株主総会シーズンがいよいよ佳境に入っている。
議決権行使書が大量に送られてきているので、せっせと議決権を行使しているのだが、基本的にはネットで行使している。

そこで面白いことに気がついた。

3月決算の中で早めに(6月11日までに)招集通知が送られて来る会社は、ネットで議決権行使ができる会社が大半だった。
逆に招集通知が送られてくるのが遅めの会社はネットで議決権行使できない会社が多かった。

そう。総会日とネット議決権行使の有無には一定の相関関係があったのだ!!


これは何を意味しているんだろうか?


招集通知が早めに送られてくる会社は、集中日(6月29日)を避けて早めに株主総会を実施している。今週か来週でも週の前半に株主総会が行われるということだ。
こういう会社は、株主に議決権行使や総会出席を促しているということであって、株主の事を考えて、ネットで議決権行使ができるようにしている可能性が高い。(というか大半がそうだった)

逆に招集通知が遅めに送られてくる会社の大半が、株主総会は集中日開催。ようするに株主に来て欲しくない。こういう会社は株主の利便性を無視してネットでの議決権行使ができるようになっていない。

総会日(集中日かどうか)や、ネットでの議決権行使ができるかどうかだけでも、株主重視か軽視かという企業の姿勢が透けて見えるのが面白い。

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