おやじ歳時記

60になったしでサブタイトルは「おじじ歳時記」でどうよ。

10月17日 10年。

  
■貴方や貴女や、あなたに感謝です■

今日、足かけ、丸々10年を迎えました。
明らかに10年前と異なることいくつもあります。子どもたちのそれぞれの独立。この体のどこかを引き継いだだろうはずの小さな分身であるお孫が誕生したこと。何よりもこの10年でみんなが平等に歳をとったこと。特にあからさまに顕著なのが母の老いと私の老化。著しい。
ひとつも変わらないどころか最近は中年に逆らって日々若返っている(ような気がする)大王さま。頑張って若さをキープさせている根性には敬服です。父も逝きました。まろ坊も逝きました。著名な有名人も鬼籍に入ったこの10年でした。果実があえるがごとくに。
10年前に比べて断然と異なる天気というか自然の美しさの後退のひとつを最近改めて見つけました。それは視界の悪さ。空気の汚れ。あんなに澄み切っていた終日の空だったのが今ではほぼ毎日、煙っているように霞んでいます。それは紛れもなくPM.5です。それと桜の木の成長の異変です。年を重ねるたびに落葉がおかしくなり、葉からの栄養と光を得ない枝は枯れていき、そして春の花数が見る見る少なくなっていっています。
自然が毒に巻き込まれながら侵されてる事実の怖さ。さらに北朝鮮のミサイル乱発や中韓のまったく理論性のない言いがかり、そして斜交いに歪になっていっている日本人の精神:こころの凶暴性などなどわずかな時の中でおかしくなってしまいました。時代と人々が明らかに行き場のない場所へと追い込まれて行っているような感じです。


10年、長いことお付き合い頂きありがとうございました。
数年前から一時的にブログをお休みしようと思いながらもついつい自分自身の折良い区切りを見つけることなく今日を迎えました。
10年ひと区切りと言います。ここでおやじ歳時記に一度区切りをつけようと決心しました。
しばらくの間お休みをさせていただくことにしました。
まるで取り憑かれたかのように毎日載せなきゃと躍起になっていた数年前に比べて、ここ数年はどうやらブログ中毒も軽くなり、充電の時をいただければと思えるようになりました。
ここに来てくださっている方々に心から感謝しています。特にスタート直後から変わることなく来てくださっている見張り員様、オスカー様。不変の有難さを痛感しています。同じ大分にお住いでさまざまにお励ましをくださっているトリテン様。遠く北欧から折々にお心を寄せてくださっているKatter様。そして多くの皆様に。心よりお礼申し上げます。


これから半年間は我が家にとって大きな転換期になる前触れが今年の春あたりから始まっています。母との同居を含めて私の人生最後の大きな事業を為し得ねばならなくなりました。そのひとつひとつ、折々の出来事を日記がわり、終生の宝にできる記録がわりにブログに書き留めようかとも思いました。しかしまだらになったり、間遠くなったり、惰性であったりのブログの継続など性に合いません。潔く我が家のその事業に専念することにしました。
喜怒哀楽劇場しばらくの間休演であります。暫時ご機嫌よう。


 

一流チャリンコ大会

OITAサイクルフェス


家の前のちょっと広めの道路を一般車進入禁止にして、
OITAサイクルフェス!!!2017という競技が開催されました。近くの大分銀行ドームを起点終点にしていくつかのコースに分かれての競技だそうで、我が家のある団地は朝から昼過ぎまで鎖国状態になりました。こんなイベント、近くでやってくれて楽しいですね。若者の躍動を目の当たりにできて目の保養にもなりますですね。
残念なことに小雨が降ってコンディションはイマイチであったはずです。それでも目の前をビュンビュンとまさに風を切って進む颯爽とした場面はなかなか見ごたえがありました。
ご近所さんも何人か応援に出ていて時ならぬ会話にも花が咲きました。でもなんだかみんな、歳とったもんだと思いました。ここに暮らし14年ですもん。皆さん一様に歳を取っていきますね。
「久しぶりに近々、飲み会しましょう」
「ぜひぜひ!! 我が家でどうぞ」
それにしても自転車の速度の速さ。一流選手にチャリンコ大会など失礼なことですね。


最近は飲み会の機会がグンと少なくなりました。ひとつには気忙しさ。そしてひとつにはやっぱり歳とった証拠の面倒くささ。しこたま器もあるのに全くその役目を果たさせておりません。
今日の立ち話のお陰で、気持ちを変えて気合を入れて大食事会を催してみようかとちょっとだけ気分がウキウキしています。とは言うものの26日からはオフクロさまとの本格同居の開始です。いよいよその時がやって来ました。4月のお試しはひと月でしたがもう逃れられません。オフクロさまの最後まで共に過ごす覚悟を日一日と新たにしています。とっても苦しい現実が待っているとも予感できます。
オフクロさまが我が家にやってきたらもう身動きが散れなくなります。旅行はもってのほか、飲み会だって遠慮しながらならしない方がいい。友人呼んでやっさもっさも自粛。大王さまとのラヴラヴもオフクロさまの目をたぶらかすわけにはいきませぬ(笑) 大好きな骨董のブツの季節ごとに替える愉しみもお預けになるでしょう。野放図暮らしも過去の思い出にしてしまって、何もかもばあさま仕様になること覚悟です。
若さまにお願いしております。
「お父さんたちが息抜きしたくなったら悪いけど大分に帰ってきてばあちゃんの相手しておくれ。その間、ちょっと旅するから」
快諾をもろてます。まずこれだけでも心強い安心感です。とは言うものの若さまだってあと2年半もすれば社会人のはず。やっぱり今のうちに羽を伸ばす手助けを仰山してもらっておきます。

