アメリカの友人

小説と詩を書くブログ。

カテゴリ: 詩 2010

火の用心とか

そういうのじゃ駄目ですよね

もっと

もっともらしい

モットーじゃなきゃ 大人として恥ずかしいですよね

もともと

モットーなんて私

もってないので

もたもたしてる間に

ヤカンのお湯もも沸騰したので

ちょっと火を止めてきますね

よかったら お茶でも一つ

この世にはほんとうとウソがあって

きっとそのほとんどがウソなんだけど

でもほんとうの“ほんとう”は この世のどこかにきっとあって

ほんとうに出会った人は出会ったときのまま別れることはないし ほんとうに好きな人は何があってもぜったい死なない

だってそうじゃなきゃ何も信じられなくなるし すべてがウソになるでしょ

言葉になれない言葉もある

それはアナタとワタシの間を漂いながら

二人を照らす月明かりや頬をかすめるそよ風に姿を変える

愛とはなんでしょう

私が月明かりの中 手を伸ばして掴んだものは愛ですか

ワタシ

声を出して何かを語ろうとする誰か

届かないうたを歌い続ける憐れな歌手

世界一のさみしがり屋

いま 赤に染まっていく夕焼けを眺めながら 声もなく涙を流している一本の長い影

カーテンを閉め

布団にもぐりこんだら真っ暗だった

でも君がいて僕がいて

それで充分に思えた

でも何かが足りない

決定的な

永遠のような

絶望のような

愛のような

訳のわからないものが

布団の中でもがく二人の間を音もなくすり抜けていった

そして暗い部屋の中二人で煙草を吸った

君のメンソールだったと思う

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