コールセンターってどんな所?

コールセンターでSVをしています。 「コールセンターの仕事ってどんな仕事?」といった疑問や これから働くにあたり役立つことなどをお伝えしています。


皆様お疲れ様です。ethanです。

前回の続きですが、私がオススメするコールセンターでの働き方を紹介します。

私がオススメするコールセンターでの働き方とは、、、

コールセンターを次の仕事が見つかるまでの繋ぎとして捉え、
 自分に合わないと思ったらすぐに辞めるというものです。


そう考える理由を説明します。


殆どのコールセンターには役職が用意されており、
オペレーター→リーダー→SV→マネージャーというのが王道パターンです。

オペレーターはアルバイトとしては比較的高給ですが、
リーダーやSVにステップアップしても、給料はそこまで変わりません。

当たり前ですが、オペレーターとSVでは仕事の質も量も違いますし、
会社から求められることも全く違うレベルのものになります。

又、仕事の内容もオペレーター時代とは全く別物になりますので
オペレーターとしては優秀だった人もSVになると
駄目になるということもしばしばあります。

かといってオペレーターのままで何年も働いたところで、
貴重な時間を浪費するだけであまり意味はありません。

また、コールセンターには心を病むという大きなリスクがあります。

心を病んでしまう方に多い特徴として、責任感が強く真面目な方が多いです。
(特に前職で結果を出していた方がコールセンターで働く際には要注意です)

このような方は悩みを一人で抱え込みがちになり、
周りに助けを求めることに慣れていないため、ストレスを溜め込みがちです。

自分の中で「合わなかったらすぐに辞めよう」と最初から考えておけば
気が楽になりますし、自分の中に余裕が生まれます。

この余裕がないと、自分がやりたい事を探す気力すらなくなりますし
「ストレスが溜まる⇛仕事に集中できない⇛更にストレスが溜まる」という
悪循環に陥ってしまいます。

コールセンターは日本全国いくつもありますし、
コールセンターからコールセンターへの転職の場合は
経験者というだけでかなり優遇されます。

あなたが働けるコールセンターは一つではないのですから
自分に合わないセンターは無理せずさっさと辞めればいいんです。

コールセンターの仕事ではストレスとの付き合い方がすごく重要です。

これからコールセンターで働こうと考えている方は
頭のどこかにでも覚えていてもらえればと思います。








 


皆様お疲れ様です。ethanです。

ここではコールセンターでどう働けばいいかについてお話します。

コールセンターでの仕事を始めたいと考えている方には様々な理由があると思いますが
個人的には万人にオススメ出来る仕事ではないと考えています。

その理由は以下の通りです。

・コールセンターという職業の社会的地位の低さ
・精神的負担によるリスク
・コールセンター業界の今後

それぞれの解説をしていきます。

・コールセンターという職業の社会的地位の低さ

コールセンターの仕事と言うのは決して
皆から羨ましがられる仕事ではありません。

私も初めて会った人から職業を聞かれ、コールセンターで働いていることを話すと
殆どの人が複雑な表情をした後に「コールセンターって大変でしょ」と言われます。

すでにこのようなリアクションには慣れっこなので、
コールセンターに電話してくる変な人の話などで、笑いを取りに行ったりしますが
私もはじめの頃はあまり気持ちの良いものではありませんでした。

もちろんコールセンターという仕事にプライドを持って働いている方もいますし
他の職業と比べて優劣をつけるのは間違っているとも感じます。

ただ、人によってコールセンターは誰でも出来る仕事という
偏見を持っている方もいるということは、事実として受け止める必要があります。


・精神的負担によるリスク

このブログではたびたび精神的負担について注意を払うことについてお話しています。
それはコールセンターでの仕事で実際に心を病んでしまう方がいるからです。

一度心を病んでしまうとそう簡単には治りません。
どうしても次の仕事が出来るようになるまで時間が掛かります。

仕事が出来る状態に回復したとしても職歴に空白期間があることから
次の仕事を見つけることが難しくなってしまいます。

・コールセンター業界の今後

米オックスフォード大学の准教授が発表した「消える職業・無くなる仕事」をまとめた
論文の中に電話オペレーターも含まれています。

内容はコンピューター技術の発達により今後20年間で
コンピューターに仕事を取られる確率が90%を超えるというものです。


どうやって計算された確率なのかは不透明な部分もありますが、
コールセンター運営で一番費用が掛かる部分はもちろん人件費なので
どの企業もコールセンター運営に充てる人件費を抑えたいと考えています。

