こんにちは、荻窪で治療院をやっている江藤です。 


先日、26才の男の患者さんがお見えになりました。

肩甲骨の間を寢違えたようで、朝起きたら身体が動かせなくなっていて、左を振り向くのが特に辛い、とのことでした。

脈を診ると、右手の脈は浮いて左よりも強く、左は沈んでいる労倦湿症の脈状を示し、六部定位脈診では肝虚証でした。

しかしこの際、普通の頚椎の寢違いと同じように風熱の取穴で治療しました。つまり肝経の井穴である大敦と滎穴である行間に補法の鍼をし、小腸経の郄穴である養老に瀉法の鍼をしました。更に腹部の巨闕と側腹部の京門に瀉法の鍼、背部の心兪と肝兪に補法の鍼をしました。

翌日二回目の治療では、「もう八割方治って、ちょっとだけ左を振り向くと引っかかる」とのことでした。この日は前回と同じ風熱の取穴で治療しました。

第三診はその三日後。このときは本来の労倦湿症の取穴をしました。つまり肝経の曲泉と中封、胆経の陽輔と臨泣に補法の鍼。側腹部の章門と背部の厥陰兪に補法の鍼をしました。

治療後、患者さんは、ヨーガのひねりのポーズをしても大丈夫でした。完治といえるでしょう。

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