、不公平な取引は一切していない。ただ、こういう批判は今までもあったので気にしていない」
最終更新:2月23日8時0分



スティールパートナーズのサッポロ買収が話題になっているが、みんな騒ぎすぎではないだろうか。騒げば騒ぐほどスティールの思う壺のような気がする。
どうせスティールにはビール会社を経営できるノウハウはない。
狙っているのは恵比寿の不動産くらいだろう。

そうなると、考えられるシナリオは、
1.ホワイトナイト登場を待って、高値で売却。
2.うまくいかなければ、恵比寿の土地を切り売りして、その後どこかのビール会社に売却。

とそんなものだろう。
どっちみち、スティールに経営はできないのだ。
そうなると彼らが取れる戦略なんてタカが知れてる。

その方が、他のビール会社も安く買えるはずだ。

経営陣も堂々と「やれるもんなら、やってみな」くらい言ってくれればいいのに。

しかし、一方でスティールが本格的に経営権を握った場合、経営陣は確実に追い出される。経営陣の気持ちもわからなくもない・・・。


*サッポロの利益って、70%は不動産事業からあがっているらしいね。
ということは不動産事業が売却されたら、魅力は3分の1??

割安な銘柄の見直し買い

僕の得意の投資手法で、割安で地味な銘柄の見直しを狙うという手法があります。
しかし、一般的に割安な銘柄は、業績の好転や何かきっかけがないとなかなか株価水準訂正は起きにくいのです。

バリュー投資を志している方々が勘違いしているなと思うのは、割安ならいつかは上がると信じていることだと思ってます。
今、マーケットで評価されている水準は、現時点でのその企業の評価であり、常に適正水準なのです。
すなわち、割安だと思っているのは、あなたが勝手に思っているだけであって、何かきっかけが無い限り、株価は動かないのです。 

当然、割安だと思うからには、何らかの根拠があるのでしょう。
PERが同業他社よりも低い。
PBRが1倍を割っている。
時価総額よりもキャッシュ残高が多い。

どれも確かに割安と言える根拠ではあります。

とはいえ、今の株価に甘んじているということは何か理由があるのです。

それは例えば、
・流動性が低いため、機関投資家の買いが入りにくい。(ここは個人投資家が付け入る隙がある部分ですね)
・PBR1倍割れだが、赤字が続いている。(そのうち資産が減ってPBR1倍になってしまいます)
・キャッシュが多いのは期末だけで、これは特殊要因によるもの。実は期中は資金繰りが怪しい(建設コンサル会社に多いパターンです)
・キャッシュが多いのは、他者からの預かり金の占めるウェイトが高い。実際に会社解散したときに株主にわたるお金が少ない。
・親子上場で親会社にキャッシュが吸い上げられそう。

まあ、こういった理由が考えられるわけです。
だから、簡単に理由が無い割安銘柄なんて見つからないのです。

とはいえ、割安銘柄は確実に存在します。
しかし、何も起きなければ株価は見直されません。

そこで今日の僕の格言の出番です。
「その銘柄が見直されるきっかけを考えろ!」

昨年、僕が大きな投資成果を上げた銘柄に リーダー電子(6867)という企業があります。
ずーっと黒字で業績が安定しているにも関わらず、PER10倍前後、PBR1倍割れでした。
指標的にはキャッシュも豊富で、成長性は低いものの、明らかに割安株です。
しかし、マーケットメイク銘柄で流動性が低く、株価は冴えませんでした。

一方、この企業、地上波デジタル関連の電波計測機器をやっています。
地上波デジタルが話題になれば、見直されるきっかけが来るんじゃなかろうか。そんなことを考えながら投資していました。

結局、この読みは当たりました。
当中間期に、地上波デジタル関連機器の販売好調を受けて、業績を上方修正し、株価は大きくあがりました。
僕は割安訂正の動きは一段落したと判断し、12月、1月で売り切りました。
まだ割安だと思いますが、60%近い収益となりましたのでもう十分です。
次の銘柄に行きます。