今年は彼岸花が咲くのが遅いなぁなどとトンチンカンなことを思ってしまった私。金木犀の花の香りが漂い始めてやっと気づきました。
『時は10月だったんだ!! 彼岸花って毎年必ずお彼岸の頃に咲くのに今年はまったく目に留まらなかったし……。いかんな、時間に追われ過ぎちょる』
咲く花や木々の移ろいを通して季節の祭事や行事を知ることが多くあります。それが四季を持つ日本の素晴らしさでもあります。ところが最近は四季の明確さがとってもあやふやになってきて。それにつられて日本人の感性や感受性も鈍り始めたのかもしれませんね。最近呆け気味の私がそうですから。
そんな時こそ神社に行って古式に則った様々なお祭を傍で拝見することが良いのかもしれません。神職さんの一挙手一投足の所作、季節感がにじむ祝詞の内容、何よりもその日その時に斎行せねばならないお祭の意味の解釈。そんなことを考えられるのも神社と言う伝統文化の宝庫だからかもしれませんね。そこに身を置く……、自分を見つめ直す絶好の場所かもしれません。


これからしばらくは秋の長雨の天気のようです。いろいろな外出もあるのにちょっと憂鬱です。この雨、長く続くと来週の選挙にも影響大かもしれませんね。昨日はフジテレビが選挙アンケートの電話をしてきました。先方の電話口の周り、多くのスタッフがあっちこっちに答えを求めている声の喧噪がこれから始まる選挙の行方を占う何やら狂想曲のようにも聞こえました。
こんな時代とこんな世情です。混沌ですね。はてさてどのようにサイが振られ、どのような行先が決まる日本丸になるのでしょうか。しっかりと見極めて、つまらない議員やいい気になっている2回生議員などの取捨選択もせねばならない我々ですね。声を一票の重みに変えてしっかりと果たさねば。


夏のぶり返し

秋季例大祭

秋季例大祭

季節はずれの真夏のような暑さに戸惑ってしまった今回の3連休の最終日でした。
神社で秋季例大祭が行われたのでその撮影に。まぁとにかく日差しは強いは気温は高いはで、まるで夏の仕事みたいに汗びっしょりになりました。暑いともがきながらも私たちは薄手のシャツを着て動き回っているから良いようなものの、祭服をきっちりと着て祭典のご奉仕をする神職さんにとってはまさに生き地獄ではなかったかと思ってしまいました。もがき顔ひとつせずに涼しい顔をして粛々とお祭を進めていく様子に、「こればっかりは真似できない」と暑がり寒がり寒暖差の激しい体質、暑いの寒いのと大騒ぎする私はひたすら尊敬のまなざしを投げかけました。仕事柄……、凛として佇むなど洵にもって美しい姿は素晴らしいですね。内心は……、きっと暑くて心中穏やかではないはずと天邪鬼的に思っていますが。
暑い気温ゆえ神苑の奥からは夏に出遅れたセミが侘しく鳴いておりました。そして時折吹く風に乗って金木犀の香りが漂ってきました。セミの声と金木犀の香り。季節がはすかいになっていっているような変な気持ちになりました。

 

世の中は選挙に突入。選挙カーが通るたびに鳴き叫ぶお嬢。最近は救急車の音や聞き慣れないお子の声にも大いに反応してすぐさま鳴き吠えます。そしてお嬢につられて若手のろーままでもが一緒になって吠え立ててしまう惨状です。そうなってくると日頃静かな大王さまのこめかみ辺りの線でも切れるのでしょうか。
「うるさいっ!!!!!」
まるで人が変わったように叱っています。まるで私が叱られているようで一気に身が縮みます。
これがこの人の本性なんだわと恐怖から冷静になっていく私。片方が激したら片方が冷静になる。家のあり方としてはとても塩梅の良いことではと思っていますが、一旦ふたりの空気がおかしくなると大激動の『我が家の乱』になってしまいます。年上の私が言葉を飲み込んで、かろうじてセーブをして矛を収めることがしばしばです。これを年長者の気持ちの折れ具合というのでしょうか。いえいえ、ただの我慢です(笑)


間もなくすると選挙カーの往来が激しくなってくるでしょう。こんな時ばかりお願いやらの連呼にうんざりです。当選したらひとつも役に立たん!! お嬢たちが吠える理由はもしかしたらうるさい選挙カーの声ではなく、慇懃に手を振り絵空事のようなことを並び立てる候補者たちへの嫌気、本心バレバレを透視しているのかもしれませんね。何せ犬は人間よりも臭覚聴覚に優れ、そして先を見越すことのできるテレパシーを持っていると言いますから。
「そうだ!! お嬢たちが一番吠えた候補者には投票すまい!!」
そんな鉄火場のイチバチ賭博のような思いになるのも、日本の政治家への期待薄がこの数か月で倍々に膨らんでいるからかもしれません。
ポリシーも何もなくて朝令暮改も簡単にやってのける人たちはただ保身のために右往左往。今回ほど人間の浅ましさを見たことはありません。
「これまであんたたちが言ってきたことはいったい何だったのかい?? ただの批判や反対ばかり言って、人の気を引いて束の間の人気を得ようとするだけで結局は自分というものもなく、日本を考えるという大命題もないんでしょう」
秋の盛りになろうかというのに異常なくらいの夏のような暑さ。こんなおかしな気候になった原因を大局的に考えて、少しは我々の日常生活の異変にも気づいてもらいたいものです。当選すれば他人事、そんな人たちのことを必死に考えるのも疲れが弥増すばかりかなぁと思っているところです。誰に投じるか我が家の忠実な犬たちのご宣託にまかせにしようかしら。


 

