800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2010年09月

バンクとバンク

ソフトバンクの株価が好調に推移している。
一方でメガバンクの代表格である三井住友FGの株価は不調にあえいでいる。

そしてついに先週両社の株価が逆転した。
三井住友 2609円、 ソフトバンク 2650円です。

*株価の絶対金額を比較することに意味がないことは認識していますが、あえて絶対的な株価で比較しています。


リーマンショック直前の2008年9月末と2010年9月22日現在を比較すると以下のような感じ。
       08/9    10/9
ソフトバンク 1343円 → 2650円(約2倍)
三井住友FG 6300円 → 2608円(マイナス59%)

リーマンショック後、アイフォンの好調もあって順調に株価を上げてきたソフトバンク。一方、業績は好調なものの新BIS規制等をにらんだ資本増強問題が重石となって株価が下げ続けた三井住友FG。

会社としての勢いの差がそのまま株価に現れている典型になっている。
確かにアイフォンは好調だし業績は伸びている。
一方で銀行株は増資問題だけでなく、景気の先行き不安からも売られているのだろう。

しかし銘柄選択でここまで差がつくとは驚きだ。


ちなみに時価総額ベースでも接近してきていて、
三井住友 3.8兆円に対して、ソフトバンク 2.8兆円です。





以下はデータ分析:
時価総額:三井住友 3.8兆円、ソフトバンク 2.8兆円
売上:       3.1兆円、       2.7兆円
営業利益:     5580億円、      4658億円
自己資本:     4.9兆円、       0.47兆円

長期投資家のいない市場

久しぶりの登場です。
ここのところ投資はほぼ塩づけ状態で何もしていません。
特にブログをやめたつもりもなかったのですが、どうも書くモチベーションが下がっているのと、時間がなかなか取れないことで、3ヶ月近く間があいてしまいました。

というわけで久しぶりに思い立ったので書きます。

日本の市場は大きく低迷しているのは見ていれば誰もが感じるでしょう。
市場参加者の中に腰のすわった長期投資家らしい人の気配が感じられず、なんとなくプログラム売買のような上げ下げだけが目立つ市場です。

特にひどいのがジャスダックなどの新興市場ですね。
ジャスダックなどの新興市場は一部の銘柄を除いて非常に流動性が低いので、プログラム売買すら入ってこないため、大半の銘柄は異常な安値に放置された状態が続いています。
そんな中でしびれを切らした一部の投資家が安値で投げていくためじりじりと安値を更新していくような状態です。

ではこんな状況が解消されるトリガーはなんでしょうか。
過去を思い起こすと2002年の後半〜2003年前半くらいはこんな感じのマーケットだったように思います。2003年3月くらいにまず新興市場が底をうち、2003年5月にりそな銀行への公的資金注入などもあってマーケットは息を吹き返しました。
その後のマーケットの上げは皆さんも記憶にあるでしょう。
2003年ごろは、みずほやNKK(現:JFE)ですらつぶれると言われていたころです。

では現在2010年9月。当時に比べてどうでしょうか?
国内の景況感は2003年当時よりははるかに良いと感じます。当時はどの会社が潰れるかが話題の中心でしたが、現在メガバンクや大手鉄鋼会社がつぶれると思っている人は皆無でしょう。
国内で悪いと感じるのは政治の不安定さが最大の要因です。
政治の不安定さに起因して、国のソブリンリスクをみんなが感じており、年金不信等につながっているというのが最大のネガティブ要因だろうと認識しています。

一方、当時と大きく状況が違うのは米国の景気の悪化でしょう。
ただ、米国は自国の景気悪化に伴う株価下落をチャンスととらえる企業も増えており、M&Aの動きが加速しはじめているように思う。3PARのM&Aなんかは典型かな。
しばらくこの動きをはやしつつ、株価は上げるんじゃないかなと思ってみたりしています。
今後比較的名の知れた企業(たとえば、ヤフーとかRIMとかそのクラス)あたりが、サムソンに買われるとかそういう展開があればもう一段マーケットの上げは加速するかも。

欧州は2003年も2010年も景気がよくないので同じようなものかな。
アジアなど新興国は、2003年は見向きもされていなかったのが、2010年は重要なマーケットとして意識されており、当時とは明らかに状況が違います。(今のほうが良い)


となると、日本の株式マーケット復活の要素は、以下のあたりを予想しています。
・米国景気の回復(これは向こう1年くらいは厳しそう)
・日本の政治リーダーの交代(あってもおかしくない。個人的な希望はみんなの党渡辺党首の首相就任だがそうでなくてもマーケットに敏感な人が政治トップにくればそれで十分。)
・今、米国に来ている波(M&A合戦)が日本に上陸。理想的には誰もが知っているレベルの日本企業が中国の会社あたりに敵対的にTOBされると面白いと思っている。



日本のマーケットは今は重症だと思っています。
ただ一方で方向感が変わるのも一瞬だと思うので、そういう機微を見逃さないよにしたいと思っています。


ま、半分お遊び的な意見も入っていますがね。



このサイトが本になりました
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「サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!」
著者:えす 出版社:マガジンハウス
2005年3月28日発売

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