2012年02月01日

萬遊会

小倉での萬遊会が済んだ。出品作品の数が心配だったけれど地元の業者、特に緑風苑の活躍で例年並みの作品が並び結構盛況だったと思う。内容についてはブログ等で紹介されているのでこれから数点ずつ選びながらアップの予定。
 参会者も思っていたよりも多く、2日目の午前中などは満員の状況でなかなか景気が良さそうな感じだった。また韓国の趣味者が2日にわたり遊んでいった。陽気な人で焼酎を引っかけながら目一杯楽しんでいった感じ。ほんの少しの日本語でも押しの一手で意志を通じさせるところはなかなか見事なものだ。
途中で背広の集団が来たので何事かとみると、金融、郵政担当の自見庄三郎大臣とSPだった。片っ端から握手していたところをみると選挙目当てかな。

ところで今回入手した古鉢は下の2個。左は3.8号の白胴、牡丹をデフォルメしたデザインに丁寧な青海波模様、いかにも上品な鉢。右は3.3号で菊花と唐草紋で派手な彩色ながら雰囲気は落ち着いている。足に描かれた菊の様式がただ者ではない、と同業者のMai氏から教えてもらったが、自分でも久しぶりのヒットだと思う。

2012-382012-33

etanaka1 at 01:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2012年01月25日

矢の如し

 ぼやぼやしていたらあっという間に一月が過ぎようとしている。この早さは歳のせいなのか。
本年はおもと名品展(全国大会)の主管が当長野県支部である。こんな調子では気持ちが焦るではないかと、落ち着かない。
 会場や各業者との打ち合わせ等も進めているが、これはもっとアクセルをふかさんといかんな〜。
支部では新年総会が行われたが、参加者もまずまずで泊まりの懇親会にも結構多くの会員が参加して頂いた。やはり酒を酌み交わさないとなかなか盛り上がらないのは確か。

enkai1


 また実生好きの人たちが集まり、当園の狭いお座敷で研究会も行われた。こちらも少々クセ(個性?)があるかも知れないが結構盛り上がった。体調を崩して一時は再起不可能か、とも言われたM氏もほぼ完全復帰しそうでこれがなによりの朗報だった。

misyoukai2012


この週末は小倉での萬遊会、どんな作品が見られるか楽しみ。毎年度肝を抜かれるようなすごい作品が必ず見られるのがこの展示会である。


etanaka1 at 02:17|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!雑感 

2012年01月05日

謹賀新年

今年のお正月は雪が積もって結構寒い三が日でした。
そんな中、最近おもとを始められた若い方が遊びに見えて、振動式の植え込み機試作品を持ってこられました。プロトタイプということでビニールテープ張りで基本的な動きを見るだけの簡易な形です。部品を整えれば結構使えそうな感じ、しかも安価に出来そうなので色々と検討会をしました。この方は昨年秋から万年青に興味を持たれた方でなかなか熱心、しかもよく勉強しておられます。書籍も大事ですがやはりネット情報はもう少し充実していかなければという思いが強まります。
 年末には結構遠いところから自転車で万年青を見に来た高校一年生がいました。やはりネット情報によるところが大きいようです。



etanaka1 at 00:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!資材 

2011年12月31日

良いお年を!

今年は大変なことが多く、永く記憶に残る年になることでしょう。
諸問題に解決の兆しが見えている訳ではありませんが、それはそれとして来年は趣味のおもとで心を癒していきましょう。
私ですか?年の瀬に当たっての心境は下記の通りです。

 積み残す 仕事(こと)多けれど 除夜の鐘
  無期懲役の 我が身なりせば

といったところです。

etanaka1 at 23:20|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年12月28日

これはなんでしょう?

nezu-2nezu-1









この品種は何でしょう?
「雪中の松」? 
答えは「根岸松の図」です。但し斑が抜けて地の色は青一色。図が特に冴えて純白でとてもきれい。とは言いながらやはり斑がないので「もう少し作ってみたら如何?」ということで殖え芽を買い入れないうちにお客様のお棚で何株にも増えてしまったので買ってきたもの。
これでも作っている内に斑が戻って素晴らしい「根岸松の図」になることがたまにあるので面白い。このお棚で過去に斑が完全で素晴らしい親株を買い入れたこともある。人気も良かった頃で、確か20万以上だったと記憶している。「これはそうはいきませんねー」と価格交渉に入ったら「私は斑のある相場で買って頂いてもかまわんよ」とのこと。いくら年末でもそうはいきません、ということでお遊び相場で仕入れてきた次第。来作が楽しめるな−。



etanaka1 at 00:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年12月22日

和楽さんの鉢

wa2011-1
wa2011-2


 今回買い入れた京都、短冊屋 和楽の鉢。鉢の外径は4寸で、高さがほんの少し高い感じがするが5ミリ程であり、縁が気持ち小さいからそんな感じが強まるようだ。柄模様は「絢簾」と書いてある。なるほどなー、こういう模様をそんな風に呼ぶのかなーと勉強になった、かもしれない。短冊屋家伝のデザイン帳にあるものと思う。この縁金は釉薬を塗ったのではなく、金箔を貼りそれを焼き付けたそうだ。輝きが少し渋めな感じでこれはこれで面白い。
 いずれにしてもきらびやかなので、使用してエイジングに期待する方がよいと思うのだがなかなかその機会がない。それと値段が、、、、、。安くないねー。定価が12だからねー。金がないので少し引いてもらったけど、家内には少し安く申告、、、これでばれるかも。おもと趣味者にも似たような方が居られますね(^_^)

etanaka1 at 01:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年12月16日

藤子不二雄Aとおもと

mumako
mumako2



 






