2007年07月

2007年07月31日

健康診断1週間前

私の一年の中で最大のイベントである健康診断が
間もなくに迫ってきた。
ユーラシアでは、先週後半から会場である赤坂のクリニックへ
行き来する人が毎日何人かいる。その表情は悲喜交々だ。
今年は身近なところで、M澤さんとI岡さんがいよいよ
ガウン組デビュー。(一定の年齢に達するとガウン着用を
義務付けられる。これがまた悲しいのだ。)

私の出番は来週。診断に向けて急ピッチで調整(そもそも
これがダメなのだが)を開始。実はこの診断は各種検査項目
をA〜F?ぐらいの段階性の評価が付けられる。意外な事に
昨年の私はほぼオールA(最高評価)だったが、今年はいかに・・・。


2007年07月30日

薔薇の名前

薔薇の名前」という本を聞いた事がありますか。1986年に
ショーン・コネリー主演で映画化もされたので、ご存知の方も
少なくないでしょう。
恥ずかしながら、私はこの本の事を知らなかったが、たまたま
手にとって読む事になった。普段本は一気に読んでしまう方だが、
この本に関しては、かなり苦戦させられた。先週の休みを利用して
やっと読破した。

推理小説と呼ぶのが著者の本意かどうかは分からないが、大まかな
あらすじはと言えば、中世の修道院で起きた殺人事件を「バスカヴィル
のウィリアム」修道士と助手のアドソが解決するというものだ。
ミステリーファンならお気付きかもしれないが、バスカヴィルは
コナン・ドイルの「バスカヴィル家の犬」から来ていると言われている。
助手のアドソがワトソン君と韻を踏んでいるのも偶然ではないのでしょう。
(ちなみに「バスカヴィル家の犬」は、ホームズシリーズの中でも最高傑作
とも言われる作品だ。子供の頃に読んだので、犯人は忘れたが、あの湿地帯の
戦慄は今でも良く覚えている。)

しかし、この小説が難解だったのは、コナン・ドイル以外にも色々な要素が
まぶされている。ボッカチオダンテなどイタリア文学の聖典から12〜13世紀
頃のイタリア及びヨーロッパにおける実際の歴史的背景、時代を問わない哲学書、
そして細やかな解釈にまで及ぶ宗教論議など複雑なテーマが神出鬼没するからだ。
様々な知識を持っている人には限りなく面白い本と思われるが、私レベルでは、
どの事柄がどの文献や事実の引用や隠喩であるかその都度理解しきれない。

ここで知識不足を反省して次にボッカチオやダンテを手にする私がいたなら、
どれほど良かった事だろうか。しかし現実としてこの書を読み終えて次に手に
した本は「バスカヴィル家の犬」であった・・・。

2007年07月27日

ムンバイ線

たまたまニュースサイトを見ていたら、全日空が新たにインドのムンバイ線に
全席ビジネスの飛行機を投入するという広告が流れていた。最近の私の癖として、
こうした広告を見ると、技術的にどうなのかという事ばかり考えてしまうのだが、
今回は広告内容にも目を引かれた。詳細はこちら。ちなみに昨年全席喫煙席の
全席ビジネスという時代に逆行するポリシーで開通を目指すスミントエアーの
事を記事にしたが、また近日その近況についてお伝えしたい。

ムンバイと言えば、昔は英語風の読み方でボンベイだった都市。人口が1千万人を
越えるので、世界最大の都市と言われる事もある。しかし、個人的に馴染み深いのは、
南イタリアの旅行の旅行参加後のアンケートでたまにツアーで印象に残った場所として
名前が挙がる「ボンベイ」。確かにポンペイと語呂が似ているので、こちらでもたまに
取り違える事もあったりする。
ムンバイの中心部には世界遺産に登録されているビクトリア朝の駅舎や建物が複数
存在してます。以前月刊EURASIAにも執筆して下さった神谷先生のサイトで、その歴史や
変遷について詳しく触れられていますので、ご覧になってみて下さい。

ムンバイ/チャトラパティ・シヴァージー駅舎

また、ムンバイは市内だけではなく、船でちょっと足を伸ばせば同じく世界遺産に登録
されている石窟寺院があるエレファンタ島もすぐ側にあります。こちらも必見です。

ムンバイは、インドの商業的な中心だけあって、個人的にはインドらしいエネルギーを
感じさせる町でもある。全日空が全席ビジネスの路線を開通させたのも、近年IT産業
で躍進著しいインドの旺盛なビジネス需要があるからでしょう。
ここはツアーにおいて、インドの中のスタート地点やゴール地点になる事が多いが、
海に向かって聳えるような壮麗なインド門は、スタートの場合はいよいよ始まるという
気分になるし、ゴールの場合は達成感を盛り上げてくれるでしょう。

ムンバイ/インド門

一昨日に引き続いて、インドへ是非どうぞ!

