2017年07月30日

【開催通知】 第40回 日本映像民俗学の会[奄美記念大会]※2017年9月1日更新

【開催通知】
第40回 日本映像民俗学の会[奄美記念大会]


 日本映像民俗学の会は、1978年に設立されてから40年を迎えます。
 今年度(2017年)の大会は、40周年の記念大会として、9月22日(金)~25日(月)に、奄美市立奄美博物館との共催で開館30周年と合わせて行うことになりました。

 主催:一般社団法人 日本映像民俗学の会
 後援:奄美市教育委員会、南海日日新聞社、あまみエフエム・ディ!ウェイヴ、(株)奄美新聞社、アマミテレビ
 日程:
  9月22日(金) 前夜祭
  9月23日(土) 大会第1日目
  9月24日(日) 大会第2日目
  9月25日(月) 歴史散歩(自由参加) 案内:奄美市立博物館(予定)
  9月26日(火) 祭祀見学(自由参加)「秋名アラセツ行事」
            (ショチョガマ、ヒラセマンカイ、八月踊り等)

 会場:奄美市立奄美博物館
 https://www.city.amami.lg.jp/bunka/kyoiku/bunka/hakubutsukan/shokai.html

 大会につきまして、プログラム内容が決まって参りましたのでご報告いたします。
 また、会員以外の一般の方のご参加も広く歓迎いたします。会員のみなさまのお知り合いにもぜひお声掛けください。


■大会テーマ趣意

 私たちにとって南島とは何だったのか?南島は日本民俗学誕生の当初から大きなテーマでした。なかでも来訪神は沖縄、奄美、トカラなどの南島文化においてさまざまな角度から追及されてきました。一方シャーマニズムも南島を土壌にして展開・発展し、研究されてきました。日本民俗学は南島によって目覚め、豊穣な民俗文化を獲得してきたのです。

 動く映像による民俗学を標榜してきた私たちの会は、文字や写真を超えて映画によってこの2つのテーマに迫ることにしました。来訪神やシャーマニズムといった目に見えない世界と直結している文化事象をとらえ、感覚を共有し議論するとき、映像のもつ可能性に気づかされることでしょう。

 また、来訪神やシャーマニズムは、南島に留まらない普遍的な概念です。各地におけるシャーマニズムの世界では「神々は来訪神としてこの世に現れる。」「神々は人びとに請われシャーマンに宿る。」という事例が広く見られます。

 私たちは、会員がフィールドとするヤマト、アジア、アフリカ、ユーラシアを視野に入れることで、南島と各地の映像を比較することが可能となります。

 普遍的な来訪神やシャーマニズムの時空から、もう一度南島を見つめ直したい。ここから新たな映像民俗学/人類学の地平に到達することを、40回目という記念の大会で目指したいと思います。


■プログラム

※いまのところ未定部分があり上映順が変更になる可能性があります。

【9月22日(金)前夜祭】 19:00開始予定
「奄美を知る、奄美を語る」


 ◉「発掘調査からみた新しい奄美像」高梨修
 沖縄のニライ・カナイ、奄美のネリヤ・カナヤの原型が何であるのか、発掘調査から見られること。

 ◉奄美の祭りと芸能 総集編「祭りの唄が聞こえる」越間誠

【9月23日(土)第1日】 9:00開始予定
「特集:シャーマンの世界」


午前
◆南島のシャーマン
 ◉「奄美のユタ 成巫式」「奄美のユタ 七年祭」越間誠
 ◉「聖なる破壊者―鳩間島―」スールン・ホアス(55分)1978年(NA翻訳:三浦庸子)

午後
◆シベリアのシャマン(本邦初公開作品)
 岡田一男(字幕作成)

 ◉東シベリア、サハ共和国南部 トナカイ飼育民エヴェンキの女性シャマンによる降巫術「カムラーニエ(1980-82年ごろ/12分)
  作者:アンドレス・スラーピンシュ (ラトビア)
 ◉ロシア極北、タイミル半島 トナカイ狩猟民ヌガナサンの男性シャマンによる降巫術「カムラーニエ」(1977年撮影/完成1997年/20分)
  作者:レナルト・メリ (エストニア エストニア共和国第2代大統領)
 ◉ロシア極東、沿海地方のウデヘの男性シャマンによる降巫術「カムラーニエ」(1928年撮影/抜粋2分)
  作者:ウラディミール・アルセーニエフ (ロシア 小説「デルス・ウザーラ」の原作者)