誕生日の大分、若さまの北海道

大王さま先日6日に謎歳の誕生日を迎えました。早いものでもう18回も誕生日を祝して差し上げちょります。一番最初だったのが銀座ライオンでした。賑わい、喧噪のなかでのハッピーバースデーをしたものでした。素直で従順で尊敬もしてくれていたのに、18年が経った今では主従関係もぶち壊れて、本末転倒のような立場逆転劇もしばしば……、しょっちゅうになりました。言い争いもまるでストレス発散のごとくに日常茶飯事。(にちじょうちゃめしごと……、とよく言っては喜んでいたのは遠い学生時分です)
そんな仲が良いのか天敵か、はたまた腐れ縁の諦めかで長きにわたって暮らせるのはひとえに信頼関係があったればこそだと、言葉の綾を許しつつ最近はつくづく&しみじみと骨身に沁みつつあります。
『変わることなくここにいる』、心休まるその事実だけで何を語ろうかというものですね。



聡誕生日
■なんだかとってもみすぼらしい写真の写り。実際はもっときれいかったのに■

そんな誕生日の酒祝の宴は大好きなスパークリングと刺身。それと北海道の小林牧場のカマンベールチーズ、山陰のカニ味噌。そしてご飯は清水の舞台から大ジャンプして買った松茸の……、松茸ご飯とお吸い物にしました。それとスペシャルゲストのデザートはお茶々の先生から夕方届いた誕生日おめでとうのロールケーキ。大王さま、すっかり舞い上げっておりました。スパークリングは毎度の我が家御用達の善光寺が品切れに付きバルセロナのものにしました。最近、胃の具合が芳しくない私にとっては善行寺もバルセロナも大勢に影響なしってとこですが。
「松茸ご飯なんぞは何年ぶりにつくったことやら。これもあんたの誕生日だからの大サービスってもんよ。ほれ、愛情が香り豊かに漂ってきましょうが」
「愛情ね。愛情のニオイよりも松茸の香りの方が断然強く鼻をくすぐります」
「なんと軽々しい!! ニオイじゃないちゃ!! 愛情の香りちゃ!!」
如何にもおめでたそうな初老と、やや反抗的に成長した中年がたんと会話の花を咲かせたささやかな晩餐になりました。
「まだまだ若い!! しかしあっという間に50歳代、そして60になるんだからこれからは内面を磨くように頑張っておくれ」
「そうだね。兄さんがいつも言ってるように卑しくならず、人を蔑まず、分をわきまえる人間になるよう頑張ります。ところでこの松茸ってどこ産ですか。まさか北朝鮮とかじゃないですよね」
「まさか!! そんな得体の知れない国のなんてわたしゃいくら安くても買いませんわ。へい、カナダ産のですわ。それにしてもやっつけてくれますなぁ。あんたの誕生日祝いのささやかな心づもりにいらんこと言いなさんな。さっそく!!」
小言というか好意を無碍にする雑な言葉やら聞きとうないのにと思いながら精いっぱいカナダ産の松茸を頬張る私でした。来年の誕生日は貧食にしてやりまする。



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■空気が澄みきっているのが分かります。高い透明感というのでしょうか。美しいなぁ■

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■ネタもさることながら北海道のお米が美味しかったとメールも躍るくらいに感動しておりました■

10月6日、西日本では大王さまの誕生日の宴に悲喜こもごもの海に沈没気味だった私の心中。同じ日に若さまは東日本の東京からさらに北の北海道に滞在しておりました。今夜21時新千歳空港発の飛行機で東京に戻っております。研究室の先生と先輩とご同輩の人とで北海道の企業での研究発表に出向いたようです。頭の痛くなるか寝たふりをしたくなるような物理的な研究内容の報告よりも北海道の美味しものとの出会いの報告を待っておりました。空港に行く前の夕食時間の間隙を縫ってか、いくつかの写真を送ってきてくれました。北の大地と北の海の食の宴の写真。そしてコメントには……。
『海鮮どんぶりも美味しかったけど北海道のお米は格段に美味しくてびっくりしました。とっても甘いんです!! それと札幌は北海道でも都会だったから次は雄大な景色を味わいたいなぁ』と。
今のうちに、学生の時間が二年延びた今のうちに思う存分に他所や他人を知ることこそ人間力アップにつながると信じています。行け行けどんどんで大いに羽ばたいてもらいたいなぁ。父としてよりも男として応援したいです。中年の宴と若者の旅の空の宴の違いは力強さが垣間見える勢いでしょうか。送られてきた写真を見てあまりの鮮やかさに人生の精彩の差を感じましたが(笑)


 

オタオタオロオロ

思いつきで解散して勝算ありと目論んでいる一強安倍総理。さてどうなることやら。脆弱な野党にしか見えないので安倍さんの思うつぼになるかもしれませんね。
しかし髪ふり乱し我を忘れて新党にすがり付くのに必死な議員さんたち。日頃の行いはどこ吹く風の本性丸出しで滑稽です。民進党と希望の党、安保では全く異なる政策なのに、己の地位確保のためならばこれまでの言動をいとも簡単に覆すことができる国会議員さんたち。すがることに必死でその姿はまるで芥川龍之介の『蜘蛛の糸』みたいだなと見てて哀れすら感じます。それにしてもいとも簡単に身売りした前原さんにはやっぱりこんな人には日本をまかせられないと思いました。保身ばかりで男気がない!!
不倫やら暴言やらの女性議員のまぁなんと厚かましく浅ましいことでしょうか。まだ議員をやりたいようです。ハゲーの豊田さん。笑顔を振りまきながらも不慣れなどぶ板活動にチクった秘書をさだめし恨んでいることでしょう。頭がよくても、こんな人間的魅力のない人が国会議員になって何ができるというのかと改めて思っています。


釣船草:ツリフネソウ
■釣船草/ツリフネソウ■

蔓穂:ツルボ
■蔓穂/ツルボ■

さてそんな浮世の煩わしさとは無縁の山野草たち。先日若さまと行った男池のあちらこちらに咲いていました。俗世界とは一切無縁のような深山の雰囲気の中だから、尚のこと感じた『孤高』でありました。
無駄のない美しさは人の手が加わっていないからでしょうか。人間の手垢が付いていない無垢さというのでしょうか。真の美しさや気品は、一切のそぎ落としの末に生まれるシンプルさなのかもしれませんね。山の霊気のなかで眼福させてもらいました。


