8月20日に発売されるダイヤモンドザイに掲載される予定の、注目銘柄を先行して公開します。
20万人の読者が知る前にチェックしてみてください。

1710 ジェイオーグループホールディング
元フットワーク建設(破綻したフットワークエクスプレスの子会社)を事業再編によってホールディングカンパニー化。アセット・マネジャーズ傘下で再建中。
不動産流動化会社と建設会社は事業面での相性が良いと思います。不動産のバリューアップには建設(建築?)のノウハウは欠かせないため、不動産バリューアップノウハウを持つ建設会社のナレッジは、アセットマネジャ−ズにとって非常に魅力的です。アセットマネジャーズに限らず、不動産流動化関連の民間建築にフォーカスした場合、業績変化への期待度は非常に高いものになります。
同様の再建銘柄では、ジェイブリッジ(9318)という会社が、業態転換後に大幅に業績を伸ばし、株価を上げていますが、ジェイブリッジ程度(時価総額920億円)に大化けするポテンシャルが有ると考えます。
にも関わらず株価は、PBR1倍割れ時価総額100億円以下に放置されています。
もちろん、再生がうまくいかない可能性もあるのでハイリスク型銘柄と考えてください。
リスク:事業再生がうまくいかない可能性があること(ハイリスク)

2371 カカクコム
インターネット価格比較サイト最大手。
インターネットビジネスはユーザーが集まらないところでやっても絶対にうまくいきません。その点カカクコムは、既に多くのユーザーを集めており、圧倒的な知名度とユーザー数を生かしたビジネス展開が可能と考えています。
ヤフーよりもユーザー数・知名度では劣りますが、時価総額100分の1と圧倒的に割安な点は魅力です。知名度が100分の1ということはないですからね。
また、同レベルのネット系企業(ぐるなび、DeNA)の時価総額と比較しても約半分です。ただし、ぐるなび、DeNAの株価が上がりすぎという考えもあるので、この両社との間でどういう形の裁定取引が働くかはわかりません。
インターネットビジネスが伸びていくのであれば、時価総額が低いカカクコムに株価上昇のチャンスがあるでしょう。
リスク:その他のインターネット銘柄の株価が下がって、カカクコムと同レベルまで落ちてくること。(ミドルリスク)

4340 シンプレクス・テクノロジー
金融関連に特化するシステム開発会社。
証券会社向けディーリングシステム開発をほぼ独占しています。外資系出身の優秀な経営陣に対する期待度は高く業績の伸びも文句ありません。また圧倒的に利益率が高いため、赤字になる心配はほとんど無いと考えて良いでしょう。ただし、売上規模(45億円)が小さく、知名度が低い点がスター銘柄に不足している点でしょうか。逆に売上規模が小さいことで成長余地が大きい点は魅力的です。金融再編関連の隠れた本命銘柄になる可能性有ります。
リスク:開発プロジェクトで失敗すること。かつてのフューチャーシステム(4722)と若干ダブって見えます。(ミドルリスク)

4464 ソフト99
カーワックスの老舗。
1株純資産3467円に対して、PBR0.6倍と十分に割安。資産内容も全く問題なく、現預金と土地の価値だけで今の株価は割安。
加えて毎年10億円前後の利益を安定的に計上している。
カーワックスのイメージが強いが実際の収益源は、半導体関連に移行しておりこの部門は成長している。
豊富な手元資産を活かした業務拡大策や株主還元に乗り出せば水準訂正は早いだろう。
リスク:経営陣のIR意識が低く、株主に対する意識が明らかに低いのがネック。永遠に資産が有効活用されない可能性があります。(ローリスク)

