日本の株価は意外と強いんじゃないかっていう気がしてきた。
その根拠はいくつかある。
1.保有株式の評価損について
大半の企業や金融機関は2003年3月期に評価損を計上している。
単純計算で言えば、追加投資がないとすれば、2003年3月期のさらに半値以下になっていなければ、保有株式の評価損が計上されることはない。
その当時の株価水準と、現在の株価水準を比較すると。
2003年3月末の日経平均の株価水準は、7972円。(2009年3月10日ごろの水準で7200円 ▼9.6%。現在は9291円)
2003年3月末のジャスダック平均の株価水準は、39.06。(2009年3月10日の水準で38.47 ▼1.5%。現在は 48.09)
また、個別銘柄で見ても
2003年3月末 2009年3月10日ごろ 2009年7月9日現在
みずほ 96.8円 ( 180円 206円)
トヨタ 2635円 ( 3000円 3400円)
ソニー 4200円 ( 1700円 2250円)
その2003年3月期に大半の投資有価証券の減損処理は終了していると仮定すると今後に減損会計を迫られそうなのは、少ないはず。そう考えると、今後のインパクトは小さい。
もちろん、個別には大きく下がっている銘柄や、破綻している企業等もあるので、一概には言えないが全体感としては保有株式の評価損の影響は2003年ほどのインパクトは無いと見る。
(ただし、銀行は特別で保有株式の含み損益を一部自己資本に充当しているので、自己資本の目減りがBIS規制にインパクトを与えてしまう。これはストレートに貸し出し余力の増減に響くので株価の上下がインパクトがあるはず。)
2.地獄の底を見た強さ
日本経済は1997〜98年の山一、長銀の破綻。2003年のメガバンク危機と大きな危機があった。僕の世代を含めた大半の人たちは、あの時に比べて経済の状況がそんなに悪くないと感じているのではないか。
あの時は本当に不景気だった。あの時の恐怖に比べて深刻ではないと感じているはず。
また、あの時の不景気のレベル感からすると、だいたいあとどれくらい下り坂が残っているかも見えるし、そこまで下がったとしても、ひとたび景気が戻れば復活はできるんだということはみんな感覚的にはわかっているはず。
そういう意味では本当の地獄の底がどのあたりにあるかはわかっている。
アメリカはここ20年くらいは大きな危機がなかったので、地獄の底がどの辺りなのか。どの辺りまでは耐えられるのかの感覚は無い。この点は恐怖に違いない。
さらに一段悪化すると思うから恐怖なのだ。
もうこれ以上は下がらないだろうという状況の時は案外落ち着いていたりするもんだろう。
若干、楽観論ではあるが、そういう期待をこめている。
*実はこの文章は3月10日ごろに書いた文章をアップするのを忘れていたものをちょっと修正したもの。
あとから考えると、3月10日ごろはほぼ底値なんだよね。面白いもんだ。
その根拠はいくつかある。
1.保有株式の評価損について
大半の企業や金融機関は2003年3月期に評価損を計上している。
単純計算で言えば、追加投資がないとすれば、2003年3月期のさらに半値以下になっていなければ、保有株式の評価損が計上されることはない。
その当時の株価水準と、現在の株価水準を比較すると。
2003年3月末の日経平均の株価水準は、7972円。(2009年3月10日ごろの水準で7200円 ▼9.6%。現在は9291円)
2003年3月末のジャスダック平均の株価水準は、39.06。(2009年3月10日の水準で38.47 ▼1.5%。現在は 48.09)
また、個別銘柄で見ても
2003年3月末 2009年3月10日ごろ 2009年7月9日現在
みずほ 96.8円 ( 180円 206円)
トヨタ 2635円 ( 3000円 3400円)
ソニー 4200円 ( 1700円 2250円)
その2003年3月期に大半の投資有価証券の減損処理は終了していると仮定すると今後に減損会計を迫られそうなのは、少ないはず。そう考えると、今後のインパクトは小さい。
もちろん、個別には大きく下がっている銘柄や、破綻している企業等もあるので、一概には言えないが全体感としては保有株式の評価損の影響は2003年ほどのインパクトは無いと見る。
(ただし、銀行は特別で保有株式の含み損益を一部自己資本に充当しているので、自己資本の目減りがBIS規制にインパクトを与えてしまう。これはストレートに貸し出し余力の増減に響くので株価の上下がインパクトがあるはず。)
2.地獄の底を見た強さ
日本経済は1997〜98年の山一、長銀の破綻。2003年のメガバンク危機と大きな危機があった。僕の世代を含めた大半の人たちは、あの時に比べて経済の状況がそんなに悪くないと感じているのではないか。
あの時は本当に不景気だった。あの時の恐怖に比べて深刻ではないと感じているはず。
また、あの時の不景気のレベル感からすると、だいたいあとどれくらい下り坂が残っているかも見えるし、そこまで下がったとしても、ひとたび景気が戻れば復活はできるんだということはみんな感覚的にはわかっているはず。
そういう意味では本当の地獄の底がどのあたりにあるかはわかっている。
アメリカはここ20年くらいは大きな危機がなかったので、地獄の底がどの辺りなのか。どの辺りまでは耐えられるのかの感覚は無い。この点は恐怖に違いない。
さらに一段悪化すると思うから恐怖なのだ。
もうこれ以上は下がらないだろうという状況の時は案外落ち着いていたりするもんだろう。
若干、楽観論ではあるが、そういう期待をこめている。
*実はこの文章は3月10日ごろに書いた文章をアップするのを忘れていたものをちょっと修正したもの。
あとから考えると、3月10日ごろはほぼ底値なんだよね。面白いもんだ。

