亀井氏のエントリには多くのご意見を頂いた。
批判的なものもあったが概ね好意的だったと解釈している。
僕も中小企業向け融資が回っていないこと自体は問題があると思っている。
ただ、だからといって民間の銀行に返済猶予を要請するのはどう考えても時代錯誤だ。(=個人的にはこういう役割を政府系銀行が担うべきだと思うけどね。この点で新銀行東京は秀逸。あれは最初から数千億円損失を出すつもりの銀行だよね?)
これって、鎖国時代の発想だ。
高度成長期までの日本は、言葉の問題や自由貿易ができなかったなごりやなんかで、海外企業が日本に入ってくるのはなかなか難しかった。
しかし、牛肉とオレンジあたりを境に貿易は自由化された。(1985年くらい?)
そして多くの産業が外資にも開放され、完全なグローバル競争に取り込まれることになった。
海外企業が日本に入ってくる前であれば、官僚による統制は非常に効いていたと思う。全ての競争相手は日本企業で、その全てが官僚の言う事を聞いてくれたからだ。亀井さんの発想はこの時代の名残である。
現代は全く違う。完全なグローバル競争の時代。
日本の企業だけが、変なルールに嵌められて動けなくなった瞬間に国際競争からは取り残される。
そして国際競争に負け、国内の雇用は壊滅するだろう。
亀井さんの発言を実現するためには、日本を鎖国するしかないはず。自由競争化で実施したら最悪の結果になるのは目に見えている。
とはいえ一方で日本を鎖国して(また企業も海外進出をあきらめて)、身の丈にあった経営を行い、昔のようなのんびりした日本を実現するという発想も全く無いわけではない。確実に生活レベルは落ちるだろうがそんなことはお構いなしに自由に生きるという選択もありえるとは思っている(ヨーロッパ諸国(フランス、イタリア)のようなイメージかな)。
亀井さんの発言だけでなく、官僚・政治家の発言には、鎖国的発想が多い。
派遣労働の禁止なんかもその典型だ。
おそらく、派遣労働を禁止したら、日本企業は工場を海外に移転する。少なくとも景気が良くなって雇用を拡大する局面になったときのクッションになる部分は海外に持っていくだろう。そうなると、日本は景気拡大局面を謳歌できない低成長の国になってしまう。
企業や国民は、嫌でもグローバル競争に取り込まれている。
官僚や政治家には新しい発想に期待したい。
批判的なものもあったが概ね好意的だったと解釈している。
僕も中小企業向け融資が回っていないこと自体は問題があると思っている。
ただ、だからといって民間の銀行に返済猶予を要請するのはどう考えても時代錯誤だ。(=個人的にはこういう役割を政府系銀行が担うべきだと思うけどね。この点で新銀行東京は秀逸。あれは最初から数千億円損失を出すつもりの銀行だよね?)
これって、鎖国時代の発想だ。
高度成長期までの日本は、言葉の問題や自由貿易ができなかったなごりやなんかで、海外企業が日本に入ってくるのはなかなか難しかった。
しかし、牛肉とオレンジあたりを境に貿易は自由化された。(1985年くらい?)
そして多くの産業が外資にも開放され、完全なグローバル競争に取り込まれることになった。
海外企業が日本に入ってくる前であれば、官僚による統制は非常に効いていたと思う。全ての競争相手は日本企業で、その全てが官僚の言う事を聞いてくれたからだ。亀井さんの発想はこの時代の名残である。
現代は全く違う。完全なグローバル競争の時代。
日本の企業だけが、変なルールに嵌められて動けなくなった瞬間に国際競争からは取り残される。
そして国際競争に負け、国内の雇用は壊滅するだろう。
亀井さんの発言を実現するためには、日本を鎖国するしかないはず。自由競争化で実施したら最悪の結果になるのは目に見えている。
とはいえ一方で日本を鎖国して(また企業も海外進出をあきらめて)、身の丈にあった経営を行い、昔のようなのんびりした日本を実現するという発想も全く無いわけではない。確実に生活レベルは落ちるだろうがそんなことはお構いなしに自由に生きるという選択もありえるとは思っている(ヨーロッパ諸国(フランス、イタリア)のようなイメージかな)。
亀井さんの発言だけでなく、官僚・政治家の発言には、鎖国的発想が多い。
派遣労働の禁止なんかもその典型だ。
おそらく、派遣労働を禁止したら、日本企業は工場を海外に移転する。少なくとも景気が良くなって雇用を拡大する局面になったときのクッションになる部分は海外に持っていくだろう。そうなると、日本は景気拡大局面を謳歌できない低成長の国になってしまう。
企業や国民は、嫌でもグローバル競争に取り込まれている。
官僚や政治家には新しい発想に期待したい。

