800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2008年01月

1月末終了




1月末が終了しました。
今月(2008年1月)のパフォーマンスは、
543百万円→501百万円(月次▼7.4%)
でした。

ベンチマークは、
日経平均   15307円 → 13592円(▼11.2%)
ジャスダック平均 72.17円 → 62.61円(▼13.2%)
でした。

今月は厳しい月でした。
マイナスは予想通りですが、ベンチマークにはなんとか勝っています。
でもマイナスで勝ってもうれしくないですね。
月中大きく下げた時は、資産が4.3億円くらいまで減少し、全部売ろうかと本気で思うほどの下げでした。
今思うと、あの日がやはり大底になるのでしょうか。

とはいえ、月末には、ちょっとだけですが戻りの兆しが出てきたのは明るい兆候ですかね。

しかし、一月はつらい思い出しかないですね。
サブプライム問題にはじまり、日本政治の混乱。
1/22には、日経平均が12573円まで下がりました。
この日に比べると、平均で8%くらい上昇しているわけですね。


今年に入ってからボラティリティが大きい展開になっています。
また、市場の低迷は、もうしばらく続く可能性が高いのではないかと予想しています。

信用取引によるリバレッジは、極力使わない方針をもうしばらく通していきます。
そして、2〜3年程度の市場の低迷に耐えられるポートフォリオとし、噴き値は売りを徹底していきます。
向こう1年くらいは、市場で生き残って&いつくるかわからない次のチャンスに備えることを最大の目的としてのんびりやっていきます。

10年後こう変わる

あと、3日で休刊となってしまう日経金融新聞。
最後に本音トーク炸裂しまくりで、ここ数日本当に面白いです。

今日の特集は「10年後、金融こう変わる」
有識者が予想する10年後として、その中で印象が強いものをピックアップ
1.大手生損保が統合し、メガ保険誕生 77%
2.中国の金融機関が邦銀を買収 51%
3.ゆうちょ銀 メガバンクと経営統合 33%
4.個人金融資産の5割超が株式・投信運用に 39%
5.インド市場が時価総額で東京市場を抜く 38%
6.政治混乱で改革進まず、日本国債相場が暴落 40%
7.デノミを実施し、1ドル=1円に 15%
8.ソニーが本社を海外に移し、外国企業に 47%
9.日本企業のROE,米国の15%を越す 33%
10.時価総額で任天堂がトヨタを抜く 30%
11.世界時価総額トップ50から日本企業が消える 29%

起きて欲しいものと、起きないで欲しいもの。
難しいところですね。
中国の金融機関が邦銀を買収あたりは、起きるかも知れないねえ。意外と近いうちに。

また、ソニーの本社移転は、サンスターが本社機能を09年春にスイスに移そうとしている話なんかも出ています。
また、スミダなんかも、既に本社機能は香港に移していますよね。

うーん。
こういう時代に対応するために、僕は何をすべきなんだろうか。



ガソリン税は政治の試金石(複眼独眼)

ガソリン税は政治の試金石(複眼独眼)2008/01/24, 日経金融新聞
▼今国会の焦点はガソリン税だ。民主党小沢代表はガソリン税の暫定税率廃止を掲げ、福田首相を早期の衆院解散・総選挙に追い込む姿勢だ。国と地方合わせて約二兆六千億円になる歳入不足への対応方針も決め、民主党はガソリン税を政局にしようとしている。その背景には、海上自衛隊の給油活動より生活に密着するガソリンのほうに国民の関心があるという判断だ。
▼三十四年間も暫定税率で二十五円もガソリン価格は高くなっている。原油価格が上がっているので、庶民の生活を守るために暫定税率を廃止してガソリン価格を下げようというキャンペーンである。おそらくこれだけをいわれれば、多くの人はガソリン価格を下げるために暫定税率の撤廃に賛成するだろう。だが、それでよいのだろうか。
▼ガソリンは排ガスを発生させ、地球温暖化への悪影響にもなる。経済学では公害と同じ外部不経済といわれるものだ。その場合には課税して消費を抑制するのが理にかなっている。だからこそガソリンには世界各国でも課税されている。環境にうるさい欧州の国は日本より高いガソリン税になっている。
▼これから日本が温暖化対策で世界を引っ張っていこうとするときに、逆行する暫定税率の撤廃はまずいだろう。ただ自民党のように、今の特定財源という仕組みによりガソリン税でそのまま道路を造り続けるのもよくない。道路を造るときの世界標準は厳格な費用便益分析だ。それを使うと日本の道路計画の半分くらいは費用便益基準を満たさず無駄な道路になるという。
▼要するに、税金を取る方法も、税金を使う方法も世界標準で考えれば、ガソリン税の問題解決は容易だ。暫定税を環境のための炭素税に変え、一般財源化して、道路は厳格な費用便益分析を適用すればいい。日本の政治はこんな簡単な話ができないのか。(一葉)