特にテクニカルサポートのような受信系の部門は
企業の中でもコストセンターと言われ、生産性が無いとみなされている節があります。

もしコンピューター技術の発達で、オペレーターが人間である必要が無くなった場合は
急速にコンピューターへの移行が進むのも想像に難くないです。




私はこれらの理由から万人におすすめできる仕事では無いと考えていますが、
働き方によっては肉体的負担は少なく、比較的高給で働ける仕事だとも思っています。

続きは次回、私がコールセンターでオススメする働き方についてお話します。




 


皆様お疲れ様です。ethanです。 

今回はコールセンターに向いている人の特徴をお話したいと思いますが
私は受信系のコールセンターで働いているので、主に受信系に向いている人の特徴になります。

・精神的ストレスに強い
・論理的思考が出来る 
・相手の気持ちを想像しながら話が聞ける


これらの点について解説していきます。

 ・精神的ストレスに強い

コールセンターはクレーム対応や目標またはノルマを与えられる等
精神的負担が大きい仕事ですので、
精神的なストレスに強いというのはそれだけでアドバンテージになります。

端的に言うと図太い人です。

優しすぎる人というのは普段から周りの人に必要以上に気を使っていますので
人から文句を言われる経験があまりありません。

こういった人がコールセンターでクレーマーに遭遇し
脅すような言葉使いや大声を張り上げられたりすると、大抵の方はショックを受けます。

するとクレーマーに遭遇するのが怖くなってしまい、電話を取るのが嫌になってしまいます。

図太い人というのは、相手の話を必要な部分はきちんと聞き
不必要な部分は右から左に聞き流すということが出来ます。


この感覚というのはコールセンターで働く上では非常に重要です。
私の職場でも長く続けている方はこのように図太い方が多いです。
(このような方を指導しなければいけない私としては大変ではありますが

論理的思考が出来る 

ここでいう論理的思考というのは、
一般的に言われるロジカルシンキングのように複雑なものではありません。

例えばお客様から「パソコンの電源が入らない」といった問い合わせがあった場合に
「なぜ電源が入らないのか(原因)」→「どうすれば解決するのか(対策)」
考えられるということです。

特にトラブルが起きて困っているお客様を対応する
テクニカルサポートのような仕事では非常に重要です。

テクニカルサポート系のコールセンターでは業務知識が大事ですので
製品やサービスについての研修は行いますが、論理的思考についての研修はほとんど行いません。

つまり論理的思考の部分については残念ながら、その人の素養に頼りきりで
会社が手を差し伸べてくれるということがほとんど無いということになります。

このような思考に自身が無い方は今からでも日常生活において
「なぜそうなるのか」や「どうすればいいのか」といったことを意識してみましょう。

相手の気持ちを想像しながら話が聞ける

これが出来ると相手の気持ちに同調して話しを聞くことができます。

特に苦情を言ってくるお客様に対しては、その感情に同調し話を聞くことで
お客様の怒りを鎮める効果があります。

又、相手の気持ちを想像しながら話が聞ける人というのは
自分の話で相手がどう思うのかということも想像出来る人ということです。

相手の感情に応じてどのような話し方をするのが適切か考えることが出来るので
お客様の機嫌を損ねることなく対応をスムーズに終えることが出来ます。

これは特にクレーム対応において必要な資質です。

ここに自信が無い方は誰かと話をする時には
相手はどう思っているのか、自分の話で相手はどう思うのか
想像しながら話をしてみましょう。



今回はコールセンターに向いている人の特徴を3つあげました。

もちろんこれが全てではありませんが、1つでもこの中に得意な点があれば
あなたはコールセンターに向いている人と言えます。

おそらくこれからコールセンターで仕事を始めると
自分と同期の人を比べた時に、アドバンテージを感じる時が来るはずです。

又、コールセンターで仕事を始めたいと思っている方で
今は自信が無い方でも普段から意識することで出来るようになります。

これらの点を抑えているかどうかで、業務で感じるストレスも軽減されるはずです。

これからコールセンターで仕事を始めたいと思っている方は
参考にしていただければと思います。









 

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