2004年08月

強制的な「足の洗い方」

明日で、今継続中のバイトを切り上げることにしている。

いよいよ4月から準備している試験が10月下旬に迫った。
少々の小銭と生活リズムを確保する意味では、今のバイトはなかなか都合が良かった。
また、それ以外にも人の動きである「動線」や激務とされる職場での人間模様etcを観察するには打ってつけのバイトだった。

実際に、役職クラスの人間が突然「飛ぶ(=失踪する)」模様や、激務過ぎて人が倒れる模様、作業効率の悪さや改善努力etc、たくさんのケーススタディが転がっていた職場だったと思う。

そのケーススタディの最後の例として、明日の退職当日の者に必ず行うとされる「慣例」が残されている。
この時点で、まだ正式決定されるものかどうかわからないが、ほぼ間違いないだろう。

単純明快で、その慣例とは、スタッフの誰しもが入りたがらないコースに一人で放り込まれる、というもの。
嫌がらせなのか、思い出作りになのかわからないが、はっきり言って気持ちの良いものではない。
一種の裏世界なる方々の「足の洗い方」に似ている雰囲気さえある(苦笑)

しかし、なかなか勉強になった2ヶ月だったと思う。
現金がかかり目が血走っている客とのやり取り、汗だく&酸欠になりながらも笑顔で応対、お叱りを受けても「しゃーないなぁ」と逆に相手を納得させる「間」の取り方、女性を味方につける強み、過剰サービスは顧客にとって必要とされていない現実、見た目重視のサービス提供でスタッフを酷使→スタッフが次々と体を壊し、人手不足→しかし、ますます増えていく顧客対応、…という悪循環etc。。。

いざ、仮に自分が社員やアルバイトetcを雇い入れるならとか、その雇い入れたスタッフをこちらにとっても、彼らにとってもプラスにはたらく相乗効果を生む「人の使い方」や「接し方」etcをシュミレーションする形でずっと2ヶ月間接し、観察してきた。
立場上、感じたことを「カイゼン」のために口出しできることはなかったが、同僚や役職クラスと「個人的な意見」としてオフレコ的に会話をする中では、やはり判断として間違ってなかったんだな、と思えることが多かった。

正直、今後の人生でどのように生かせるかはわからないが、1つ「人との接し方」という意味で、対顧客だけじゃなく「対内部スタッフ」という点で、学ぶことが多かった職場だと思った。

…後は、明日の最終日を脱水状態で終えなくて済むよう、体調を整えるだけかな…(苦笑)

難波の変貌ぶり

今日は諸事情のため、車で難波入り。
世間で言うところの、夏休み最後の日曜日というだけあってか、強烈な渋滞に巻き込まれた。

コインパーキングを探すべく、走っていたらOCAT周辺に到着。
周辺を見て目を丸くした。

高層マンションが、ざっくり見ただけでも6、7棟も建設中なのだ。
OCAT、JR難波駅周辺は先日まではほぼ空き地。
マイカルが周辺に進出予定だったらしいが、言わずと知れた経営難etcで頓挫。
ずーっと、その計画倒れが響き、閑古鳥さえ鳴かぬ状況のまま放置されていた。

ところが、今日見た限りでは、その空き地という空き地が建設ラッシュの最中と様変わり。
しかも、半端じゃない高層マンションばかりずらりと並んでいた。
当然ながら、そんなところに、または難波という土地柄なかなか見かけない商業施設が進出してくるのは当然か。
「マックスバリュ」が案の定進出してきていた。
1階平屋建ての、意外に小さめの店舗。
しかし、この店の集客力は予想を超えるほど高いようだ。
だって、他にスーパーなるものが徒歩や自転車で行ける範囲に無いためだ。
横道にそれるが、今、旧・阪神甲子園パークの跡地も、甲子園球場の大きさにも匹敵するようなサイズの「イトーヨーカ堂」が進出&建設中だ。
いずれにしても、以前は使い道の無いような放置されてしまうような土地だったけれども、時の流れか、完全に様変わりしているケースが最近多い。

「難波」なんて聞けば、歓楽街、観光地、ラブホテル、ギャンブル、予備校、なんてイメージしかなかったけれど、これからは住宅地やスーパーなんてイメージも加わるのかと思うと、ちょっと自分の中では違和感を感じる。
しかし、「流れ」ってそんなもんなのだろう。
逆にその「流れ」を汲み取って、上手く使えるように手に出来る感覚が身に付けば良いのだが、なんて思う。

(食+都)/2+(新鮮味×歴史)=?!

