2007年01月20日
麻帆良祭編を単行本で振り返る・その１
え〜さて本日はネギま！KC17巻発売記念と言う事で、マガジン７号掲載の162時間目にて（たぶん）終幕となった『麻帆良祭編』を“単行本毎に”振り返りつつ、私観を交えながらアレコレ考察（って程のもんでもないですけど）していこうと思います。
では多少ネタバレにもなるんで続きは追記から。
では多少ネタバレにもなるんで続きは追記から。
□KC９巻（72時間目〜80時間目収録）
日程でみれば麻帆良祭自体は次巻のKC10巻からスタートしますが、ネギま！全体で見れば実質的には70時間目『もえろ 乙女たち！』（今にして見てもホント秀逸なサブタイだよなぁ、いろんな意味でｗ）から始まる準備期間〜前夜祭まで収録したこのKC９巻から『麻帆良祭編』は幕を下ろしたと言って良いでしょう。
収録された主なエピソードを挙げると
・クラスメート編３編（五月・さよ・聡美）
・ネギと明日菜の年齢詐称デート
・世界樹伝説と告白阻止作戦の概要
・“黒幕”超鈴音との遭遇
と言ったところでしょうか。
クラスメート編ではそれまで全く日の目を見なかった五月・さよ・聡美にようやくスポットが当り年齢詐称デートでは大人ネギと亜子フラグも成立、そしてこの麻帆良祭編の最重要人物とも言える超との遭遇と、中々に充実した内容です。
ただ個人的にはこの時のクラスメート編で登場した３人とも麻帆良祭編では多いに活躍できる可能性を持っていながら後の展開ではあまり出番が無かったのが残念ですねぇ。
また、超に関しては改めて読み返すと疑問点がいくつか出てくるのもまた事実。
具体的に挙げると80時間目での「この時代に機械のサポートもなしに〜」や同じく80時間目の茶々丸のデータやハカセの話で知ってはいたが」等の台詞は今にして思うとやや不自然。
はて？未来からやって来た超ならネギの人物像にしろこの時代の魔法使い事情にしろ誰よりも知っていたはずなのだが・・・。
まぁこの時点では我々読者はおろか赤松先生ご自身でさえこの麻帆良祭編が２年も続くとは思ってもいなかったでしょうから多少の矛盾はいた仕方なしですかね。
□KC10巻（81時間目〜89時間目収録）
前巻ラストの80時間目から一夜明け麻帆良祭が開幕すると共に、超の計画が本格始動するのもこの巻からですね。
やはりこの巻で最も重要な事項と言えば航時機・カシオペアの登場。
漫画のみならず物語の世界ではある意味タブーとされるこのタイムマシーンを登場させる事により作中でも現実世界でも多大な時間をたった３日間に使う事にｗｗ
また、ストーリーに目を向ければキスターミネーター騒動やクラスメート編２編（真名・夕映）に武闘大会予選とラブコメもバトルもありで非常にバランスの取れた内容ですが、個人的な白眉はやはり夕映のクラスメート編。
ネギま！では中々珍しく一人のキャラの心情を徹底して描写した内容であるだけでなく、その後の麻帆良祭編の夕映の活躍を考えれば他のキャラのクラスメート編以上に物語全体に大きな影響を及ぼす重要なエピソードだったと言えるでしょう。
ただ一方で個人的には麻帆良編全体で見ればキスターミネーター騒動は高音が脱げた事以外あまり必要のない話だったような気もしなくもなく・・・まぁこのエピソードがあって夕映編に話が繋がるのも確かなんですけどね。
□KC11巻（90時間目〜99時間目収録）
マガジン本誌での人気を決定づけ、同時にネギま！史上稀に見る賛否両論を巻き起こした『武闘大会編』が本格的にスタートしたのがこのKC11巻。
ですが、前半にはあやか・千雨のクラスメート編が収録されているのでこうして単行本で読み返すと案外バランスの取れた内容だったりするんですね。
さて件の武闘大会と言えば超の計画の一環ではありますが、物語的には次の12巻・13巻と併せて超の計画とは別にネギの成長や各キャラを掘り下げて描いたシリーズと捉えた方が良さそうですね。
一方のクラスメート編２編は千雨はともかくあやか、そしてまき絵までが後の超とのラストバトルの伏線だったとはこの時は思いもよらず・・・その上未だあやか・まき絵は魔法バレの気配すら感じさせない状態をキープしてるのが恐ろしいｗｗ
やっぱりこの２人って非魔法バレ生徒の代表キャラなんでしょーか？
日程でみれば麻帆良祭自体は次巻のKC10巻からスタートしますが、ネギま！全体で見れば実質的には70時間目『もえろ 乙女たち！』（今にして見てもホント秀逸なサブタイだよなぁ、いろんな意味でｗ）から始まる準備期間〜前夜祭まで収録したこのKC９巻から『麻帆良祭編』は幕を下ろしたと言って良いでしょう。