もちろんムンバイへの飛行機は全席ビジネスではありませんが・・・。



2007年07月26日

タスマニアの季節

遂に「初夏のオーストラリアとニュージーランド」のパンフレットも
完成し、幸いな事に早速の申し込みもあり、いよいよ季節がやってきた
感がある。そうなると、そろそろ登場するのが、タジー(タスマニア人)の
A氏だ。一昨年昨年に引き続いての登場となる。
とは言っても、今日は会った訳ではなく、ただメールを交わしただけ
なのだが、それだけでタスマニア気分になる男だ。
という訳で、カピバラに負けじとタスマニアより・・・。

タスマニアン・デビル

2007年07月25日

ラジャスタン

昨日インドで女性大統領が誕生したというニュースが入ってきた。
ドイツの「鉄のお嬢さん」メルケル女史を始め、今や女性元首が珍しくない
時代ではあるが、政治の舵取りが難しそうなインドでは初の女性大統領
だそうだ。ちなみにインドの大統領は実質権限のない名誉職。

彼女のプラティバ・パティル。前任はラジャスタン州の知事であった。
ラジャスタン州は、インドの西部に位置する州でインドで最大の州でも
ある。砂漠が占める割合も多い。かつて地震もあり、訪問が困難な時期も
あったが、今はそんな傷跡もほとんどみられなくなりました。デリーや
アグラ(タージマハール)の王道ルートからも近い州都のジャイプールは
多くのツアーでみかけるが、ジョドプール、さらにほとんど観光客も
見かけない静かで優美な西のジャイサルメールまで足を伸ばせば、
貴方も立派な「ラジャスタン通」という名誉号を得られるでしょう。
インドと言えばカレーですが、この辺りのヨーグルトカレーはマイルドで
日本人の口にも合うのでは。
西インドの中では、特にジョドプールは是非一度訪れたい場所です。
かつてのマハラジャ(領主)の宮殿跡に上ると、何故ブルーシティと呼ばれる
のか一目で分かるでしょう。

ジョドプール

何故このような青色の家並みが並ぶようになったのか諸説あるようですが、
有力なのは、カーストの一つバラモン(司祭)の家を青く塗る習慣がこの町では
いつの間にか普通の家にも広がったという説です。青色は蚊が好まない色なので、
そうして実用的な面もあったのかもしれません。
いずれにしても、茶色い砂漠の中に浮かび上がる青色の町並みは印象的です。
赤色が特徴的に使われているジャイプールとも対象的です。
ツアーに行くと、ゴールドシティ「ジャイサルメール」もだいたいセットです。
外から見た全景(ちょっとフランスのカルカソンヌ風?)

ジャイサルメール全景

中に入ると個々の建築に繊細な装飾が施されている事がよく分かる

ジャイサルメールの町並み

新七不思議にも選ばれたタージマハールはインドの永遠の象徴ですが、広大な
国なので、ラジャスタン以外にもあまり知られていないたくさんのみどころが
あります。気候が穏やかになるこれからの季節、是非行ってみたいですね。
とりあえず今日はカレーでも食べましょうか・・・。

2007年07月23日

たまには

意味もなく画像投稿。
とは言っても、珍しいファミリー姿を激写!
(ブラジルカピバラさんです。)

カピバラファミリー

2007年07月22日

レパント

昨日ヨーロッパ(と言っても当時文明と呼べるものはギリシア
ぐらいであったが)とオリエント(ペルシア)の運命を左右した
テルモピレーの戦いの映画を紹介したが、テルモピレーから
そう遠くない場所にもう一つヨーロッパとオリエントの運命を
左右した戦いが開かれた場所がある。
それがテルモピレーから南西に約60km下ったレパントである。
レパントの海戦という名前は教科書にも登場するので、ご存知の
方も多いでしょう。
1453年千年帝国であったビザンチン帝国の都コンスタンティノープルを
陥落させ、バルカン半島の大半を支配化に収めたオスマン帝国は
ヨーロッパの脅威となっていた。以前ご紹介した第4回十字軍
象徴されるように、決して足並みが揃っていなかったキリスト教
勢力もこの脅威の前に遂に手を結び合い、レパントでオスマン艦隊と
対峙した。戦いの模様は塩野七海氏の著書「レパントの海戦」や
ウィキピディアにも描かれているので、そちらをご参照下さい。
テルモピレーのように歴史に名を残した確たる英雄が存在していた訳では
ないので英雄の像はなく、また海戦であった事もあり、明確な古戦場跡に
立つことはできませんが、オリンピア〜デルフィ間を走るツアーでは、その
一帯を通るので、海を眺めながら古代ロマンに思いを馳せてみて下さい。
ちなみにキャンペーン化する予定はありません・・・。

eurasia_sp at 23:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ギリシア 

2007年07月21日

300(スリーハンドレッド)