*****************
1月24日の日経金融新聞のコラムですが、まさにこの通りですよ。
僕が言いたいことは。
ここまで言いたい事をスパッと簡潔にまとめてくださった執筆者の方はすばらしい。(確か、このコラムは匿名で新聞記者ではない人が書いているそうです。)

ガソリン価格は?と聞かれれば、そりゃ安いほうがいいです。これはほとんどみんな同じ意見はず。
一方で、このガソリン税が有効に活用されるなら、まあしょうがないかなと思っている人が多いのも事実なんですよね。
この問題(暫定税率問題)の本質は、
「もう道路はいらないよ。少なくとも今の半分くらいの予算で十分なはず。」
ってことにみんな気がついているから。

確かにこの暫定税率が設定された数十年前は、道路も整備されておらず、この税率に意味があった。しかし、これだけ道路ネットワークが整備され、どう贔屓目に見ても、道路予算が突出して多いのに政治家がこの利権を守るために必死になっている。
この姿を悲観しているのです。

一方で、民主党の主張が変なところは、道路に配分する予算は変えないなんて言うから、意味がわからない。
民主党が政権を取っても、やっぱり道路利権の問題は解決しないのかな。と多くの人が勘ぐってしまうから意外と盛り上がらない。

その点、このコラムでは、
・ガソリン税を(炭素税に変えて)一般財源化
・道路は、費用便益分析を適用(ようするに市場経済化)
・こんな簡単な事が言えない日本の政治家は、だからダメなんだと。
とシンプルにまとめている。

すばらしいね。

Nステの古館さんもこれくらい簡単に切って欲しいね。

週末にテレビに出てくる政治家を見ていると、必死を通り越して滑稽に見えてくる。
どうしてみんなここまで道路にこだわるんだろうか。。。
そこに深い闇があるんだろうなあ。

はっきり言ってわからんのですよ

昨日(1月22日)は記録的な暴落。なんと日経平均は13000円を割り込み、752円安の12,573.05円で引けた。
アジア各国も同様に下げまくり、インドではサーキットブレーカーが発動され、NYの先物の状況も暴落を示唆している。
こりゃ、明日も暴落だーと思うのが、まあ普通。
あの状況で買い向かっていける人を尊敬します。

今日は反発しましたが、予想通り(?)反発の力は弱く256円の上げで日経平均13000円も維持できず。
まあ、マイナスまで落ちなくて良かったなあというのが正直な感想。

>10. Posted by chart 2008年01月22日 16:50
>昨年8月に以下のような書き込みをさせていただきました。
>そのときは「尋常じゃない」と相手にされませんでしたが、いよいよ来るべき時が来たようです。

>>日経16500を割って長期上昇相場の青信号が黄色の点滅に変わったことが大きいように思います。
>>次は15500割れで完全な黄色信号、14000割れで赤信号となって、その先は11000くらいまでノンストップかもしれません。
>>確かに継続保有の是非を疑ってみるべき局面ではありますね。
>>Posted by chart at 2007年08月16日 21:35

>それにしても、14000割れ直前でフルインベスト、割れても即ロスカットせずに1年でも2年でも待つというのは、冷静さを欠いた投資判断ではないでしょうか?>日本の政治に希望が持てないのであれば尚更だと思います。


11000円までの下げを予想していたようで、すばらしい予想ですね。
14000割れ直前でフルインベストについては、結果としてやや早かったようですね。ハズレですね(笑)。
FRBがもう少し早く動いていれば、14000円割れの局面で止まっていたかも知れないじゃないですか。
日本政府が何か政治的に良い動きをしていれば、日本だけ株価が逆行高(ちょっと言いすぎかも知れないけど)していたかもしれないじゃないですか。

