保有株のダンロップスポーツ(7825)が、住友ゴム(5110)との合併を発表しました。
プレスリリース

合併比率は、1:0.784なので、住友ゴムの終値(1771円)から計算した株価の理論値は1388円(本日終値1245円)になります。
ダンロップスポーツの本日(8/29)終値が1245円だったので、11%のプレミアムということになります。

住友ゴムはダンロップスポーツの株式を60%以上保有していますので、合併の成立はほぼ間違いないところでしょう。

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ダンロップスポーツの会社設立は2003年。住友ゴム社からスポーツ事業部をスピンアウトする形で会社が設立されました。
2006年10月には東証一部に上場。上場時の公募価格は1900円でした。
上場後株価は低迷します。リーマンショックの後は、ゴルフ関連ということで特に株価は低迷をしていました。ただ、株主優待にゴルフボール(またはテニスボール)をつけていたこともあり、長期保有のホルダーが多かった銘柄でもあります。私自身も株主優待でもらえるゴルフボールを目当てに長期保有しておりました。

一方で、上場後にダンロップスポーツは大きなチャレンジをしています。
2007年12月、米国のゴルフクラブメーカーであるクリーブランド社の買収を行いました。クリーブランドはウェッジに定評のあるメーカーで、米国を中心に世界に販路を持っています。ダンロップスポーツは、国内ではトップブランドではありましたが、海外市場はなかなか出ていけない状況が続きました。
クリーブランドの販路を使って、海外に拡大しようという意図も見えたので、個人的には応援していた銘柄だったのです。

しかし、残念ながら米国での市場拡大はなかなか実現できませんでした。
2008年のリーマンショックにより、米国(世界)のゴルフ市場は大きく縮小しました。
また、2015年には株主優待を廃止したことで株価の大幅な下落を余儀なくされました。

また、米国での拡大が出来なかった理由の一つにダンロップの商標権の問題があります。
ダンロップというのは元々英国のタイヤメーカーでして、海外での商標権は英国のメーカーが保有しています。そのためダンロップスポーツは海外でダンロップの名称を使えず、SRIXON(スリクソン)という新ブランドを立ち上げて展開しようとしていたのです。
2017年4月に、商標権の問題を解消すべく、ダンロップの世界での商標権を獲得し、これから世界に再度チャレンジという感じの状況でした。

というタイミングでの合併はちょっと残念な感じではありますが、親会社から見たらここが取り込みの好機でもあり、合併は十分に予想された展開ではありました。

個人的には1000株のみの保有でもあり、40万円くらいの利益になりそうです。
(一句)夢を見て、ボールもらって、40万。
〜失礼しました〜