◆アジア・アフリカのシャーマン

 ◉「アジアのシャーマン」 北村皆雄
 ◉「バリのトランス儀礼 サンギャン」 春日聡
 ◉「中国少数民族トン族・土家(トーチャ)族の来訪神とシャーマン」 三島まき
 ◉「イパリシを取る:台湾先住民プユマの対邪術治療儀礼」 蛸島直
 ◉「ベナンの憑依 生きている神 ポール」 村津蘭
 ◉「韓国済州島のヨンドンクッ」(30分) 古谷野洋子
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 ◉トーク:シャーマン

【9月24日(日)第2日】 9:00開始予定

午前
「特集:奄美、琉球弧、トカラの映像世界」

 ◉「アンガマ」 坂本要
 ◉「琉球弧の哭きうた」「徳之島と与那国の葬儀」 酒井正子
 ◉「島語り 島の声」(30分) 新里光宏
 ◉「開闢祖神アマミクシニグクと祭り」(30分) 源園生
 ◉「黒声(クルグイ)の記憶」(鹿児島テレビ放送 約60分) 原田健一

午後
「特集:来訪神」

 ◉「石垣島川平のマユンガナシ」 岡田一男
 ◉「琉球弧のミロク神」 古谷野洋子
 ◉「南島の来訪神」{ 「ニューギニア」(高林)→「アカマタ・クロマタ」写真+映画「アカマタの歌」抜粋(宮良高弘+北村)→「パーントゥ」(北村)→「悪石島ボゼ(弘理子)+硫黄島(渋沢敬三+三島村役場メンドン)+下野敏見の写真構成+甑島トシドン」(山上亜紀)}
 ◉「来訪神としての伊勢太神楽」 神野知恵
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 ◉トーク:南島の来訪神

【9月25日(月) 奄美歴史散歩(自由参加)】


【9月26日(火) 奄美の祭祀見学(自由参加)】
「秋名アラセツ行事」

「ショチョガマ」(龍郷町秋名集落、日の出前後の時間)
「平瀬マンカイ」(同集落秋名湾西岸、夕刻)


■一般参加募集

 会員以外の一般の方のご参加も歓迎いたします。

【交通手段】
 東京と関西からバニラエアが直航しています。早めであれば割引料金がありますので、個人でお申し込みください。
 https://www.vanilla-air.com/jp/

【宿泊先】
 宿泊先については博物館最寄りの「ホテルビッグマリン奄美」をご案内しております。先着20名様までは事務局確保の部屋をご用意できますので、ご利用ください。
 ご宿泊希望者はホテル受付に「映像民俗学の会」への参加とお申し出の上ご予約ください。割引が受けられます。費用はつぎのとおりです。

◉大会全日程5泊の場合
 9月22日(金)~26日(火)5泊 素泊まり:3,672円×5泊(税込)
 ※山側の部屋でアメニティなしの価格です。
 海側部屋の場合 +1,080円(税込)
 朝食付きの場合 +1,080円(税込)
 アメニティ:バスタオル+200円、フェイスタオル+100円、浴衣+200円で追加。

◉4泊以下の場合
 素泊まり山側部屋:5,400円/泊(税込)
 素泊まり海側部屋:6,480円/泊(税込)
 ※アメニティ付の価格です。
 朝食付きの場合 +1,080円(税込)
  精算は基本的に現金で、カード精算の場合は200円/泊が加算されます。
  いずれも事務局で確保している部屋はシングルのみですので、ツイン等をご利用の方は、個人でご予約下さい。
  上記の内容でご予約いただく方は、必ず事務局宛にもご一報ください。

【締め切り】
 8月末日
 ①氏名②性別③住所④メールアドレス⑤電話番号
 を事務局info@jefs.orgまでご一報ください。


 以上です。どうぞよろしくお願いいたします。

日本映像民俗学の会代表 北村皆雄
事務局 春日聡 山上亜紀


ethnolo at 18:33 


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