いいんですよ。だってどうせ短期の値動きはわかんないんだもん。
前にも書きましたが、僕は短期の値動きは苦手です。全く予想が当たりません。
下手に短期で予想に基づいて動くよりも、のんびりと自分の考えで動くほうが向いているようです。
予想がビシビシ当てられて機敏に動ける人を尊敬しますよ。マジで。

自信のある企業が、安いと思うなら買いでいいでしょう。
間違ったと思ったら損切りしますが、相場の流れに乗る必要はないと思っています。
相場の動きに合わせてのロスカットは考えていません。

そもそも、最近はポジションが大きくなりすぎて、小型株&集中投資中心の僕はロスカットは簡単にはできないです。買いもかなり分散して買っているしね。
この点では、現在の億円規模の資産での対処法が、下手なんでしょうな。

日本の政治については、ちょっと思っていることがあるので、近日また書きます。
(ヒントは小渕政権です。)


しかし、なんだか短期的には底値に近づいてきたような気がしてきた。
・評論家がみんな弱気になってきた。
・昨日の売られ方がセリングクライマックスっぽい。
・明らかに空売りの人たちの威勢がいい。
・ブログやなんかで全部投げたという人が増えてきた。
・アメリカが金融政策に本腰をいれようとし始めた。しかもブッシュは残りの任期が短いから、その間短期に効く政策を打ってくるかも
・福田首相が株価を気にしているような発言をしてきた(←これ以外と重要。売り方から見て変な政策が出てくる可能性があるかるからね)

そして、究極的には・・・


続きを読む

何が日本の足かせなのか

日本の株価はここ数ヶ月本当に冴えない動きが続いている。

日本の株価が大きく上がるきっかけを考えたとき、もっとも株価が上がる可能性があるイベントは。

ズバリ!

「道路特定財源の廃止 または、一般財源化」。
と考える。

今の日本が目指すべき方向性は、既得権層を解体して、努力した人が報われる活力ある社会にすることが必要であると思う。

努力しても、高い税金を取られて、この税金を有効に国のために使ってもらうならともかく、実際には役人の天下り給与として使われたりしている。
また、誰が見ても必要がないと思う道路や、ナンチャラ資料館みたいな建設に使われれている。
道路や資料館も欲しいと思っている人はだれもいなくて、実際には政治家の票集めや、役人の裏金捻出に使われている。
政治家が「必要な道路が完成しないから」みたいな建前を言っても誰も信じないのはこんな実態が多くの人にわかってしまっているから。

だから今の若者は働かないし、無気力なんだと思っている。
この状態では日本の景気は上向かないし、株価も上がらない。


今の日本政府の資金の流れを考えたとき、税金以外にも無駄なお金が流れる入り口がたくさんあることも問題がある。
・法人税・住民税・消費税などいわゆる税金
・社会保険という名目で集められている社会保険料
・郵貯を入り口とする財政投融資
・道路特定財源などの別名目で集められている税金

これらを極力一本化し、出口の蛇口を閉める。
そんな努力が今必要なのではないか。

郵政民営化によって、既得権の一部を解体するとともに、また、財政投融資の入り口である郵貯を民営化することで、入り口の一部を閉めることが出来た。
これは小泉元首相の大きな功績だと思う。

残っている大きな入り口の一つである道路特定財源は、他の財源に比べると入り口を閉めやすいはず。
道路公団も形はともかく民営化されてから少しずつ良くなっている。(と多くの人は感じているだろう。ETCの問題もそうだし、サービスエリアだって確実にサービスが良くなっている)

結局、外国人や投資家たちは、日本の活力の復活を待っている。
その第一歩である道路特定財源の一般財源化(または廃止)すらできなければ、日本は復活しないと考えても不思議はない。

道路特定財源の一般財源化(または廃止)が決まったら、借金してでも日本株を買うべき。
しかし、決まるまでのハードルは高い。
福田政権では改革は無理だということがはっきりした今、早期の政権交代を望む。

NHKのインサイダー取引

NHK株不正取引:カッパ株売買、3人で3分の1占める(毎日新聞ニュース)
インサイダー取引を行ったとされるNHKの記者ら3人が、カッパ・クリエイト社を巡るスクープ記事が閲覧可能になった昨年3月8日午後2時38分から大引けの午後3時までに、市場で売買された同社株1万5250株の3分の1を占める株式を買い付けていたことが毎日新聞の入手した文書で分かった。株価は22分間で13円も上昇しており、証券取引等監視委員会は3人の集中購入が証券市場に重大な影響を与えたとみている模様だ。