今、新しいご縁でお話にお伺いした企業の会長さんが考えておられる事業に耳を傾けている。

…正直、ちょっとわかりにくい内容だ。。。
おそらく、言い出しっぺのご本人も、第三者に説明をさせるぐらい(お忙しい方のようなので、時間的な兼ね合いもあったと思うが)、まだ全てがゼロの段階なので、説明が苦しい部分があるのは否定できないはず。

その方の本業はいわば食品卸。
拠点は京都。
将来的にはメーカーを目指す目標をお持ちのよう。

一方、こちらとして食品メーカーに携わった身として、経験上常に痛感しているのは、「食品は根強いが、暴利は出ない」や「エアポケットにはまることはないが、ロケットのように垂直には上がっていかない」ということ。
扱う材料や業界にも当然よるのだが、言うほど利益確保って出来にくい会社が多いんじゃないかなと思う。

特に、私が居た会社に関し、数をこなしても利益って薄かったように思う(苦笑)
どちらかといえば、賞味期限が6、7時間でアウトになる食材の塊だったことと生産能力に限りがあるにも関わらず、工程数が多すぎて製造部門が必ずてこずってしまう(苦笑)
そして、どのジャンルであれ、食品業界で誰しもが悩む種は「販売残(の生産コスト)が、売上を『食ってしまう』」こと。
工業系の商品と違い、食品はほぼ必ず「腐る」ので、その中でも特に賞味期限が異様に短い商品は尚更頭が痛い。

しかし、そんな中でも利益確保や在庫保管として優秀な食材が「2つ」ある。

「飲料」と「冷凍食品」だ。

冷凍食品は、保管段階ですでに他よりも圧倒的に賞味期限が長い。
利益の話しは、ふたを開けたことが実際には無いので詳細はわからないが、案外優等生のはず。
特に、アイスクリーム等は「賞味期限が無い=半永久的にOK」だったはず。
一度、お宅の冷凍庫にあるアイスクリームをご覧あれ。
賞味期限や消費期限の記載は唯一無いはずだ。

そして何より魅力的に思う商品、「飲料」。
利益率は抜群なんちゃうかな。
イニシャルコストは予想を超えるほどかかってしまうかもしれないが、そんなのは短期間で回収できる可能性が高いのでは?
製造段階では、(原材料を)調達しやすい、作りやすい、保管しやすい。
流通段階では、運びやすい、壊れにくい、腐らない。
営業面では、付加価値をつけやすい、中身を入れ替えやすい、(自販機etcから)24時間需要に対応可能、etc。

…さて、これを踏まえ、タイトルにつなげるが、京都って場所と飲料って商品、そして歴史的背景や新たな刺激。
それらって、全てを組み合わせ、そして新ブランドとして京の街に投入できたら結構面白いと思った。
現在の私に、そんな資本や人脈は無いが、どうせ新事業を展開されるのならば、個人的にはそのプランの立ち上げを出来るなら、すぐに飛びつくと思ったのだが…。
機会があれば、ダイレクトに聞いてみようと思った。

あー、また今のプランってパクられるんかなぁー(苦笑)
やだやだ。。。

今年最強の

言うまでもないですね。
台風です。台風。

連続して、次から次へと今年はよく台風に遭う。
身近な関係者の中では被害は出ていないが、ちょっと客観的に見ても深刻な状況なのは確か。

それにしても聞いたことが無いような形容詞が出てきた。
「猛烈な」。
「非常に強い」とかは案外耳にするレベルだと思うけれど、その「猛烈な」ってのは、…相当なんでしょうねぇ(苦笑)

四季という季節の節目があるのは良いけれど、自然の猛威ってのは、あんまり垣間見たくないものですね。

続・神通力

別ブログの続きになる。昨日は某企業に会社訪問。話しの席で、2社目の際のあるブローカーとの付き合いを指摘され、話題のタネに。やはり、大阪に限らず、本家の京都でも悪名高い存在だとか(苦笑)しかし、所属していた社名を見て、まさか取引先のラインナップや、ましてやブローカーの存在まで見抜かれるとは予想外だった。「顔で商売」している業界&人は、話しの引き出し方、駆け引き、情報量が違うなぁと一種の「新鮮味」を感じた。それにしても、豪快&抜け目のなさは感じる方だったが、緻密さは・・・?(^_^;)?・・・かもしれない(苦笑)

藤井社長に共感した理由

三菱電機の冷蔵庫の次は、これまた路線変更(笑)

昨年の秋、11月ぐらいでしたっけ?>藤井社長(^ ^;)、に初めてお会いした。
きっかけは、私の父親が偶然私に手渡した1枚の夕刊記事。
就職や転職に窮する若者向けの支援サービスや民間サポートetcを取り扱った記事の切抜きだったと思う。

実際は、その記事を手にしてから10日間くらい読まずに放置していた(苦笑)
なぜなら、当時は「そんな記事読んでも、今まで集めた情報等と変わらないよ、要らない」なんて感じていたためだった。