「もらってはいただけまいか」
オフクロさまの着物。東京の友人とお茶々の先生が引き取ってくれることになりました。これでひと安心です。東京の友人には半強制的に送り付ける感じになって訪問着とピンクの色無地の着物でどちらも五三桐の中陰紋付き。お茶々の先生へはまるで古着屋さんの大処分市みたいな数になりました。
「母のだから古い着物で申し訳ないんですが」
「いくらあっても嬉しいです。お声をかけてくれただけでも……。なんて言っていいやら」
先日、秋の長雨の間隙を縫って我が家に来てもらい、にわか仕立ての着物の品評会というかお見立て会みたいになったのをやりました。まさしくB級品!?(笑)
で、先生がおいでの前に改めて大風呂敷をの結び目を解いて中身を見分してみたら、まぁそこそこ良さそうなのも混ざっていてあながちすべてが古着とは言えないようなものも。良かった!! 人さまにあげるものが粗末なものでなくて。
しかし、よくよく考えてみたらお茶々の先生とオフクロさまは24歳違い。オフクロさまが60歳の時はメヌエルの終盤で着物どころではなかった。つまりはこれらの着物はすべて、オフクロさまが本当に若かった頃のもの。目も回らなければ頭のフラフラもなかった頃のもの。そうなるとお茶々の先生にとってはいささか派手ではなかろうかと。大島はまぁ良いようなもののあとはどうなることやら。
「気に入らなかったら別府で捨ててくださいな」
「着物がダメならいろいろにアレンジできるから大丈夫!!」
ついでにと佐賀錦のバッグやら帯締めなどもお付けしてお渡ししこれでひと心地が付けました。


着物の類いはこれで大方かたが付きましたが家の中の整理というか断捨離が大変。もうすでに市の有料ごみ収集に3回来てもらいましたが、まだまだあと数回は来てもらわねばなりません。家の中の片づけにヘトヘトです。しかし疲れも吹っ飛ぶようなお宝にも出会えています。父が蒐集していたらしい金貨や銀貨。記念コイン。由緒があるかないか素人にはとんと見当もつかないような焼き物の類い。それと絵画や掛軸。
「私、ぜんぜん知らないのよね。お父さん、まったく見せてくれなかったし」
「なんちゅう夫婦やねん。取りあえずこんなのはいくつかの箱に入れて一カ所にまとめて置いておくことにしようかね」
「良さそうなものだけ取っておいてあとは捨てればいいんじゃないの??」
「またそんなことを言う!! ほら、この篆刻の石なんて結構素敵じゃないですか」
「物持ちのいい人も善し悪し。遺った者は苦労するわねぇ。あ〜〜、いやだいやだ」
オフクロさまの気前の良さというか執着の無さこそ断捨離にはピッタリの性格かもしれません。


今日は中秋の名月。静かに輝く月の灯りは皆さんの許にもあまねく届いていることと思います。
これから秋が深まっていきますが、どうか健やかにお過ごしいただきたいと今夜の丸い月にその願いを託しています。


若さま、帰京していく

先週27日に大分に帰ったばかりの若さま、早々に今日東京に帰っていきました。
私の還暦の祝いに帰ってくれたとは言え、いやはやなんとも慌ただしいことで3年も経つとこれが親離れというものかとその成長ぶりに驚いたりしています。
午後の便の飛行機だったのでゆっくりと過ごし時間を見計らってオフクロさまに挨拶に。私も見送りに行くと言い出して小雨降るなかを空港行きのバス停まで一緒に。こんな雨の日こそ足元が危なくなるお年寄り、気を付けて歩かせなきゃと思いつつも若さまが手を引いているので大丈夫だろうと思った矢先に案の定、わずかな段差で見事にこけてしまいました。幸い大きな転倒ではなかったのですぐに起き上がることができました。
若さまの乗るバスがバス停で待機しております。「じゃあここで。また!!」。軽く右手をあげて言う若さまのいつものポーズ。そう言いながらバスに乗り込む若さまを見送るオフクロさまの後ろの女性が、
「大丈夫でしたか?? お先にどうぞ」
「いえ。我々は見送りですのでどうぞ」
「そうでしたか。それではすみません」
そう言って私たちの横を通っていった女性。丁寧な人だな。それにオフクロがこけたのを見ていたんだと。若さまの後ろを歩くその女性を大王さまが。
「兄さん。気づかなかった?? 財前直見さんだよ」
「えっ!! 知らんかった!! 知ってれば握手のひとつでも記念にしてもらったのに」
「なんだぁ知ってて話していたのかと思ったけど……」
「知ってたらあんな態度をとるわけがないでしょうが」
バアサンに気を取られてご尊顔を拝すことなどできませんでした。ミーハー炸裂もできず残念無念!!


大分市内に両親と息子さんと一緒に暮らしていると聞いたことがあります。仕事のたびに上京しているということです。最近は直虎にも出ていますし、何と言ってもお水の花道やごちそうさんで素敵な演技をしたのが今でも鮮明に思い出されます。役と同様の気さくさだったのですね。
「何度も目が合っちゃったよ。最後は軽く会釈したら返してくれたよ」
先ほど無事に東京の自宅に帰り着いた若さまが得意げに話しておりました。
『斜め前に座っている帽子の女性は財前直見さんていう女優さんだよ』。空港行きのバスの中の若さまにメールしましたが年代の相違でしょうか、『よく知らないんだけど』の返事が。先ほどの電話では挙句の果てに、「ざいまえさんと……」と言っておりました。やれやれ。
しかし大分空港でもお年寄りの手助けをしていたのを目撃したとかで、その優しい人柄に「いい人だった」を連呼していました。立場上そうなっても仕方ないのに驕り高ぶることなく気さくな人って、そうでない人との人間力や資質の違いかもしれませんね。雨の中を84歳バアサンとお見送りに行った甲斐のあった今日でした。


