WHO(世界保健機関)が今日、動物由来の天然痘に似た
新規感染症である「サル痘」に関して、
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を
宣言したそうです。

サル痘、このブログでも一時期よく取り上げてました。
日本にはまだ感染者はいませんが、
他の国では感染者が増え続けていまして、
21日時点で71ヵ国で感染が確認され、
合計14000人以上が感染したそうです。
こうした状況を受け、先月に続いて二度目の専門家による
緊急委員会での議論を経ての発表です。
WHOによる緊急事態宣言は、2020年の
新型コロナウイルスの発生以来だそうですが、
あの時と同じくすでに遅いんじゃないかと思います。
感染力が新型コロナほど強くないのが不幸中の幸いですが。

正直、専門家は理性的すぎて「ウイルスに感染してしまう人の
行動を理解できないし、結果として感染拡大を予測できない」から
緊急事態宣言が遅れて、批判が起きるんだろうと思います。
感染症に関しては、専門家委員会にも
一般人視点のオブザーバーを入れた方がいいんでないか、
と思いますね・・・