藤子不二雄Aのマンガ「ブラックユーモア短編集」の中に「万年青」と題した短編がある。ずいぶん以前に「夢魔子」という短編集の中で見た記憶があったが、行方不明になってしまったので、ふと思い出してアマゾンで探してみた。中公文庫で発行している。初版が1995年なので結構古い作品だがこの文庫自体は2009年までに7刷も再版になっている。
 「清一少年」という万年青好きの子供が主人公になっていて、ご近所に住む万年青好きの老人との藤子不二雄Aワールド独特の奇妙な交流が描かれている。おもとの葉芸や銘鑑、品種についても書かれていて面白い。この少年の理想とする万年青は、葉が一直線に伸びて八方に朝日のように拡がるもの。それが出来たら「青春光」と名付けたいと手入れに専念する、そして、、、、(筋書きは書いちゃうとつまらないので)。この「青春光」がいま人気の「金龍閣」にとてもイメージが似ているのも興味深く感じた。
 また清一少年とくれば我々の年代としては三光園の先代巨匠、榊原清一氏が連想されるのは当然である。調べてみるとやはり保育社から発行されたカラーブック「おもと入門」が参考資料として記されていた。著者は現三光園社長、榊原八朗氏である。
 万年青をアピールするにはマンガという若者向けの媒体は今とても有効だと感じる。

etanaka1 at 01:08|PermalinkComments(5)TrackBack(0)この記事をクリップ!おもと 

2011年12月10日

千代田の松の図

tizu1tizu2tizu3

 長丁場が終わってとりあえずホッとしている。この一ヶ月で半分以上は家にいなかったかも知れない。風邪をこじらせてしまい、何とか回復したものの声がつぶれて「声患い状態」である。
 写真は「千代田松の図」。東海地方で変化し富山の故日中さんが作っていたもの。一時は根岸松の図と同じ位図がきれいで注目されていたものである。作落ちして哀れな姿だったが木勢だけは回復し元気な姿になった。でも肝心の図が微かになってしまった。よーく見るとこれが図かな、という感じ。来年はどの様に作掛けをしようかなと思案中である。
 私の知っている範囲では現在この他に二系統があり、それぞれはっきりと図を見せている。何とか再び鮮明になって欲しいものだと願う一鉢である。
 来作で鮮明になる方、ほとんど無くなってしまう方、賭をすればほとんどの方は後者にかけるだろうな。

etanaka1 at 23:58|PermalinkComments(3)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年11月20日

おもとの正面

gyokurou2-2011gyokurou1-2011









 品種は少々のびのびとしすぎた「玉楼」。出品は左の状態で出品され、裏から見る格好になっている。反対から撮ってみるとわかりやすい。全体のバランスにもよるが基本的には最後の葉が手前を向くようにするのが良い。出品者にそのことをお話しすると九月に植えたときには良かったのだが、、ということだった。九月から十月にかけてはまだ伸びるので植え込んだ後に葉姿が変わることがままある。出品の前に改めて見直すことが大切。審査にも多少の影響がある。
それと気になることが多いのが、おもとと鉢の大きさのバランスである。概して鉢のサイズが大きめになるケースが見られる。これも一概には言えないが少し小さめの鉢を選ぶとおもとの葉芸が引き立ってくる。
表面に並べる水苔の汚いのは論外である。年に一度の晴れ舞台なのだからきちんと正装した方が気持ちがよい。馬子にも衣装、、、これは意味が違うのかな??

etanaka1 at 01:06|PermalinkComments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2011年11月09日

Taiyo?

taiyomagai

 秋の大会も佳境に入り、毎週末は家にいることが出来ない。9月からは怒濤のようなスケジュールで団塊オヤジとしてはよく身体が持っているなあと我ながら感心している。ふつう、これだけ動けばそれなりの商売になるはずなのだがなかなか世間の状況は甘くはない。でもまあグチっていても始まらないのでもう少し頑張んべーというところ。
 ところでこの写真、当地の複数のお棚で「太陽」として作られているものである。それも違う筋から複数の品がある。出所はだいたい見当は付いているのだが、F1か実兄弟であろう。本物のように立ち葉にならず横に開く葉姿、力強い荒雅糸竜が見えず絹雅糸竜に近い葉芸を出す。芋吹も殖えてくるので気をつけないといけない。芋吹だけを見ると区別が付きにくいので、それを商いすれば拡散してしまい困ったことになる。幸い親木のあるところは分かっているのでその恐れはないが、いずれにしても作っている方に事情を理解していただき、整理またはきちんと区別していかなければと思っている。
元は、いわゆるセミプロといわれる人で売り込んだ後は全く姿を見せない。敵ながら天晴れ、といいたいところだが偽物はいけない。

etanaka1 at 00:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!