男池
■男池(おいけ)。木が石を抱いちょる。大分でこんな風景に出会えるなんて!! 驚きました■

男池:名水の滝
■轟々と落ちる滝の水。光りと水のコラボに久方ぶりの神秘を感じました■

久住
■くじゅうのススキが午後の陽に照らされて輝くさまは銀波のようでした■

筋湯
■筋湯温泉。だぁ〜〜れもおりませんで我々3人貸し切りさせてもらいました■

さて写真はごくごく少なく終わった若さまとの初秋のドライブのものです。
大分川の源流である男池。まるでもののけ姫の世界でした。さらにその奥にあった名水の滝。こんな場所にと驚きました。久しぶりに筋湯温泉にも行きました。そんなこんなの思い出がつくれました。
次はいつ帰ってくるんだろう(笑)



三重苦

桜羅さん三重苦
■若さまに抱かれながらも私をにらむエリザベスカラーのお嬢さん。よほど恨めしいのでしょうね■

お嬢さん、背中におできが出来て見るからに恐ろしげ。だんだんと大きくなって膨らんでいよいよ不安になってきた我ら家人。
「これは何とかせねば抱っこするたびに手に触るし……」
「そうですね。日ごとに大きくなっているような変な感じ」
そんなことでろーまやまろ坊が去勢手術した動物病院に連れて行き、昨日お嬢さん生まれて初めて手術台に上がる体験をしてきました。
「背中のイボを取るついでに耳の掃除やバイ菌の有無の検査もしましょう。避妊手術もしていないようですので今回は全身麻酔をするので避妊手術もしておきましょうか。最近は子宮にがんができる子も増えていますしお嬢のように一度も出産の経験のない子はその確率が高くなりますし」
「ということは先生、一度に3つの手術ということですか!! 耳は軽いにしても……」
「一気にやっておいた方がよいかと思いますが」
しかしてそのお代は92488円でありました。卒倒しそうな金額はプチ旅行にだって出掛けることのできる結構な金額です。さらにその前日は若さまがスーツケースが欲しいと言い出して、一生ものを買い給えと大風呂敷を広げたついでに買ってやってしまったどさくさと流れに弱い私。リモワのスーツケース78000円也の親も欲しがる逸品を購入。清水の大舞台から覚悟の真っ逆さまをやったばかりでした。
まさかお嬢さんにそんな大金が必要になるとはと思いながらもこの家にやって来て9年半のお嬢さんはもはや大切な家族。それもお嬢さんは我が家に金運をもたらす(としんじている)招き犬であります。大切に育てて我が家に金運を、さらなる金運を招き入れてもらわねばという下心も多いに手伝って手術の了解をしたのですが、やっぱり大金の支出はとっても痛手であることには間違いありません。


お嬢さんの背中の異物。不具合そうな耳の様子。そしてこれからどうなるか分かりませんよと脅された避妊の手術。大ごとな大出費の上塗りが続き目まいを起こしそうなここ数日でした。
私の目まい以上に戸惑っているのが全身麻酔の残りに前後不覚の状態のお嬢さんであります。まだまだ体も気持ちも大海に漂う船のような揺れのなかにあるようです。ひたすらボーッとしています。
可哀想なことですが仕方ありませんね。後々のためですもん。
「きつかろうけど今を堪えねばよ。頑張らんと!!」
抱っこしっぱなしだったり、上げ膳据え膳のような丁寧至極な食事を続けています。傷口の痛みはありそうではありませんが。何もかもを中年オヤジがよってたかって世話をしているのですから逆に心地よさそうなお嬢さんであります。元気になって、介護や看病されて愛情たっぷりのお世話が日常茶飯事の当たり前にならなきゃいいがと案じています。
それにしても日頃のお転婆やクルールさとは雲泥の差もあるおとなしさ。術後二日ながらも「青菜に塩」のように静かになっているお嬢さんへの愛情が、心の奥から湧き出る自分にも不思議がっているところです。こんなことがきっかけでお嬢に愛情を感じるなど、まだまだ人間力や愛情が足りないのかもと改めて思っている最近です。
動物にもものを思ったり感じたりする魂があり、そして立派な心があります。そんな清らかな心根、気構えを思うと嬉しさが増していく昨今です。でもじっとしている姿を見るにつけ、これがお坊さんの言う「無」というものではないかと思えることもあります。何も考えていない。何も欲することなく静かにたたずむ。真似ができるものであれば真似をしたい立派な姿かもしれません(笑)
そんなお嬢さんの三重苦は10月16日の抜糸まで続きます。お嬢さんにとっては苦月になってしまいました。

今日で9月も終わりですね。今夜は吹く風、窓から入ってくる夜風がとても冷たく感じます。秋の訪れを確かに感じているところです。
なんだかいつの間にやら選挙が始まります。国のためと言いながらも結局は自分の地位を保つために右往左往している大人たちのみっともない姿に呆れています。節操がなさすぎ!! 当選するならどんなことでもする。これまでの言動だって軽く覆す。信頼も期待もあったもんじゃありませんね。取捨選択するのは国民です。しっかりと見極めねばと思っています。
今月もお付き合いくださってありがとうございました。


このハギーーーーーーッ!!