割安株を保有しているのになかなか成果が出ないという方には良いヒントになるのではないでしょうか。
こんな発想で株を買ってみてください。


映画「幸せの力」

2007年2月に見た映画「幸せの力」
主演ウィルスミス

全財産21ドルのホームレスから株式ブローカーになり、億万長者になったシングル・ファーザー、クリス・ガードナーの実話に基づく感動作!オーディションで選ばれたクリスの息子役には、ウィル・スミスの実の息子が!その演技は、観る者の胸を締めつける…。すべての人に起こりうる不運と、すべての人に与えられた可能性の物語。


これは株式投資家としては、見に行かねばと思い見てきました。
クリスガードナーは、医療機器のセールスマンから、株式ブローカーを目指して努力するという感動作。

実話らしいです。
いい話だけど、なんだか感動しきれなかったのは、わざとらしい感じが強かったからかな。
なかなか良い話ではありますね。

フジタ(1725)

2007年2月20日付け日経金融新聞より

米ゴールドマン・サックスの支援を受け、再建を進めるフジタ(1725)。三度に及ぶ金融支援を経て二〇〇六年三月期に債務超過を解消、ようやく不良資産の処理を終えた。だが本業の収益力は小さく、営業キャッシュフロー(CF)が伸び悩んでいる。市場ではGSがどのような出口戦略を描くのか、関心が集まっている。
一部復帰にメド
 「東証一部への指定替えが視野に入ってきた」。フジタの中東耕専務の表情は明るい。〇七年三月期は金融支援で支払利息が大幅に減り、連結最終利益は六十八億円と二期連続で最終黒字となる見通し。早ければ来期にも東証二部から一部へ指定替えを認められる公算だ。
 東証一部への“復帰”は経営陣の悲願だ。〇二年十月に一度目の会社分割をした際に、当時の東証の規定により新設会社である新フジタが一部へ上場することを認められず、二部に“転落”した経緯がある。一部と二部では「営業面で差があり市場での投資家の注目度も違う」(中東専務)という。
上方修正に余地
 今期の最終利益は上方修正の可能性もある。長谷工コーポレーションとの工事代金を巡る訴訟で長谷工が既に七十八億円を払い込んでいる。同社は最高裁で争う姿勢を崩していないが、高裁判決まではフジタが有利。余裕のできたフジタは昨年九月、大株主から自社株を六十三億円で買い取り少数特定者比率を七五%以下に下げ、上場廃止を回避した。
 だが肝心の本業の収益力はまだ高まっていない。〇六年九月中間期の完成工事総利益率(単独)は六・七%とほぼ横ばい。特に土木が悪化し、業界での地位低下がうかがえる。主力の建築も六%と低く建築の粗利益だけでは販管費を賄えない。〇七年三月期の営業CFも前期(三十六億円の黒字)から大幅増は見込みにくい。
 株価も昨年五月から下げ基調が続く。昨年一月に付けた昨年来高値から七四%も下落。時価総額は百十億円にまで落ち込んだ。そうした中で、市場の関心が集まるのが〇五年九月にフジタに四百十億円を出資したGS系投資ファンドの出口戦略だ。
 「GSがフジタを売りに出すらしい」。昨秋以降、金融関係者らの間で何度かうわさが流れた。ファンドの性格上、短期に投資の出口を探すのは当然で、GSがそろそろ動き出してもおかしくない、との見立てだ。
「長期的に支援」
 これをフジタ社外取締役でGSの担当者は否定する。「フジタ株をすぐに売るつもりはなく、五―七年の目安で長期的に再生を支援する」と強調する。
 実際、GS系ファンドがフジタ株を売るのは簡単ではない。現在、フジタの普通株の約四五%、優先株(発行額三百八十三億円)のすべてを保有する。優先株をすべて転換すると出資比率は九六%。フジタの時価総額が百十億円しかない状況で、優先株を徐々に転換しながら市場で売却していくのは難しい。
 フジタ株を急いで売却する必要性もさほどない。GS系ファンドの得る優先配当は年間約二十一億円。五年間であれば百億円を超える。三井住友建設などの優先株とは組み立て方が異なり、必ずしも転換を前提としない。またフジタへの追加支援も生じていない。
 それでもフジタの収益力の低さはGSにとって悩みのタネだ。カギを握るのはかつてフジタが得意とした開発事業。土地情報をデベロッパーに持ち込むことで高い工事利益率が期待できるが、都市部の開発用地は既に減っている。株価下落を止めるためにも収益拡大は時間との勝負になりそうだ。(平沢光彰)