文書は昨年3月8日の東京証券取引所におけるカッパ社株の全約定を記載したもの。売買者名は分からないが約定の成立した時間、株価、売買株数が記載されている。

文書によると、午後2時38分の株価は1707円。その後いったん1703円に下げたほかは、ほぼ一本調子で上昇。大引けの午後3時、この日最高値の1720円をつけた。
この22分間でカッパ社株は75回売買され、総売買株数は1万5250株。このうち、勤務先から自宅に戻るなどして3人が買い付けた株は5000株を超えていたことが分かっており、全体の約3分の1を占めた。

午後2時37分までの22分間も株価は上昇したが、上げ幅は3円。総取引回数も37回、総売買株数も5850株にとどまっており、集中購入の与えた影響が浮き彫りになった。
株価は翌日1774円まで上昇。3人は保有株を売り抜け、10万〜40万円の利益を得たことが分かっている。【堀文彦】

 ◇ニュース放送前の株価と売買株数◇
   時 間         株価の推移    売買数
                (円)     (株)
13時52分〜14時14分 1706→1701 14650
14時15分〜14時37分 1704→1707 5850
14時38分〜15時00分 1707→1720 15250
※昨年3月8日。比較のため22分ごとに集計
***************************************

大胆な買い方だなあ。
これが初犯とは思えないね。
おそらく、過去に何回もインサイダー取引まがいのことを何度かやっていて、味をしめていたのだろう。

インサイダー取引の摘発事例はTOBが圧倒的に多い。
TOBは買い付け価格が明確なため、株価への影響をはかりやすく、摘発しやすいのだ。
その他のニュースは影響を株価に換算するのが難しいので、摘発が難しいらしい。
(例えば、業績上方修正だって、翌日株価が上がるとは限らないし。。)
倒産のニュースくらいだったら、株価の影響ははっきりしているけどね。

というわけで、この事件は氷山の一角だろう。

よく考えるとマスコミ関係には明らかにインサイダー情報が流れていることがある。
かつて、ITバブルのころ、ソニーが株式分割するという情報が流れていたし、大型のファイナンスについては、事前にマスコミに流れていることが多い。
何か旧態的なルールでマスコミに事前に情報を流しているという話を聞いた。

昨年も、三菱UFJ銀行が自己株式を買い付けるというニュースが会社発表前にニュースとして流れた(これって証取法の重要事実だよね?事前に漏れる企業の情報管理は問題にならないのか?)。

公正な市場の運営のためには、インサイダー取引は絶対にあってはならない。
これはマスコミにしても同じ。

情報管理の甘い会社は、コンプライアンスも甘い会社。
僕はそんな事も考えて銘柄選定のヒントにしている。




キャッシュゼロ

アメリカが下げたと言って下がり。
アメリカが上げたと言っても結局下がり。
好業績報道が出ても翌日には下がり。
減益の下方修正が出てもさらにストップ安。

何があっても下がり続けた日本市場。
ついに今日は日経平均が14000円を割り込みました。

新興市場も同じような状況で、年初は72.17だったジャスダック平均が今日の終値で66.11です。なんと8.4%の大幅マイナスです。

僕の資産も今日は急落しました。
久しぶりの5億円割れです。

しかし、ついに攻めに転じることにしました。
ここのところずっとキャッシュポジションを1割以上残していましたが、先週と今日でほぼ全額を買い付けに使いました。
この結果、キャッシュポジションがゼロになりました。
久しぶりのフルポジションです。

ここから下は買い下がりといきたいところですが、これ以上買えません。
買うとすれば信用取引を使うことになりますが、今回の相場は底知れない何かを感じており、信用取引での買い下がりは避けたいと思っています。
昨年後半から信用取引は短期の投機目的のみに使っており、ポジションを張らないように気を使っていました。(まあ、これが今も何とか生き残っている大きな理由だったりもするのですが。。)

というわけで、これ以上の下げは指をくわえてみているだけです。
現物なので、1年でも2年でも待ちます。

何か大きな好材料が欲しいところですが、今の政治の情勢に期待するのは難しいでしょう。

ビジネスモデルを考える-2(金融業)