4776 サイボウズ
グループウェア「サイボウズオフィス」を展開するグループウェア最大手企業。
これまでは売切型のライセンス販売で業績の伸びが止まっていたが、大手企業向けバージョン「ガルーン」の拡販に成功し、年間ライセンスで収益力が安定。(大手企業向けライセンスは保守料として販売価格の20%を毎年チャージしている)
アナリストや多くの投資家が過去のイメージで判断し、安定収益ビジネスに移行できたことに気がついていない今は大きな投資チャンス。
また、同社ビジネスユーザーは200万人で、これを活かしたビジネスに転換できれば大変身する可能性がある。単純計算で1人100円/月 獲得できるインターネットポータルビジネスを展開できれば、年間24億円!はまれば第二のヤフー、グーグルになるポテンシャルは十分に持っている。
現在の売上高47億円のサイボウズにとってインパクトは大きい。
マイクロソフトに対抗できる数少ない日本発のソフト会社としても期待しています。
リスク:ビジネスの展開が遅いこと。本気で200万人のユーザーを生かしたビジネスを展開しようとしているのかがはっきり展望が見えない。(ローリスク)

6773  パイオニア
ご存知AVメーカー。プラズマテレビなどの特許に強みがある。
パナソニックとのマーケティング競争に負け、大幅に業績悪化してしまい、株価は最悪期。しかし、力のある会社なので、必ず復活してくると予想する。
特にプラズマテレビ系の技術や有機EL系技術は、かなり先行しておりうまく経営できれば復活は可能。
時間はかかると思うが、安全な投資をしたい人向け。
株価はPBR1倍を割れ、10年前の倒産危機だったころと同水準の株価でまさに底値圏。
リスク:業績が回復しないこと。外資等に身売りされる危険もある。有利子負債がここ数年で大幅に増加しているのが気になる。(ミドルリスク)

6867  リーダー電子
電機計測器メーカー。
地上波デジタル放送用計測機器で高いシェア。地上波デジタルへの移行が本格化して話題が増加する2〜3年後に業績&株価が大きく伸びそう。
実質無借金でPBR1倍割れ、配当利回り2%超と財務体質安定している。
リスク:地上波デジタル放送用計測機器のマーケットが正直どれくらいあるのかわからない。(それでも収益は安定しているので大丈夫か?)マーケットメイク銘柄で流動性に難点。明らかに小型株なので、今の地合で株価上昇の可能性は低い。(ローリスク)

9437 NTTドコモ
携帯電話最大手。今年の夏は、日本の本格的な景気回復への期待感から、大型株が活躍する可能性が高いと考えています。
その中でも、PER10倍台まで下がった同社への期待度は高い。大幅な成長は望めないが、安定した収益力と安定したキャッシュフロー、実質無借金というすばらしい財務内容、高い配当利回り(約2.5%)、圧倒的なブランド力などを加味すると、明らかに現在の株価は底値圏です。
今後、豊富なキャッシュフローを生かした自社株買いや配当政策を継続できれば、株価は大きく上がるでしょう。
ウォーレンバフェットが好みそうな銘柄でもあります。
リスク:来期以降に携帯電話競争が激化して、収益が大幅に減少すること。特にソフトバンクが参入してきた場合は、リスクになります。(AUとかは大したリスクではないです。)(ミドルリスク)

9609  ベンチャーリンク
フランチャイズ支援会社。かつては、牛角、サンマルク、ガリバーなどのFC展開を支援した会社。クインランド、アガスタなど多数のベンチャー企業経営者を輩出しており、従業員の育成に魅力がある。かつてのリクルートのような社風の会社なんだろう。
現在業績は最悪だが、概ね膿みは出し切った感じはある。
最悪の業績の中で、新規事業に資金を投じている姿は感動すら覚えますが、この新規事業が花開くかどうかは、現時点ではなんとも言えません。
創業社長が社長に復活し、建て直しを図っていますが、かつての栄光は取り戻せるのでしょうか?
リスク:倒産する可能性は、ある程度視野に入れたほうが良いでしょう。(超ハイリスク)

上記の9銘柄が今の注目銘柄です。

なお、ザイに掲載されるのは、上記のうち5銘柄です。(僕はどれが載るか知っていますが、あえて書かないです。雑誌を見てのお楽しみと言うことで。)

これらの銘柄は、今持っている銘柄&保有していないが注目している銘柄です。この原稿を書いたのは7月の終わりなんですが、その時と比較して既に株価が動いてしまっているので、株価水準等はご自分で確認してみてください。

また、今の流れは、大型株それも日本の主力になるような超有名株に売買が集中していますので、小型株はパフォーマンスがよくないかもしれませんね。

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