フジタには僕も少し投資しています。
優先株を除いた時価総額110億円は、異常な安さだと判断しているからです。
最終利益68億円稼げる会社が110億円で買えてしまうのです。
ただ、優先株が全て転換された場合、株式は約8倍に膨れあがってしまうため、この場合は現在の時価総額はほぼ妥当水準〜やや割高と思います。

フジタはバブル崩壊で大きく痛手を受けたゼネコンです。
都市での開発事業を得意とし、体力さえあれば、昨今の都市再生局面においては主役になる可能性もあるだけのノウハウを保有しています。
ただ、都市開発事業は、地上げから始めて、大規模な再開発に至るまでかなり長期間を要するという特徴があり、バブル崩壊のような局面では壊滅的な打撃を受けます。というか実際にものすごい打撃を受け、再起不能に近い状態になりました。

主力行の三井住友銀行は2度にわたって債権放棄を行い、さらに旧フジタ(現:ACリアル)と新フジタ(現在の上場企業)との会社分割というウルトラCで、一度はこの局面を乗り切りました。
が、その後、もう一度減損会計で打撃を受け、現在ではゴールドマンサックス傘下で再生を目指しています。

ゴールドマンサックスは、優先株を転換して市場で売却するという選択はおそらく取らないと予想しており、優先株償却の目処がついたときに株価は大きく上昇するのではないかと予想しています。

ただ、この銘柄は、優先株の処理が見えにくいこともあり、ハイリスクではあります。
優先株を転換して市場で売却しはじめた場合、恐ろしいほど株価は下落する可能性があります。
ゴールドマンの手腕に期待して3年〜5年保有できる人向きの銘柄でしょう。

詳しいスキームを書くと長くなるので省きますが、上場廃止の不安 & 不良債権処理の一環で上位株主であるACリアルが保有株式を売却しているとみられ、この影響で株価は1年間で3分の1まで下落しました。
企業価値としては、何も変化していない(むしろゼネコンをめぐる環境は若干好転してる)にもかかわらず需給だけで株価が下がっているのです。

ここまで大きく下がった今の株価であれば、ゴールドマンの手腕に期待して保有し続ける価値はあるような気がします。

・・・と僕は思うんだけどなあ・・・

・・・市場はそうは思ってないみたい・・・

REITには好材料??

週末のスキーは天気もよくって楽しめました。

さて、スキーの間、たくさんの意見を頂きました。ありがとうございます。
ダビンチの件、REITには好材料と書きましたが、この意見には賛否両論があったようです。


>なんで好材料なんでしょうか。これが氷山の一角で、あのREITもこのREITも
>変な値段で他にもっといっぱい買わされてるんではないかという疑いが生じる
>のが当然だと思うのですが。もっとキツいことを言えば、メディア・リンクスや
>IXIやカネボウばりの循環取引が行われているのが実態で、では最後にババを
>掴まされるのは、無知な一般投資家の保有するREITになるのではないかという
>疑問すら浮かんできます。
>Posted by ずんちゃか at 2007年02月16日 01:25


>>なんで好材料なんでしょうか。
>仮にどのREITも高値掴みをしていたとしたら、REIT出資者を保護しようという
>動きが出てくるかもしれませんよね。
>それに高値掴みの分を返還してもらえれば分配金が増えますし、返還されなかった>としても
>今後高値で買わせにくくなるだけでも、分配金の観点からプラスだと思いますが...
>Posted by ルン at 2007年02月17日 00:14

>>REIT的には好材料のはずなんですがね

>そうなんですか?なら買い時なのかしら。私は、REITとかは苦手ですが(といっても少しだけ持ってますが)、
>逆にいえば今回の下げは、買い時なんでしょうね。8976にとって二日続けてのストップ安。
>これでみんなが間違えてるならおいしいところなのかしら。
>Posted by 赤猫 at 2007年02月17日 19:22


僕はREITには好材料だと思います。
確かに短期的には他のREITにも飛び火して影響が出る可能性があります。
しかし、REITは既に高値で買わされているわけです。
この財務諸表を読んで購入している投資家から見ると、高値で買ったものを修正して差額を返金してもらえるならうれしい誤算なわけです。

