ほりえもん裁判の地裁判決がでました。
懲役2年6ヶ月の実刑判決でした。
注目された執行猶予はつかず、厳しい判決だなというのが率直な感想です。
ちなみに、
カネボウ社長、懲役2年(執行猶予3年)
西武の堤会長、懲役2年6ヶ月(執行猶予4年)
長銀社長、懲役3年(執行猶予4年)
ヤオハン社長、懲役3年(執行猶予5年)
山一證券社長、懲役2年6ヶ月実刑 → 2審で懲役3年(執行猶予5年)に減刑
この判決だけを見る限り、裁判所の判断は、
ライブドア>西武>カネボウ
だという判断なのでしょうか。
今回ライブドア事件では、証券取引法の有価証券報告書の虚偽記載と、風説の流布という非常に判断が難しい罪状でした。
過去の証券取引法の判決と比較して、非常に厳しい判決と言えるでしょう。
今回の裁判は、上場企業の経営者は粉飾決算に対して責任を取るべきか否かを求めた裁判だったのではないかと思います。
堀江氏は「粉飾は知らない。宮内氏が単独でやったことだ」という主張を繰り返したようですが、
「上場企業のトップたるもの、どんな理由であれ、財務諸表の作成責任を問われますよ。」
と、そういう事を再度確認させた裁判だったのではないでしょうか。
こういう判決が出た以上、上場企業のトップには今まで以上のより高いモラルと規律が求められるのでしょう。
「社長! 粉飾したら、刑務所行きですよ。それでも粉飾したいのですか?」
これが今後、上場企業のトップの歯止めになると良いのですが。
さて、今回のライブドアのスキーム。
会計面で知識のある僕が見ても当初はよくわからない部分が結構ありました。
複数の投資事業組合を使って、自社株による売却益を計上し、その利益を売上に計上する。自社株による売却益を計上する過程で、自社株を吊り上げるために自社に有利なニュースを流す。
こんなスキームだと認識しています。
最終的には利益が、全てキャッシュになっているわけですから、キャッシュフロー上も問題なく、このスキームによる粉飾を投資家が見破るのは不可能に近いでしょう。
報道では、ライブドアに投資して大損した個人投資家が、多数取り上げられていますが、今回のように見破るのが難しいケースは、同情の余地があるかも知れません。
結局、こういう銘柄を掴まないようにするには、
”怪しい会社を触らない”
”株価のコントロールを明らかに狙ってIR等を連発する会社を買わない”
”何をやっているのか実態がはっきりしない企業は買わない”
という投資家自身の眼力の向上が求められるのだと思います。
この点をチェックするだけで、だいぶ危険を避けられるのではないかと思います。(実際にライブドアは下の二つについてはずーっと言われ続けたことですからね)
日常生活であれば、明らかに怪しい人って見分けることが出来る人が、株式投資だと急に胡散臭い会社が見分けられなくなってしまう。
なぜなのでしょうか。
株式投資においても、危険なにおいに近づかない努力が必要なのでしょう。
危険な香りのする企業に投資しないことで、悪貨を駆逐し、ひいては株式市場全般の健全化につながっていけばいいなと思っています。
懲役2年6ヶ月の実刑判決でした。
注目された執行猶予はつかず、厳しい判決だなというのが率直な感想です。
ちなみに、
カネボウ社長、懲役2年(執行猶予3年)
西武の堤会長、懲役2年6ヶ月(執行猶予4年)
長銀社長、懲役3年(執行猶予4年)
ヤオハン社長、懲役3年(執行猶予5年)
山一證券社長、懲役2年6ヶ月実刑 → 2審で懲役3年(執行猶予5年)に減刑
この判決だけを見る限り、裁判所の判断は、
ライブドア>西武>カネボウ
だという判断なのでしょうか。
今回ライブドア事件では、証券取引法の有価証券報告書の虚偽記載と、風説の流布という非常に判断が難しい罪状でした。
過去の証券取引法の判決と比較して、非常に厳しい判決と言えるでしょう。
今回の裁判は、上場企業の経営者は粉飾決算に対して責任を取るべきか否かを求めた裁判だったのではないかと思います。
堀江氏は「粉飾は知らない。宮内氏が単独でやったことだ」という主張を繰り返したようですが、
「上場企業のトップたるもの、どんな理由であれ、財務諸表の作成責任を問われますよ。」
と、そういう事を再度確認させた裁判だったのではないでしょうか。
こういう判決が出た以上、上場企業のトップには今まで以上のより高いモラルと規律が求められるのでしょう。
「社長! 粉飾したら、刑務所行きですよ。それでも粉飾したいのですか?」
これが今後、上場企業のトップの歯止めになると良いのですが。
さて、今回のライブドアのスキーム。
会計面で知識のある僕が見ても当初はよくわからない部分が結構ありました。
複数の投資事業組合を使って、自社株による売却益を計上し、その利益を売上に計上する。自社株による売却益を計上する過程で、自社株を吊り上げるために自社に有利なニュースを流す。
こんなスキームだと認識しています。
最終的には利益が、全てキャッシュになっているわけですから、キャッシュフロー上も問題なく、このスキームによる粉飾を投資家が見破るのは不可能に近いでしょう。
報道では、ライブドアに投資して大損した個人投資家が、多数取り上げられていますが、今回のように見破るのが難しいケースは、同情の余地があるかも知れません。
結局、こういう銘柄を掴まないようにするには、
”怪しい会社を触らない”
”株価のコントロールを明らかに狙ってIR等を連発する会社を買わない”
”何をやっているのか実態がはっきりしない企業は買わない”
という投資家自身の眼力の向上が求められるのだと思います。
この点をチェックするだけで、だいぶ危険を避けられるのではないかと思います。(実際にライブドアは下の二つについてはずーっと言われ続けたことですからね)
日常生活であれば、明らかに怪しい人って見分けることが出来る人が、株式投資だと急に胡散臭い会社が見分けられなくなってしまう。
なぜなのでしょうか。
株式投資においても、危険なにおいに近づかない努力が必要なのでしょう。
危険な香りのする企業に投資しないことで、悪貨を駆逐し、ひいては株式市場全般の健全化につながっていけばいいなと思っています。