収録された主なエピソードを挙げると
・クラスメート編３編（五月・さよ・聡美）
・ネギと明日菜の年齢詐称デート
・世界樹伝説と告白阻止作戦の概要
・“黒幕”超鈴音との遭遇
と言ったところでしょうか。
クラスメート編ではそれまで全く日の目を見なかった五月・さよ・聡美にようやくスポットが当り年齢詐称デートでは大人ネギと亜子フラグも成立、そしてこの麻帆良祭編の最重要人物とも言える超との遭遇と、中々に充実した内容です。
ただ個人的にはこの時のクラスメート編で登場した３人とも麻帆良祭編では多いに活躍できる可能性を持っていながら後の展開ではあまり出番が無かったのが残念ですねぇ。
また、超に関しては改めて読み返すと疑問点がいくつか出てくるのもまた事実。
具体的に挙げると80時間目での「この時代に機械のサポートもなしに〜」や同じく80時間目の茶々丸のデータやハカセの話で知ってはいたが」等の台詞は今にして思うとやや不自然。
はて？未来からやって来た超ならネギの人物像にしろこの時代の魔法使い事情にしろ誰よりも知っていたはずなのだが・・・。
まぁこの時点では我々読者はおろか赤松先生ご自身でさえこの麻帆良祭編が２年も続くとは思ってもいなかったでしょうから多少の矛盾はいた仕方なしですかね。
□KC10巻（81時間目〜89時間目収録）
前巻ラストの80時間目から一夜明け麻帆良祭が開幕すると共に、超の計画が本格始動するのもこの巻からですね。
やはりこの巻で最も重要な事項と言えば航時機・カシオペアの登場。
漫画のみならず物語の世界ではある意味タブーとされるこのタイムマシーンを登場させる事により作中でも現実世界でも多大な時間をたった３日間に使う事にｗｗ
また、ストーリーに目を向ければキスターミネーター騒動やクラスメート編２編（真名・夕映）に武闘大会予選とラブコメもバトルもありで非常にバランスの取れた内容ですが、個人的な白眉はやはり夕映のクラスメート編。
ネギま！では中々珍しく一人のキャラの心情を徹底して描写した内容であるだけでなく、その後の麻帆良祭編の夕映の活躍を考えれば他のキャラのクラスメート編以上に物語全体に大きな影響を及ぼす重要なエピソードだったと言えるでしょう。
ただ一方で個人的には麻帆良編全体で見ればキスターミネーター騒動は高音が脱げた事以外あまり必要のない話だったような気もしなくもなく・・・まぁこのエピソードがあって夕映編に話が繋がるのも確かなんですけどね。
□KC11巻（90時間目〜99時間目収録）
マガジン本誌での人気を決定づけ、同時にネギま！史上稀に見る賛否両論を巻き起こした『武闘大会編』が本格的にスタートしたのがこのKC11巻。
ですが、前半にはあやか・千雨のクラスメート編が収録されているのでこうして単行本で読み返すと案外バランスの取れた内容だったりするんですね。
さて件の武闘大会と言えば超の計画の一環ではありますが、物語的には次の12巻・13巻と併せて超の計画とは別にネギの成長や各キャラを掘り下げて描いたシリーズと捉えた方が良さそうですね。
一方のクラスメート編２編は千雨はともかくあやか、そしてまき絵までが後の超とのラストバトルの伏線だったとはこの時は思いもよらず・・・その上未だあやか・まき絵は魔法バレの気配すら感じさせない状態をキープしてるのが恐ろしいｗｗ
やっぱりこの２人って非魔法バレ生徒の代表キャラなんでしょーか？
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 他サイト様更新記事 [ ネギズ ] 2007年01月20日 10:35
あかしいなつみさん
伏線回収までの時間からネギま！全体の流れを考える
ネギま！の伏線のことについて。
ゐたるさんに同意ですね。
何事もバランスよくいくのが大切ですね。と言っても麻帆良祭は長かったかな・・。
beyo
2. 楓の ネギま！ニュース 「2007年1月20日」 [ 楓の箱リロLive対戦日記 ] 2007年01月20日 21:36
・ネギま！ ニュース
●ネギま！のセリフ数調べてみました（１7巻）ｂｙカラス [よなかのとり]
17巻、各キャラのセリフ数調べです。
●伏線回収までの時間からネギま！全体の流れを考える [あかしいなつみ]
●朝目新聞さん??D??