久しぶりにビジネスモデルを考えるシリーズです。
前回はなんと2007年4月でした。。。


今日は金融業のビジネスモデルの違いを考えてみましょう。

具体的には、銀行・消費者金融といったいわゆる金貸し事業と、証券会社の違いを考えて見ましょう。

A銀行のビジネスモデルは、預金者から預金を集めて、そのお金を融資にまわし、その金利差で利益を稼ぐというビジネスモデルです。
銀行であるA銀行は、現在は、低金利のおかげで低い金利で預金集めをすることができます。
このため、低金利で貸し出しを行っても利益を出すことができます。
このスプレッド差以内に貸し倒れを抑えて経費を抑えることができれば、それが利益となるのです。
銀行融資というのは、一般的には長期的に継続されるものですから、銀行の収益モデルはストック型のビジネスモデルとなる傾向があります。

一方で、証券会社であるB証券のビジネスモデルは、収益の大半を売買手数料で稼いでいます。
顧客が売買してくれることで手数料が入るわけで、顧客が株を長期保有してしまった場合、手数料は入らないのです。
ただ、近年は証券会社も、売買手数料に依拠しないビジネスを目指す傾向があり、投資信託のような売買手数料以外の収益源も育成しており、ストック型収益を目指そうとしていますが、投資信託ですら回転売買させてしまう始末で、なかなかうまくいっていません。
元々が手数料依存体質なので、その発想が抜けないのでしょう。
この点で、証券会社のビジネスはフロー型であるといえます。


ここまでの説明でどっちのビジネスモデルが優れているかと聞かれると、ストック型である銀行のほうが良いのではないかと思うでしょう。

続きを読む

伊万里焼ー2

なんだかたくさんのコメントを久しぶりに頂きました。
盛り上がりましたね。
ここのところマーケットが盛り上がらないので、ちょっと新鮮なコメントの活況でした。


続きを読む

伊万里焼

今日の夜は久しぶりにテレビを見ていた。
”なんでも鑑定団”というお宝を鑑定する番組。

古伊万里焼の大皿が出品されていた。
伊万里焼の歴史なんかも、ちょっとやっていて大変勉強になった。
伊万里焼を佐賀藩主が大変気に入り、地元の特産品にしようと、製造法を秘密にして、生産に力を入れたということだ。
ただ、製造技術は、後に流出し、久谷焼など他の都市でも広まった。
まあそんな感じの話だった。

余談:お宝はそんな当時としては極秘の製造技術を記した大皿。
   世界ではオランダと伊万里の2枚しかみつかっていないらしい。
   結果は番組見てくだされ。


ふと思ったこと。
今の日本でなんでこれが出来ないのだろうか。

今の地方は、中央(東京)から税金をどうやって引っ張るかばかり考えている。
なんかあると、格差だとか、道路の財源だとか、新幹線だとかそんな議論ばかりしている。
結局、背景にあるのは、予算をどうやって地元に持ってくるか。それだけ。
自分でお金を生もうとしていない。

江戸時代でさえも、伊万里焼のような名産品を作り、自ら豊かになろうという工夫があった。
ひょっとすると、地方の活気がないのは、こういうところに原因があるんじゃないだろうか。
そしてそうなった結果、今の活気は江戸時代よりも劣るんじゃないだろうか。

今からでも遅くはないはず。
地方に特色のある都市を作り、名産品(名所でもなんでもいいけど)などの長所を作り、若者や人口を呼び寄せる。
そんな街づくりが必要だし、そんな街づくりができるのではないだろうか。
いや、なんで出来ないのか。

そんなことを今日思った。
このサイトが本になりました
bookcover
「サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!」
著者:えす 出版社:マガジンハウス
2005年3月28日発売

アマゾンのリンク

楽天ブックスへのリンク

BK1のリンク

ライブドアブックスへのリンク

メインWEBの紹介
メインWEB TOPページ−メインのウェブページです。コンテンツ増加中!

「ダウ先物、日経先物CME」

「投資にオススメな本」

「お得な情報」−応募するだけでお金がもらえる得する情報を厳選しています。上場企業の情報も得られます。
月別アーカイブ
最新コメント
記事検索
検索用
Amazon
楽天ブックス
160万アイテムから本探し!
1,500円以上で送料無料!