現在販売中の2018年2月号日経マネー「投資のお悩み相談室」に執筆しました。この原稿を書いたのは、1月中旬だったのですが、2月の下げ相場は予想通り上手に逃げられませんでしたとさ(涙)
下げ相場の対処は難しいですねえ。。
お題:
「下げ相場で大きく運用資産を減らないために、どのような対策を講じたらいいでしょうか」
個人投資家の良いところは、資産運用は義務ではないということです。下げ相場で大きく運用資産を減らさないには、株などのリスク資産を保有しないことが最高の対策です。ようするに休めばよいのです。
ではどうやって下げ相場だと知るのでしょうか。そこが予言できれば皆さん億万長者です。下げ相場がいつかわからないから苦労するのです。
僕自身のお恥ずかしい話になりますが、後から見れば明確な下げ相場であったリーマンショックの時ですら、渦中にいると「下げ相場だから全部売ろう」という判断ができませんでした。実は、リーマンショックの少し前、ベアスターンズ危機のあたり(2008年3月ごろ)で相場の変調を予感して、現金ポジションを厚くするとともに売りポジションを保有していました。
しかし、2008年4月〜6月は予想に反して株価はジリジリと上げていくのです。5月にはベアスターンズがJPモルガンに救済され、また日本の金融機関はサブプライムローンをほとんど保有していないことが報道されます。
あれ?おかしいな。ひょっとして今回の危機はそんなに大きくないんじゃないか。そんな予感がして、現金比率を少し下げ、信用売りも解消しました。
そして、9月のリーマン破綻後の下げに立ち向かい爆死したというわけです(大泣)。
<2008年1月〜2009年ごろの日経平均のチャートとか入りますかね?>
さて、昔話はこの辺にして。
僕が、下げ相場のヘッジ方法として最近試しているのは、ダブルインバースETF(1357)の購入です。中小型株の長期投資を主戦場とする僕の売買スタイルは一度手放すと再度買い戻すのが難しい銘柄ばかりです。そこで下げ局面だなという時にダブルインバースETFを少し買っておくようにします。ダブルインバースETFであれば流動性もばっちりで一時的な下げ相場しのぎになります。
資産全体に対する影響は小さいですが、下げ局面で含み益がある銘柄を保有してヘッジできるということはありがたいことです。
でも僕は下げ相場に上手に立ち回れる自信はありませんね。
<結論>
下げ相場はリスク資産を保有しないことが最大の対策。
しかし「下げ相場がいつか」を知ることが難しい。


