2006年09月19日

第2回 ハイブリッド車を知ろう (2006.7.15)

54bc1240.JPG第2回
ハイブリッド車を知ろう 開催レポート
日程:2006年7月15日(土)

まず「ハイブリッド車の原理と構造」と題した講義。
講師は、トヨタ自動車株式会社HVシステム開発部で主査を務める田上健氏にお願いしました。
96ページにもおよぶパワーポイントをご用意下さいました。
地球環境とエネルギー事情についての話しから講義がはじまります。
世界のエネルギー需要の見通し、原油生産量のシナリオ、温暖化による影響などの説明のあと、代替エネルギー車の重要性へと続きます。
そしてハイブリッド車とはなにか、そのメカニズムと構造を図式を用いて説明いただき、
最後は自動車の歴史から未来のクルマはどんなクルマになるかお話いただきました。
その後に、プリウスに搭載されているトランスミッション、インバーター、遊星ギアの模型で、その役割についてさらに詳しく説明いただきました。
途中、ハイブリッド車の目標販売台数の話なども飛び出し、大人も十分勉強になるお話でした。
生徒達の真剣な眼差しに混ざって、多数お越しになっていたメディアの方もとても熱心に耳を傾けていました。
次に、トランスミッションの模型を使って、デフ機構の役割と構造について学ぶ講義。
講師は、日本EVクラブの会員の森修一さんです。みんな実際に模型を手にとってその動きを確認。ディファレンシャルギアが何かは分かった様子でした。
教室での講義を終え、作業棟に移動。
これから実際に製作するハイブリッド車のパーツを見ながら、どの部品がどのような役割をして、どのように動くことになるのかを確認しました。
用意したパーツは、エンジン(ヤマハスクーターVOX49cc)、モーター(LEMCO48V)、発電機(トヨタクラウン・マイルドハイブリッド用)、動力分割機構(ダイハツビーゴ・デファレンシャルギア)、作動装置、バッテリー(パナソニックHV1255)、コントローラー(SEVCON)、DC-DCコンバーター(CURTIS)、充電器(ZIVAN)、サスペンション、タイヤ、ステアリング。
さすがに実際の部品を前にみんな目の色が変わっていました。
これから自分たちで作るものが見えてきて実感が沸いてきたようです。エンジンをかけた時、排気ガスに「臭い」と素直に反応する姿が嬉しかったです(一部の大人はいい匂いと感じるそうですが・・・)。


●第2回の感想文より
・パーツが多く奥深かったので驚いた。今日も講義を受けてハイブリッドの知識が増えたし、大人になってからではなく、今から環境などについて考えなきゃいけないと思った。
・田上さんの分かりやすい説明でどのようにハイブリッドは動くのか、メリットは何かなどが良く分かった。模型、実物を使っての説明は良く分かった。とてもハイブリッド車は効率が良いというのが印象的だった。
・ハイブリッド車の原理と言われて、そんなものは3分で終わるような簡単なものかと思っていたら、とても複雑で3時間で良く説明しきれたなぁと思いました。モーターとエンジンで動かして、さらに大きな力を生み出せるのに驚きました。
・色々と知らないことが多くてとても勉強になりました。環境のことを考えた部品がたくさんあるんだな、と思いました。
・ちょっと分からないところもあったけど、分かるところは分かりました。バッテリーがかなり重かったので、びっくりしました。

ev_2006 at 15:22│Comments(0)TrackBack(0)clip!記事 

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