先日のエントリーでかんぽの宿のオリックスへの譲渡問題について書いた。
僕は、確かに少し勉強不足だった。
以下、コメントされていた保坂議員のブログより引用させていただく。
***********以下引用*********
この入札の経過をたどってみよう。1月13日の衆議院総務委員会理事会に提出された日本郵政作成の資料から時系列で追ってみたい。
2008年4月1日〜15日 譲渡候補先の応募についてホームページで告知(募集要項を配付)
2008年5月15日 入札参加表明応募を締め切り。27社が応募。
(※)27社の内訳 大手不動産会社5社 国内投資ファンド3社 ホテル運営会社5社 その他 レストラン運営等4社 海外投資ファンド10社
2008年5月中旬〜6月20日 応募者(27社)について、その信用力、ホテル運営実績等の予備審査を行い、第1次提案参加者を決定(22社)。22社にはかんぽの宿等事業に関する資料を配付。
2008年8月15日 第1次提案を締め切り、7社が応募(15社は辞退)
2008年8月中旬〜8月27日 7社の提案について、取得後の事業戦略、取得価格、従事する社員の取扱い等の審査を行い、3社によるデューディリジェンス実施。
2008年10月31日 第2次提案を締め切り。2社が応募(1社は辞退)
2008年11月上旬〜12月9日 2社の提案について、事業の継続・発展性、譲渡対価、社員の雇用確保等の内容を慎重に審査し、オリックス不動産株式会社を最終審査通過者に決定。
2008年12月中旬〜12月下旬 その後、同社と契約の詳細について交渉。
2008年12月26日 権利義務の包括承継等円滑な譲渡遂行の観点から会社分割(新設分割スキームに採用したため、総務大臣認可を条件として12月26日の取締役会決議を経て、オリックス不動産株式会社と株式譲渡契約を締結。
****************
・宮内氏が民営化委員をやっていたからといってオリックスを入札から排除すべきではない。
・また、公正な入札の結果、108億円という譲渡価格が最高価格であるなら、その価格が簿価より高くても安くても、文句を言うべきではない。
・個別譲渡よりも一括譲渡が高く売れると言うシュミレーションの末に、郵政会社が一括譲渡を決定したのであれば、一括譲渡でいい。
・「この時期に」というが、じゃあ(例えば)10年後に今より高く売れるのか?そんなことは誰にもわからない。
この点を咎めている 鳩山大臣の苦言は、的外れであると思っていた。
なぜならそれが市場経済だから。
しかし、引用文で書かれている通りに入札したのが”たったの2社”であるなら、公正な入札と言えるのだろうか。
しかも別記事では入札ではなく審査にて決定されたという情報もあるようだ。
「入札は公正に行われた」という西川氏の発言を僕は信じていたが、ちょっと雲行きが怪しい感じもしてきた。
最近は何が真実だかさっぱりわからない。
マスコミのせいなのか何かが狂っているのか。
僕は、確かに少し勉強不足だった。
以下、コメントされていた保坂議員のブログより引用させていただく。
***********以下引用*********
この入札の経過をたどってみよう。1月13日の衆議院総務委員会理事会に提出された日本郵政作成の資料から時系列で追ってみたい。
2008年4月1日〜15日 譲渡候補先の応募についてホームページで告知(募集要項を配付)
2008年5月15日 入札参加表明応募を締め切り。27社が応募。
(※)27社の内訳 大手不動産会社5社 国内投資ファンド3社 ホテル運営会社5社 その他 レストラン運営等4社 海外投資ファンド10社
2008年5月中旬〜6月20日 応募者(27社)について、その信用力、ホテル運営実績等の予備審査を行い、第1次提案参加者を決定(22社)。22社にはかんぽの宿等事業に関する資料を配付。
2008年8月15日 第1次提案を締め切り、7社が応募(15社は辞退)
2008年8月中旬〜8月27日 7社の提案について、取得後の事業戦略、取得価格、従事する社員の取扱い等の審査を行い、3社によるデューディリジェンス実施。
2008年10月31日 第2次提案を締め切り。2社が応募(1社は辞退)
2008年11月上旬〜12月9日 2社の提案について、事業の継続・発展性、譲渡対価、社員の雇用確保等の内容を慎重に審査し、オリックス不動産株式会社を最終審査通過者に決定。
2008年12月中旬〜12月下旬 その後、同社と契約の詳細について交渉。
2008年12月26日 権利義務の包括承継等円滑な譲渡遂行の観点から会社分割(新設分割スキームに採用したため、総務大臣認可を条件として12月26日の取締役会決議を経て、オリックス不動産株式会社と株式譲渡契約を締結。
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・宮内氏が民営化委員をやっていたからといってオリックスを入札から排除すべきではない。
・また、公正な入札の結果、108億円という譲渡価格が最高価格であるなら、その価格が簿価より高くても安くても、文句を言うべきではない。
・個別譲渡よりも一括譲渡が高く売れると言うシュミレーションの末に、郵政会社が一括譲渡を決定したのであれば、一括譲渡でいい。
・「この時期に」というが、じゃあ(例えば)10年後に今より高く売れるのか?そんなことは誰にもわからない。
この点を咎めている 鳩山大臣の苦言は、的外れであると思っていた。
なぜならそれが市場経済だから。
しかし、引用文で書かれている通りに入札したのが”たったの2社”であるなら、公正な入札と言えるのだろうか。
しかも別記事では入札ではなく審査にて決定されたという情報もあるようだ。
「入札は公正に行われた」という西川氏の発言を僕は信じていたが、ちょっと雲行きが怪しい感じもしてきた。
最近は何が真実だかさっぱりわからない。
マスコミのせいなのか何かが狂っているのか。