おはようございます。晴れて暖かった昨日の天気とは一転、今朝は曇って肌寒いです。これから気温が下がるということで、冬物のトレンチコートを着て出勤しました。
4月に雪が降った年の記憶はありますが、これほど天気がめまぐるしく変わった記憶はありません。昨日からマイナス15度ってありえるのでしょうか?早く安定してほしいものです。
仕事のほうでは、人事労務雑誌(別冊)に寄稿する記事を2本と、これと並行して単行本の執筆も進めています。クライアントのコンサルや研修の合間を縫って、全力で取り組んでいく所存です。
また、仕事とは直接関係ありませんが、6月にあるNPO法人の理事長への就任も決まっており、こちらの活動も徐々に始まっています。いずれ時期が来たら公表しますが、積極的にアピールしたいと思っています。
さて、今朝の日経新聞に興味深い記事が出ていましたので、ご紹介したいと思います。
大卒採用、来春2.3%増、金融大幅減、理系は4.5%プラス―本社最終集計(4月22日 日経新聞)
日本経済新聞社が21日まとめた採用計画調査(最終集計、2644社回答)で、2011年春の大卒採用計画数は10年春実績に比べ2・3%増えた。10年春に大きく減らした反動で製造業は8・5%増と2年ぶりのプラスとなった。主に理工系で回復傾向が出てきた。ただ非製造業は銀行や保険、旅行などの採用抑制が響いて1・3%減だった。全体では1社あたりの大卒採用数は09年春の約7割にとどまった。
製造業は金融危機後の需要急減に伴って10年度の採用を大幅に絞り込んだ反動もあり、三菱電機や東芝など電機大手や機械、鉄鋼などで技術職を中心に11年度の採用を増やす動きが広がった。内訳を答えた企業(非製造業含む)では、大卒理工系採用数が4・5%増と全体の伸びを上回った。
ただ、大卒採用数を前年度より減らす企業は全体の36%を占めるなど抑制傾向が続いている。
採用数が1000人を超えたのは東日本旅客鉄道(JR東日本、1100人)だけで10年度実績の3社から減った。採用計画数の上位は日本生命保険、みずほフィナンシャルグループ(FG)、三井住友銀行など金融系企業が占めたが、いずれも10年度を下回った。
日本生命は大卒採用数を前年度比16%減(182人減)の950人にする。みずほFG、三井住友銀も一般職を中心に大卒採用数をそれぞれ34%減、24%減とする。両行はともに09年度まで2000人規模の大卒を採用していたが、大幅抑制が続き1000人の大台を割り込んでいる。
非製造業では金融機関のほか、消費不振の影響により一部小売業でも採用の抑制が目立った。
大卒全体はプラスに転じたが、短大・専門学校・高専卒は8・9%減、高卒も7・1%減とマイナスで、総合計は1・0%減と前年を下回った。(了)
新聞の見出しは、「大卒採用、来春2.3%増」と明るさを感じさせるものですが、記事を読むと、大卒理工系以外は依然として厳しい就職状況が続いているようです。
昨今の景気の状況では、新卒採用が抑制されることは致し方ない面もありますが、当ブログで何度も言っているように、(特に大企業は)景気の動向によらない中長期的な採用計画を立て、できるだけそれに沿って採用を行ってもらいたいものです。
下記応援クリックを戴ければ幸いです。
人気ブログランキングの投票となっています。
ここをクリック!