ある日、ひょんなことから黙読。
よくよく記事を読んでみると、パシオ有限会社の社長が私より1歳若い方が立ち上げた会社だったことを知り、カルチャーショックを受ける。

私は1浪しているため、大学での同期と呼ばれる連中は、藤井社長と同世代の者が多い。
「定例会」なる集まりを未だに続けられるのは、うちのメンバーのおかげだが、彼らの大半はサラリーマン。
藤井社長もサラリーマン生活を経ての起業となったことを知り、「この歳にしての『違う生き方』」なるものに大変興味をもった。

また、彼の謳う「学卒フリーターをなくす」という点、私の周囲での経験上、今の社会で本当に必要なことだと痛感したのも共感した理由の1つとなる。

…私は、どちらかと言えば間接的なお付き合いとなったが、小学生からの「間接的な友人」がいた。
彼はどちらかといえば、世間でいう受験戦争や対人関係構築etcは苦手とするタイプの人間だった(ように見えた)。
高校、大学と進学し、いわゆる就職活動の時期が来る。
結果、彼は「学卒フリーター」となった。
母親経由で、ちょこちょこと彼の話を聞くことがあった。
新聞配達をはじめたらしい、とか、大得意としていた料理を用いて云々、と。

私は1浪しているため、1年ずれて就職活動。
私も就活に苦しみながらも、内定が出るまで時間がかかった。
ちょうどそんな時期の秋頃。
…彼はこの世から居なくなった。

葬儀の際、死因を全く耳にすることが無く、私以外にもわけがわからんままに一連のことが終了した。
棺の彼の顔を見ても、何も外傷も無い。
病気だったとも聞いてなかった。
不審が募る。

それから1、2ヵ月後だったろうか。
彼のお母さんに招かれ、気持ちの整理がついたと話しを受けた。
そう。彼は自ら命を絶ってしまった。
奈良の地元の、ある有名な公園で吊っているところを発見されたらしい。

その公園は、間接役にあたる私の友人、私、その彼etcの連中で、幼少期に走り回った経験のある公園だった。
実際、遺書なるものは残されていなかったらしく、事の真相は闇の中。
しかし、事実として残ったのは、彼が何らかの理由でこの世から先に居なくなったことだった。

詮索をするというのは、あまり好ましくないことだ。
しかし、私みたいな素人でも、話しの流れからして、勝手な憶測は禁物だが、…おそらく「就職」なる社会行事を皮切りに、水が合わなかったのが悩みの種だったのではなかろうか、なんて思ってしまった。
あの時、「間接的」とはいえ、何にも力になれなかった、と自分の無力さに落胆を覚えたものだ。

今読んでる2冊の本の、どっちだったかな…、どちらかに東大の学生で、2、3社受けて内定が出ず、自分は社会から必要とされていないと悲観的に思い、それがきっかけで自殺してしまう学生がいるらしい。
完璧、最高、何をやっても出来て当たり前、なんて目で見られてきた彼らだからこそ、そんな事態を引き起こしてしまうのだろうか。。。

話しが遠回りしてしまったが、個人的に「間接的な」経験上、その身近に起こった経験から、藤井社長の打ち出すビジョンにぜひ頑張って欲しい!と共感し、飛び込みで電話を入れ、お会いしに京都へ行った…というのが経緯です。。。

野菜のビタミンCを増やす冷蔵庫を発売?

世間がオリンピックだ、メダルだ、で盛り上がる中、私はあえて全然関係の無い路線のことを記そうと思う(笑)。

三菱電機が「野菜のビタミンCを増やす冷蔵庫を発売」するらしい。
野菜室に発光ダイオードを内蔵し、野菜は収穫された後も光合成をするらしい。
従来の冷蔵庫に比べて約1.5倍のビタミンCを保持するそうだ。

…どうして私がこの記事に注目するようになったかというと。。。

「世間に出る前の商品やサービスを、絵空事から実現にもっていける人が羨ましい」、という点で注目した。

私も過去から最近まで、その「絵空事」が現実になるケースが多かった。
当然ながら、その絵空事は、実現前は周囲から思いっきりバカにされる。
何を狂ったこと言っとんねん!、等の批判や冷たい視線を浴びることが多かった。

しかし、現実、振り返ってみると実現、または一歩手前まで来ていることが大半だった。

小学生の時。
歯を磨いていて面倒くさく感じ、「自動で磨けたら良いのに」と母親に話す。
その数年後、「電動歯ブラシ」なるものが誕生。

中学生の時。
初めて「水の電気分解」を授業で習った際に、「じゃ、水素で走るエンジンの車が出来たら水しか出なくて環境に良いね」と理科の先生に話す。
現在、水素自動車の実現一歩手前まで来ている。