我が家の萩
■ずっしりと■

頭の良すぎる女性代議士の暴言ではありませんで、我が家玄関前のハギが見事に咲き誇っております。「あわわ」の感動のような「たわわ」……、実が生ればホントそんな感じの花のつき具合です。夏前に剪定しなかった分、ここ数年で一番の萩の花盛りに遭遇&歓喜中です。
雨が降ったり止んだりなので枝先が重くなってしなっております。落花も大ごとなまでに地面に敷き詰められています。
ここのところ朝夕めっきりしのぎやすくなって、秋の訪れを身をもってうれしく感じています。やっと秋が来たねと言えば大王さまは、
「今年の夏はちょっと短くなかったですか?? いつもであれば今頃やってる運動会はまだ汗ばむくらいだったはずだけど」
「言われてみれば確かに……、そうですなぁ。でもやっぱり暑かったことはとっても暑かったけど。まぁしかし涼しくなっていくというのは本当に嬉しいことです」
気温の落ち着きとともに日没も早くなっていき洵にもって心も体も落ち着けるはずの……、季節の到来であります。はずの……、の理由(わけ)はまた後日。


今日は「お待たせしました!!」の声も高らかに若さまが帰省しました。
大分滞在はたったの6日間。来週月曜日にはもう東京に戻る手はずを整えてエアチケットも御自ら手配して帰ってきました。およそ半年ぶりの若さま。どことなく落ち着いたように見えるのは院試が終わったからかもしれません。
院への進路を若さまったら方向転換、急カーブの大わざをやってのけてくれました。

向かう先を変えた若さま。大学院はこのまんま東京にと。どうやら住み慣れたしTOKYOが好きになってしまったようだし。住めば都になっちまったんだね。お前さん。
あれだけ行きたいとずっと言い続けていた東北地方の大学院。親である私の耳には数匹のタコが生息するくらいの大志の言葉を吐いていたのに。
聞けば今の大学の研究室から引きとめられてしまったのもその大きな理由であるような。現に10月には研究室を代表して札幌での学会とやらに出向くとか。
「認められることは結構なことです。有難いと感謝せねばならんけど、でも本当にこのままであんたはいいんかい??」
「もうあきらめるよ。3年半、東京に住んで人にも恵まれて街も好きになったし。2年後に就職でまた東京に戻るのも大変だしね。これが僕の定められた運命かもしれないと思ったとたんに東北のことが一気に冷めちゃったんだ」
「あぁそうね。東京オリンピック騒動のなかで引っ越しなんてまっぴらごめんだしね。じゃぁそこでしっかりと自分のやりたいことを全うさせなさい」


正直、また引っ越しやらに大変な思いをせねばならないのかと戦々恐々していたことも本心でした。
行きたい大学に行かせてやりたいという思いは存分にありました。敢えて自分自身を納得させることに惜しくはないんだろうかとも。しかし大王さまがポツリと漏らした言葉で胸のつかえが下りたというか納得できました。
「そりゃ僕だってRが東北に行ってくれれば秋田に帰る時も楽しみのひとつが増えるなと思ったよ。でもね。東京から離れてあっちに慣れるまで半年はかかるでしょ。それに並行して勉強だって膨大な量でしょ。あれよあれよという間に2年なんてあっという間に過ぎちゃって気づいたら就職のことでまた頭を悩ませなきゃいけなくなる。だったら引き止めてくれるという人の存在ってRが構築した人間関係の宝だと思ってこのまま東京でいいんじゃないの??」
「そうよね。親の知らない世界で人財産をたくさん増やしていっている……、勉強一筋の石頭や常識のない男よりも今のあの子の姿の方がよっぽど立派かもしれんね。それをさらに膨らませてくれるのが東京だということだろうね。本人が決めたこと、わたしゃ何も言いませんが、これからお銭の算段をせねばなりませんわ」
人生いろいろを22歳の若者が心と体で受け止め消化しているようです。自分が22歳の頃とは全く異なる息子の生き方に驚いたり共鳴したり、そして羨望したりです。常々、若さまに言っているように「今しかできないことを今必ずやりなさい!!」。自分がそうありたかったからです。
40年近くも前の日本や世界は今ほど危険でも殺伐でもありませんでした。今よりもずっと大らかな自由がありました。自分の責任の範ちゅうのなかでの自由という身。だから誰もが自分を律して過ごしていました。今のようにSNSなどなかった時代でもありました。どれをとっても緩やかに時間が過ぎていく豊かさがありました。人も心が豊かで情緒がありましたし。もしあのゆるやかな時代に青春のひとときを過ごしていた若さまであったならば、きっとこんなにも目まぐるしい今よりももっと大きく羽ばたける材料も世界も整っていたかもしれません。そんな新たなスタートを前にして、そして若さまの気持ちもひと段落しての今回の帰省になりました。
「今日日、宇宙にだって何週間も滞在するっていうのにわずか6日、五泊六日とは実際慌ただしくて大変だわね」
「いろいろプランを立てながら連れて行ってやればいいよ」


ひとつとっても腹立たしいニュースを目にしてウンザリを通り越してやっぱり腹が立っております。
平昌オリンピックの公式HPに日本の地図がすっぽりなかったとか。何という国ですかこの韓国という国は!! 上も下もこぞってあざとい。わざとそういうことをする民度の低さ。卑しいのにプライドは高くて。ヨーロッパの国々同様に日本もオリンピック出場をボイコットすればいい。きっと、だったら東京オリンピックには出ませんよと言ってくるでしょうが放っておけばいい。
6月7日に日本にやってきた韓国国会の丁世均(チョン・セギュン)議長が大島衆院議長と会談した時に、平昌冬季五輪への日本人観光客訪問を強く要請したとか。
最近訪韓する日本人観光客が減っていることを「よくない」と指摘した上で、言うに事欠いて「平昌五輪に日本人観光客がたくさん来るように努力してほしい。もし少なかったら、東京五輪には1人の韓国人も行かせない」と言い放ったといいます。国会の議長にしてこのざま。恫喝です。自分たちの下品さや下劣さを棚に上げてよくもこんなことを平気で言えるとは頭がおかしいんじゃないですかね。挙句に今回はこともあろうにオリンピックの公式HPにこんなことまでしていたとは。手落ちではなくわざとの手抜きでしょ。未必の故意見え見え。国際的無礼千万です。腹いせならどんな手段をとっても構わないのでしょうね。
「行くな行くな、来るな来るな」、マナー違反を違反や非礼とも感じないこの国にはそんな思いがいよいよ増すばかりです。そのうち本当に世界中から笑われ嫌われる国と人々になりますよ。きっと。


