めずらしくソニーの話。
ちょっと前にエコポイントに乗っかってテレビを地デジに買い換えた話を書いた。
(ちなみに買ったのはSONYのこのテレビ)
で、次はハードディスクDVDを地デジ対応に買い換えようかなと思い始めている。
というのも、やっぱりテレビを地デジ対応の新しいものにしてみるとアナログ画質で録画したハードディスクの映像が見劣りするのだ。
これまでテレビの画質にはこだわらないと思っていたのだが、実際に画質を上げてみると結構気になるものだ。
諸先輩が「一度デジタルに移行すると、もうアナログ画質には戻れない」といっていたのだが、実際に自分で体験してみてようやく理解できた。
で、テレビをソニーにした関係もあって、地デジ対応のブルーレイHDDもまたSONYにしようかなと思い始めている。
候補はこれ。
とまあ、ここまでは前文。
今日の本題は、身近になったソニーと業績に対する考え方。
これまで僕のソニーの商品戦略に対するイメージは、
「先端的な付加価値の高い商品を高く売ることで、先端的な高いブランドイメージを維持する」だった。
まあ、そんなに外れていないと思う。
”先端的な高いブランドイメージ”を維持することで、ミドルクラスの商品も高く売れ、しっかり利益が確保できる。
これによって、高い収益性を確保して、世界トップメーカーの座を維持するという感じだろう。
僕はAV商品に関して、マニアではない。従ってハイエンド商品はあまり必要としてこなかったし、ミドルクラス商品は他社比較で価格が高く(コストパフォーマンスが悪くのほうが近いかな)、従ってソニーはあまり買わない。という循環となっており、あまりソニー商品を保有してこなかった。
ここ数年のソニーの凋落は、「先端的な付加価値の高い商品の提供ができなくなったこと」が最大の原因で、これによってブランドが維持できずミドルクラスの商品が高く売れなくなってきたという解釈をしていた。
付加価値の高い商品を提案できていないのは、ソニー自身のクリエイティビティが落ちてしまっていること(ソニーも普通の大企業になってしまったということか)に加えて、やはり本当の意味での革命的商品が減ってきているんだろう。
とはいえ、アップル社のように革命的商品が各業界を駆逐していくという事例も十分に散見しており、実際にはソニーそのものの開発力が落ちているのが一番大きな凋落原因なのだろう。
長くなったが、話を戻す。
今回僕が SONYのこのテレビ
を買ったのは、コストパフォーマンスが良かったから。
そうなのだ。簡単に言えば、テレビについて言えばソニー製品の価格が落ちてきて他社と同じくらいの価格になっているのだ。(ソニーが液晶パネルをサムソンから購入しているという話はもちろん認識しています)
この状況って、どう理解すべきなのか悩んでいる。
「ソニーも普通の会社になってしまった。もうブランドでは売れず価格で勝負する普通のメーカーに成り下がってしまったので、従来のような高い付加価値は望めない。」
となると ①付加価値の出ないソニーの業績低迷は続く。と考えるべきなのか。
それとも、 ②量販体制に乗り出したソニーは戦略を転換しており、利益率は下がるものの量でカバーしていくことで、利益は回復する。と考えるべきなのか。
さらに、こんなシナリオ ③テレビを安く販売することでネットワーク効果を狙い、PSP、ネットワークWM、ブルーレイ、VAIOなどの販売につなげていく。(両方ソニーを買うとこんなことができますよ的な売り方。僕はこれがあるからブルーレイもソニーにしようと思っている) も考えられる。
こんなことをいろいろと妄想しながら、IR資料を読み会社の戦略との整合性を探る。そんな作業も楽しい。
ちょっと前にエコポイントに乗っかってテレビを地デジに買い換えた話を書いた。
(ちなみに買ったのはSONYのこのテレビ)
で、次はハードディスクDVDを地デジ対応に買い換えようかなと思い始めている。
というのも、やっぱりテレビを地デジ対応の新しいものにしてみるとアナログ画質で録画したハードディスクの映像が見劣りするのだ。
これまでテレビの画質にはこだわらないと思っていたのだが、実際に画質を上げてみると結構気になるものだ。
諸先輩が「一度デジタルに移行すると、もうアナログ画質には戻れない」といっていたのだが、実際に自分で体験してみてようやく理解できた。
で、テレビをソニーにした関係もあって、地デジ対応のブルーレイHDDもまたSONYにしようかなと思い始めている。
候補はこれ。
とまあ、ここまでは前文。
今日の本題は、身近になったソニーと業績に対する考え方。
これまで僕のソニーの商品戦略に対するイメージは、
「先端的な付加価値の高い商品を高く売ることで、先端的な高いブランドイメージを維持する」だった。
まあ、そんなに外れていないと思う。
”先端的な高いブランドイメージ”を維持することで、ミドルクラスの商品も高く売れ、しっかり利益が確保できる。
これによって、高い収益性を確保して、世界トップメーカーの座を維持するという感じだろう。
僕はAV商品に関して、マニアではない。従ってハイエンド商品はあまり必要としてこなかったし、ミドルクラス商品は他社比較で価格が高く(コストパフォーマンスが悪くのほうが近いかな)、従ってソニーはあまり買わない。という循環となっており、あまりソニー商品を保有してこなかった。
ここ数年のソニーの凋落は、「先端的な付加価値の高い商品の提供ができなくなったこと」が最大の原因で、これによってブランドが維持できずミドルクラスの商品が高く売れなくなってきたという解釈をしていた。
付加価値の高い商品を提案できていないのは、ソニー自身のクリエイティビティが落ちてしまっていること(ソニーも普通の大企業になってしまったということか)に加えて、やはり本当の意味での革命的商品が減ってきているんだろう。
とはいえ、アップル社のように革命的商品が各業界を駆逐していくという事例も十分に散見しており、実際にはソニーそのものの開発力が落ちているのが一番大きな凋落原因なのだろう。
長くなったが、話を戻す。
今回僕が SONYのこのテレビ
そうなのだ。簡単に言えば、テレビについて言えばソニー製品の価格が落ちてきて他社と同じくらいの価格になっているのだ。(ソニーが液晶パネルをサムソンから購入しているという話はもちろん認識しています)
この状況って、どう理解すべきなのか悩んでいる。
「ソニーも普通の会社になってしまった。もうブランドでは売れず価格で勝負する普通のメーカーに成り下がってしまったので、従来のような高い付加価値は望めない。」
となると ①付加価値の出ないソニーの業績低迷は続く。と考えるべきなのか。
それとも、 ②量販体制に乗り出したソニーは戦略を転換しており、利益率は下がるものの量でカバーしていくことで、利益は回復する。と考えるべきなのか。
さらに、こんなシナリオ ③テレビを安く販売することでネットワーク効果を狙い、PSP、ネットワークWM、ブルーレイ、VAIOなどの販売につなげていく。(両方ソニーを買うとこんなことができますよ的な売り方。僕はこれがあるからブルーレイもソニーにしようと思っている) も考えられる。
こんなことをいろいろと妄想しながら、IR資料を読み会社の戦略との整合性を探る。そんな作業も楽しい。