さらに長期の視点で見ると、REITの問題点のひとつである、アレンジャー(今回で言えばダビンチ)との利益相反問題がいくらか緩和されるというメリットがあります。
すなわち、ダビンチなどの不動産流動化各社は、物件購入の出口戦略として、REITを使ってきたわけですが、EXIT価格に透明性が出てくるし、そもそも同一グループのREITに対してEXITができなくなると今後REITが物件を高値で押し付けられる可能性が少しでも減るかも知れません。この点でREITには好材料と言っているのです。

ちなみに僕もREITを保有しています。
利益相反問題もあり、PBRに対して10%程度下で購入することが妥当価格ではないかと思い、それ以下の水準で購入しています。(実際にとあるリートの購入価格は上場来最安値の1ティック上という神業的な買い方をしていました。)
ようするに、親会社に10%程度高く買わされていると判断して、10%程度安くなる局面を待って購入したのです。
だから現在の高騰局面で買おうとは思わないし、どっちかというと今は売りモードです。


>日本に信頼できる企業など存在するのでしょうか?
>会計審査に厳しいアメリカでもエンロン破綻のような事例があるくらいです。
>仮に存在しても政治が日本企業の足を引っ張っていそうです。
>Posted by KEN at 2007年02月16日 04:08

まあ、これを言ったらキリがないからねえ。
どんな正直な、どんなに規律が厳しいところでも、信頼できないことは起こるわけだから。政治家だって、学校の先生だって、聖職者だって信頼できないわけだしね。
最後は、信頼できる企業が見つかるように頑張って探すしかないでしょう。
上場企業は4000社近くあるので、少しくらいは信頼できる企業があるんじゃないでしょうか。

>アーバンの時にも感じたが、結局、このひと全然分かってないのね。
>SPC連結の件と、今回の件はまったく別物だよ。
>各社の決算書、決算説明資料ちゃんと読んで理解して書いてる?
>気になってのぞいてみたら、鬼の首をとったように、相変わらず酷いブログだ。
>わかんないなら、書くなよ!!
>(ちなみに、今回の件が問題なのは事実です。)
>Posted by 通りすがり at 2007年02月17日 12:11


SPC連結問題も、今回の処分も根っこは同じですよ。
どちらも、自社管理のSPC間での利益の付け替えをどう規制するかと言う部分では同じです。
SPC連結問題は、SPC自体を連結に取り込むことで、会計上の利益の取り込みのタイミングをセルアウトするまで遅らせようという発想です。
また、今回の処分は、そもそもSPC間の移動価格はもっと公明正大にやりなさいということでしょう。
今回の処分で、無茶な価格設定が抑えられるんであれば、良い処分だなと思います。
そもそも、川上、川中、川下なんていう言い方は、川下であるREITの投資家に失礼もほどがあると思いませんか?
とはいっても、ダビンチだけを処分するのは変だとは思いますが。。。

ちなみに決算資料を間に受けているとすれば、大きな勘違いを生みます。
会社自身が「悪いことしています」なんて、正直に言うことはありえませんから。
少し首をひねって読むくらいでちょうど良いでしょう。


>当時は、あえて突っ込みませんでしたが、
>えすさんは昨年、アセマネでロスカットしていますよね?
>何故保有しよう、と思ったのですか?
>Posted by M at 2007年02月16日 10:27

これは、Pletsさんの考えに感化されました。
僕は信頼できないなら保有しない。リスクは取らないというのが基本的な考え方です。
一方、Pletsさんは、そのリスクをわかった上で、安いなら買えばいいんじゃないかという考え方です。どうせ会計上の利益が出ていれば、投資家はPERを見て勘違いするわけだし、勘違いするなら株価はあがるから利益は取れるし、というわけです。

それもそうだな。と一瞬思っただけです。
でも、僕はやっぱり不器用なので、その投資法は向かないみたいです。
やっぱり自分にあった投資法が一番だと思った次第。

いい感じ

f48d6a8e.jpgゆきだるま
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「サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!」
著者:えす 出版社:マガジンハウス
2005年3月28日発売

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