怪奇現象??体験

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■川の側も山の懐も、日本はいよいよ住みにくい場所だらけになりました■

台風18号、
連休の中日に九州にやってきて鹿児島宮崎の端っこをなめるようにして四国へ向かい、そして列島を縦断していきました。ところが大分でまさかの豪雨になって驚きました。50年だか何十年だかに一度の大雨だったらしいですが、今回は県南だったとはいえ大分にとっては7月の日田以来たった2ヶ月しか経っていない豪雨になりました。これで向こう百年間は町を呑み込むような激しい雨はないものと思って安心してても良いのでしょうか。
親戚……、オフクロさまの91歳になる従姉の住む佐伯市。そこを流れる番匠川が氾濫危険水位まで到達してあわや決壊か!!の寸前ところで雨がやんで事なきを得ました。その従姉おばさんの家の前こそ番匠川の支流。佐伯市街地とはいえ番匠川から離れた幾筋もの支流が街の真ん中を流れています。
今朝、実家の雨戸を開け放ちに行った時にオフクロさま、気になるんでしょう。しきりに電話しろと催促。自分ですればいいものを91歳従姉さん、なかなかお達者でお口も滑らかだとか。饒舌に拍車がかかって切るに切れない電話になってのぼせるのがイヤだと言う。だからあんたがお見舞いの電話をしてと。仕方ありませんなぁ。電話しました。いやもう本当にお元気で。声なんて84歳オフクロさまよりよほど張りも艶もありました。
「もうね。家の前の川が今にも溢れそうなくらいのタップンタップンになってね。怖かったわ。でも夜じゃなくて良かった。ところでお母さんは元気??」
やっぱりそうくるに決まっています。
「はい、元気にしているんですが夏風邪を引いたようで声が枯れて……。くれぐれも宜しくと言っておりました」
向こうでOKサインを送るオフクロさま。気がとがめる私。
「歳を取るとね、なかなか風邪も治りにくくなるからどうかお大事にと伝えててね」


「上出来!!」
何が上出来なものですか。自分で電話すればいいものを。案外早く切ったわねとも言う始末で。やれやれ野放図バアサン健在です。


ついでにと、もう袖を通さなくなった着物の処分をしたいと言いはじめたオフクロさま。箪笥を開けたら大島やら友禅やら江戸小紋やらがいくつかありました。
「これもこれもぜんぶ箪笥の肥やし。一度も袖を通していないのがこれとこれ。もう捨ててもいいんだけどね……。それか古着屋さんにでも売るか」
「売るかって。古着屋って言っても二束三文だよ。だったらもらって喜ぶ人にあげればいい」
「あんたに任せるから持って帰ってちょうだい」
大風呂敷が3つ。たとう紙にくるまれた着物は侮れません。かたまりになると重くて重くて。泥棒も大変なんだなと妙に感心したりしながら車に積み込みました。
親父の大島のアンサンブルは私がもらうことにして、さてオフクロさまの着物や羽織や帯。どうすりゃいんやろかと和室にある大風呂敷3つを眺めつつ途方に暮れています。
そこで困った時のお茶々の先生。若い頃のオフクロさまに似ている体形の先生。これは妙案ではと思っています。明日にでも電話して、もらってはくれまいかと頼んでみるつもりです。


ところで今朝、それもまだ真っ暗な超明け方前。度肝を抜かれるような奇怪な現象を体験しました。それはインターホンが2度鳴ったこと。
『ピンポーン』、数秒後にまた『ピンポーン』
時計の針は午前4時20分。4やら2やら私の最も嫌いな数字がきっちり並びやがっての時刻。
お嬢も羅馬もワンワンギャンギャンと吠える。2時バアサン4時バアサンが出ると若い頃に言っていたその時間です。
寝室の窓から玄関を見るけれどだぁ〜れもおりません。おったら尚恐ろしいですが。階下に寝ている大王さまも起きてきて一緒に玄関の外まで出て確認を。でもやっぱり人っ子ひとり、犬や猫、鳥や無視の類いの誰すらもおりません。夜中のピンポンダッシュですか!! それともお盆に帰りそびれたご先祖さまのポルターガイストですか!!
「何なん!? これはいったい!! もうイヤッ!! 気持ち悪すぎやろ!!」
「そうだね。誰かのいたずらでもなさそうだし。台風で壊れたのかもしれないですね」
14年近く来訪の人を報らせ続けてくれているのですから、もうそろそろお疲れも出て当然でしょうがよりによって夜中の『ピンポーン』とは。このインターホン、最後の最後になって我々に恨みでもあるのでしょうか。肝を冷やしました。また鳴ったら恐ろしいのでしっかりスイッチを切ってベッドに戻りましたが、なかなか寝付けずにそのまま台風一過の澄み渡った空の朝を迎えました。
切ったスイッチを入れましたがうんともすんとも。やはり壊れたようです。きっと台風の強さに抗えず13年と10ヶ月にして力尽きたのでしょう。たぶん……。
電気屋さんに来てもらって新しいのを取り付けねばなりません。

しかし影かたちのないこと。気配のないことから発せられる音というのは恐怖、不気味ですね。黄昏時を逢魔が時と言いますが、なんのなんの払暁に魔物に逢ったような思いを感じた今朝でした。
秋に急き立てられて、今夜はこの時間でもツクツクボウシが鳴いています。シーズンの混在ですな。


嬉し恥ずかし悔しい……、親子に見られる

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■知人宅で。こんなことがこれから頻繁に起こるのでしょうか■