高校〜浪人の時。
「大学の授業で、企業とタイアップした実践的な授業があったら良いね」と高校の担任に話す。
現在、各大学でタイアップされた授業や臨時講師を招いた授業形態がある。

大学2回生の時。
「定期券や携帯に、電子マネーを組み合わせたらマーケット需要が拡大するね」と友人や教授に話す。
大学3回生、JR西日本様の面接時に、面接担当者に話す。
今となっては、「ICOCAや『お財布携帯』」なるものが出来た。

2003年11月20日深夜の時。
経済産業省後援のドリームゲートに「自分の目線で就活が出来たり、同じ悩みを解決できる場として、喫茶店とハローワークの融合型となる組織」を提案した。(※こんなことを軸に独立できるか、と相談した)
2004年4月後半、経済産業省主催で「ジョブカフェ」が誕生した。

…俺の存在って一体…。

どうも、私は「新しい『ニオイ』」をかぎつける確立が結構高いらしい。(?)
これを、自分の「飯のタネ」として活かせるようになれば、最高なのだけれども…。

無保険って・・・

ムンクの叫びが白昼堂々と奪われて時間が経ちました。フジテレビのニュースだったかな、なんとその絵画には何の保険もかけられてなかったとか・・・( ̄- ̄;)確か、時価6、70億でしょ?針金で少しとめられた程度で、警備も手薄・・・。確かに有名過ぎて、売却先がないだろうという説は少し共感できますが・・・そんな問題なんかな?(^_^;)平和や安全が当たり前って、そのこと事態が一種の異常事態なんでしょうね。怖い怖い。

私にしては珍しく

本を買った。

先日のNPO設立に向けたミーティングにてお会いしたリクルートの方から初めて耳にした「ニート」。
藤井社長のお勧めにも挙げられていた「ニート 失業者でもなく、フリーターでもなく」という本。
アマゾンでたまたま検索している際に、あわせて読むならこんな本、といったような紹介で「就職がこわい」という本にも関心をもち、2冊お買い上げ。

ただでさえ、うちの嫁(彼女)とは違い、本を読むスピードが異様に遅いため、先日の分も含め一気に4冊も自発的に購入するだなんて、…私にしては大変珍しい行動だ。
まぁ、じっくり読んでみて、理想とする独立へ向けた「調味料」の1つとして吸収できることがあればと思う。
それにしても、今月は意味のある出費、意味不明な出費、様々ながら今月無事に過ごせるかな?(苦笑)

障害の壁を乗り越えて?

んー、どうも日テレの24時間テレビには毎年疑問を感じてならない。

随所にわたり、障害者と健常者の比較、晒し者にして視聴率を稼ぐための餌扱いにしているとしか思えない。
彼らは彼らで、今まで生きてきた生活のあり方が「普通」なのだ。
(全部とは言わないが)それを乗り越えることで人々に苦難を乗り越える感動を、みたいなことを訴えたいのかもしれないが、胡散臭く見えてしかたがない。

健常者が良くて、障害者が悪い?
どことなく、そんなメッセージにも裏返して取れてしまう。

そんなことでもし分けるのであれば、私だって障害者になる。
何を今さらって話になるが、書類上、何も問題は無いが、ある病を患ったことがある。
どこからどこまでが病で、ここから先が健康と線引きできない病だけに、相変わらず頭を悩ませる話だ。
親に責任があるわけじゃない。
俺に責任があるわけじゃない。
誰かにうつるわけじゃない。
遺伝もしない。
見た目も全く五体満足。
普段の生活もいたって普通。
完全なる自己完結型。
ったく、宝くじで前後賞だけ当たらなかった1等賞を手にした感覚だ(苦笑)

「特発性血小板減少性紫斑病(通称:ITP)」と呼ばれる。
私の年齢からして、23年間経った現代の医学をもってしても、原因究明はおろか、治療方法も世界中の医学知識をもってしても解明できてない(苦笑)
最近、知ったデータだが、推定患者は1万人程度。
私は約1億2千万人の中の、さらに1万人の中の1人になる(笑)
そんな私と出会えたあなたは、貴重です!?(笑)

…話がそれてしまったので、軌道修正。
そんな見た目では全くわからない私でさえ、今日という日を生きている。
仮に、そんなスポンサー付きの番組のためとは言え、年に一度、客寄せパンダのごとく借り出されるとしたらやはり御免だ。
人の人生がどうであろうと、それをネタに偽装的な感動とやらを引き出すやり方には、私は強く反対だ。

※参考資料ページ
北里病院で掲載されているITPのページ
http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/imd/imd00169.html
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