なんか2週間前よりもグリグリやってねぇ??

「おぉ、おぉ、そこはダメでしょうがっ!!」

「ダメだっちゃ!!」

「こっ、腰が浮いちゃうぅぅ!!」
危うく涙目でイクところでありました。

 

あの新性感帯への恐怖と期待が募り高まりすぎて、とてつもなくロマンチック&乙女チックな今朝の夢でありました。

ここは女性には分からないとても神秘的な箇所なんですって。だから男だって知ったが最後、もうトリコになること間違いないらしい。よかったぁ、ここで終わって。こんな未体験はあの世に逝くまで結構毛だらけさ。

 

というのも今日の診察は検尿の結果を見て先生がお下しになっただけ。いとも簡単なことで相済みましたんでございます。

なぁんだ、昨日はせっかく風呂に入って、今日だって勝負パンツにはき替えて身綺麗にして臨んだのに。

それにしてもあの触診がなかったことの安堵感と、活火山だった前立腺も見違えるくらい大人しくなって終息してくれた幸福感。しかし、こやつもなかなか曲者らしく春先と秋口、つまり季節の変わり目に再発するとか。持病になる人もおいでて春と秋には前を抱えるようにして診察にみえるとか。

「おぉ、先生、1年に2回もあんな苦しいことなんてわたしゃ堪えられませんが。なんとかならんもんでしょうか」

「今、差し上げている薬をもう1ヶ月ほど続けて飲んでみて下さい。少なくとも今年の秋は大丈夫だと思いますから」

指で私の秘部を弄んだくせに今日の先生は淡白なつれなさ。

ちょっと話題を変えてみようかなぁなんて思ったら、視点の先に「ED」の文字2つが。

「先生はEDの薬も処方してくれるんですか」

「ええ、泌尿器科ですからもちろん。お要りようですか。なんでしたら先日触診やエコーで診察をしていますのでその流れでお出ししましょうか」

ふふふ、どうしようかなぁ。無用の長物、宝の持ち腐れなんだけど。備えあれば憂いもなかろうし、でも相手あっての妙薬なのに今はちょっと……。ふふふ。

「1錠1500円くらいだったかなぁ。3錠くらい出しておきましょう」

「いやっ、ちょっと待って下さい。私……、確かにここのところヘニャヘニャしてるんですが、使わなくてもいい身なんです。嫁がいないもんで」

「あっ、そうですか」

そりゃ残念とも、わたしゃ知らんがなとも、至って冷静につっけんどんに受け流しやがった。

忙しいのにからかうんじゃないというお顔をモロになさっておいでました。

しかし6時間も!!6時間も!!アノ状態、屹立ボッキンコの状態で効き続けるんですって。ボッキンコ音頭で男祭りでうぉほっほっほぉぉ。

こりゃ、絶えて久しい雄々しい姿に再会できるかもしれん。

「先生、必要になったらいただきに上がりまッす」

「いつでもどーぞ」

前が落ち着いたとたんに色気を出した私って、あまりにも俗物すぎましたでしょうか。

しかし、そんなお薬を簡単な診察だけで下さるなんて百万の味方を得たのと同じ思いが致しました。でも、一番の悩みはいくら精鋭の味方を備えようが、その対戦相手がおらぬのでは……、笑い話にもならない。

急転直下、どうしようもない侘びしすぎる気持ちになったのも事実であります。

しかし本音は一度は試してみとうございますな。「さぁ勃ちませぇ」と、もちろんお薬の効果を!!

 

とまぁこんな午前中も無事に終わって夕方から颯爽と、しっかりとした足取りで息子の通う高校へ向かった。これも今日、先生の指の不犯のお陰でありますが。

襟を正してパンダ舎に入っていくのは入学式以来であります。放課後ゆえグラウンドでは運動部の掛け声が、何処かからかはつま弾くお琴の音が。高尚やなぁ、風情やなぁ、青春の学び舎やなぁ。懐かしいなぁ。様々が頭をよぎって小1時間の説明会が短く感じられました。

たまにはこうやって若いエネルギーをもらいに学校にお邪魔するのもいいかもしれない。用もないのに行くのは不審者ですが。

「そんな、来んでいいよ」

「そうね。学校はあんたの大切なもんやからな」