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■秋田県にかほの空。大王さまのお姉さんが住んでいます■

「兄さん、ごめん。断わり切れなくて預かってしまった!!」
大王さまから差し出されたブツは牛乳2本。宅配牛乳の勧誘に来たオジサン、あまりの饒舌ぶりに口数少ない大王さまは押されに押されて受け取ったらしいです。
「あのね。3日後に空瓶を取りに来るって言って帰ったけど飲まずに返そうよ。それでさ。兄さん対応してくよ」
「なんでオレが尻拭いせにゃならんの!! 自分でやりゃぁいいでしょうが。自分でケツをっ!!」
「そんなぁ。あんなによく次から次にしゃべる人苦手なんだ。だから兄さん頼みます」
こんな時だけ頼みやらお願いやら宜しくやら……。こんな意に沿わないような人を待つ身ってまるでかぐや姫をさらわれる翁と媼みたいな緊張感と嫌気。そんないきさつが終わってちょうど3日後。やってきました。律儀なことに大王さまに告げた時間通りに。
「すみません。こないだ対応した人間、留守番だったもので。僕は牛乳が苦手なもので申し訳ありませんがこれお返しします」
「いやあ。大きな体の息子さんでしたね。ラグビーをやっているとか。お父さんの体も大きいですね」
大王さまがいつの間にやらラグビーやってる息子になっているし。嬉し恥ずかしながらも、西洋と東洋がまっぷたつのようなふたり。正直似ても似つかない親子でしょうに見る目のない牛乳屋さんです!!
「いや、息子と違って私のはただのメタボですから」
いつの間にやらこっちも調子こいて騙しとおしてやろうと大きな息子に仕立ててやりました。
「おぉ!! 肥満の方にはこちら……、プロテイン入りのがよろしいんですよ。お腹も下しませんし」
ああ言えばこう言う。営業トークの絶妙も気が重くなるばっかり。
「ありがとうございますですが今回は結構です」
世の中がいくら早熟が進んだとしても12歳違いの父と息子なんてこの世の中でありえもしません。私が老けて見えるのか、それともあっちが若く見えるのか。誉め言葉かどうか理解不能ですが、いずれにしても何となく釈然とせんやんか!!と、あとになって頭を抱えてしまいました。ハハハ。
「これからは親子で通しましょうか。世の中を欺くのも愉しいですよ」
嬉しいんでしょうか比較対象者がいて。自分が実年齢よりもうんと若く見られるならば、お隣にいる私は引き立て役に甘んじろってかっ!!


「ちょうど節目の今年は大きなことを成す一年になるかもしれんな。人生の一大事業かもしれん。まぁあんたは強運だから何も心配はせんでもいいけど」
立春が過ぎてそんな見立てをしてくれた占いのおばちゃん。今年、大きなこと、成す。果たして何をしでかすんでしょうか。私。
ちょっとだけその前兆というか気配は無きにしも非ずですが。これが実現すれば占いのおばちゃんの先見の物凄さと、自分自身の無謀に近い行動力に驚きと自画自賛してやる……、賞賛の値に匹敵するのですが。さてさてであります。
気が付けばオフクロさまも84歳。若くてハツラツとしていた昔の彼女の姿からは想像もできないくらいに老いました。最近はまるで大きな人形のように佇む姿が多くなってきました。
「魂……、抜けてない!?」、みたいな。
こんなこっちゃいかん!! 一旦は解消した同居をまた蒸し返して実現させねばなるまいと気持ちを鼓舞させているところです。ホント、鼓舞です。それが今年の大きなこと……、になるかもしれません。
親の老いを目の当たりにするとついつい自分が老いたらと思いがちになります。24年後の自分の姿が今目の前にいるのですから自分が年取ったらどうなるんだろうと。息子たちや他人さまに迷惑をかけたくない。ましてや老いさらばえて汚くなっていく身をさらしたくない。とっととお迎えが来てくれることを、念仏を唱えながら希う日々になるんじゃないかと覚悟というか待つ身になるんじゃないかと予感しています。


北朝鮮。あの国とあの国のたったひとりの巨漢の暴走を誰も止められなくなったのでしょうか。打つ手なしでしょうか。
東京に住む若だんな親子3人、特に1歳少々のお孫のこと。そして将来ある若さまのこと。いよいよ心配です。あの子たちに明るい未来、平和な世界と日本があるのでしょうか。戦争という忌まわしい言葉が身近になったようでとても不安です。


これまでせっせせっせと人道支援してきた善意の恩を仇を返すような三代目。大方そういうことだろうと先代の時からの与太たかりの顛末には察しはついていましたが、この狂気に満ちた息子のあからさまなまでの挑発行為には喫緊になんとかせねばならないでしょう。
大人として最低限の挨拶もできないくらいの礼儀も知らない、ジイサンとオヤジの陰にしがみついてただ虚栄ばかり、そして意に添わねば大人の男としての考えなど皆無、狂乱に変じる三代目。薄めの脳みそのが世界中あっちこっちにいますが、これほどひどい三代目も珍しい。要は親の躾のまずさと取り巻きの愚かさの産物です。
そんななかでも韓国の頭の悪い大統領は人道支援に9億円もの金を提供すると言っていました。どっちつかずというか、心の通じない相手に善いことでもするつもりでしょうか。バカじゃなかろうかです。韓国人の妙なおもねり、これではトランプが韓国はアテにならんと怒るはずです。
貧しい国のはずなのにどこでどうやってミサイル開発の金や技術を調達していることやら。きっと中国やロシアでしょうね。真の黒幕は。
日本の上空をこともなげに横切らせたミサイルの発射。アメリカやら韓国の戦闘機が日々北朝鮮の上空を飛んで、あの百貫デブの身が縮むくらい恐れおののかせればいいのにと思う私は、世界の入り組んだ仕組みを知らない浅はかな人間なのでしょうか。

 

 

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