今日は、横浜に映画「300」を見に行った。
先日この映画の舞台となるテルモピレーに関する
記事キャンペーンの紹介をしたが、映画を見るのは
今回が初めてであった。

見てみての感想は、レオニダスのキャラクターがよく描けて
いた事。あのスパルタ魂は痺れる。しかし、タイトルの「300」
が赤い血の字体で描かれているように、やや血生臭さが前面に
押し出されているのが、個人的には少々食傷気味になりそうで
あった。あまりスポットライトが当たらないアレキサンドロス
出現以前のギリシア対ペルシアの歴史の中での構図に触れる事が
できるので、ギリシアやペルシア(イラン)に一度行った事ある方や
これから行こうと考えている方は、是非ご覧になってみて下さい。

eurasia_sp at 23:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ギリシア 

2007年07月19日

釣り

無為なグータラ休暇中の私、今日は以前記事でもご紹介
した鶴見川の散策に出かけた。最近は以前よりも水量が減って、
川底が見える事も少なくないが、ここのところの雨で今日は
水量もたっぷりに滔々と水が流れていた。やはり川はこういう
方が美しい。
川辺に目をやると、釣り人が何人か出ていた。あまり釣るような
魚がいるとは思えない川だが、たまに釣れる様である。

私は釣りは人生の中で未だ1回した事がない。その1回は、
ブラジルでのピラニア釣りだ。アマゾンやパンタナールに
行くツアーにはだいたい含まれている。

ピラニア釣りの風景

釣りと言っても、道具は棒から糸を垂らした即席竿である。
こんなんでピラニアが釣れるのかなぁと訝しがる我々を横目に
船頭さん達はてきぱきと意図の先に血の滴る肉片を付けていく。
この血の滴るのがポイントだ。ピラニアは、血の匂いや味に敏感
なので、そうした肉片をぶら下げると、あっという間に食いついて
くるのだ。歯の鋭さもすごい。釣ってもうかつに触ってはいけない。

ピラニアの鋭い歯

アマゾンは広大ゆえか、はたまた他にも釣っている観光客が
多いせいか、あまり釣れなかったのだ。添乗員故に、お客様方より多く
釣ってはいけないと思っていたが、何匹も釣れている方を横目に全く
引っかかって来ない。このままでは立場がないと躍起になったが、
結局坊主である。
ところが、思いがけず、観光客もほとんどいないパンタナールでは、
かなりの入れ食い状態になり、ほぼ全員が10匹近く釣った。
しかし、もっと驚いたことは、地元の子供達が平気でこの川で遊んだり
する事だ。こんなに釣れるからには大量にピラニアが生息しているはずだ。
それ以外にワニも少なくないのだ。基本的にピラニアは、防衛のために
しか人間は襲わないそうだが、ワニはそうではないだろう。恐ろしい・・・。

ワニがうじゃうじゃパンタナール

さて、釣ったピラニアは、から揚げにして夕食に食べる事が多い。
あまり肉がないので、正直美味とは言えないが、自分で釣った成果を
自分で食べるという釣りの醍醐味のひとつは多少味わえるだろう。

大漁!

問題は坊主の時だ。そんな時は、川の深海魚ピラルクの身でも味わって
みては。最近保護政策がとられるようになったので、その内レストランから
消える日も来そうですが、世界最大の淡水魚だけあって身もかなりあり、
こちらは美味なので、坊主を慰めてくれるでしょう・・・。

2007年07月18日

ナイター観戦

実は、管理人は今週夏休みを頂いている。
旅行会社社員の休みというと、皆様何をしていると思いますか?
実は添乗をしていると、よくお客様からも受ける質問だが、
もちろん人によってまちまち。
海外旅行に出かける人。海外旅行に出かける人にも大きく分けて
三つのパターンがあり、凡そユーラシアのツアーでは行けないで
あろう近場のリゾート派と、添乗で一度訪れた場所への再訪する
人、そして視察がてら、行った事ない場所を訪れる人。
国内滞在組も大別すると二通りあって、国内旅行する組と
最も非生産的で無機質な家でグータラ組がある。

私がどれに属するのかは最後に触れるとして、今日は休みを利用して
普段はあまり行けないナイター観戦に千葉マリンスタジアムまで
出かけた。私は子供の頃山田久志投手のファンだった縁で、今でも
あまりうだつが上がらないオリックスを応援しているので、今日の
カードもオリックス対ロッテであった。連れ添いはロッテファンの
F田さんだ。

千葉マリン

試合は、うだつが上がらないという私の形容詞通りの結果になって
しまったが、野球観戦は楽しかった。夕食は、好奇心で球場内
ロッテリアの特別メニュー「ボビーバーガーセット」を頼んだ。
パイナップルがバーガーに入っている事だけが、普通のバーガーと
違う点なので、それがボビーの発想かと思われるが、このアイデアは、
試合中の采配程の切れは感じさせず、微妙な後味が残った・・・。


ボビーバーガセット

今日感心した事は、球場におけるロッテのファンサービスに対する姿勢。
イベントを始め、様々な気遣いがみられて、他業種ながら色々勉強に
なった。特に各席に配されたQRコードと飛ぶ先の携帯サイトの内容が
結構充実していて、ちょっとは見習わなければと痛感した。

そんな訳で一日が終わり、帰途に着く。今日の野球観戦はこの夏休みの
ハイライトになるかもしれない。他の日はほとんど何もしていないので。
そう、私はグータラ組・・・。