2006年11月27日

第4回 ハイブリッド車を作る-1(9/23)

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第4回 ハイブリッド車を作る-1
開催日:2006年9月23日(土)

ハイブリッド教室の第4回目は、いよいよ組み立てにかかります。
今回はハイブリッドの心臓部、エンジンとモーターを組み合わせて、推進力にしたり発電したりする機構の部分を組み立てます。

今日の生徒は25人、取材や見学の方は24人にもなりました。

まずは舘内代表が、各班が組み立てる部分が全体の中でどこにくるのか、組み立て図の内容などについて簡単に説明しました。
自動車のパーツリストなどにある、部品の組み付け図は、なかなか手強いようで、生徒の顔も、わかったようなわかんないような、微妙な感じです。
組み立てる順番は決まっているのですが、プラモデルのように説明書きはありません。図を見ながら、自分で考えて組み立てないといけないのです。
といっても、今回はスタッフの先生が教えていきます。

続いて、スタッフの岩淵が、各班の担当部について、パーツの役割を説明します。
デファレンシャルの意味、役割、エンジンからの動力分割、電磁クラッチの役割など、専門的な言葉や部品の名前が登場し、かなり難解。
それでも、ちょっと興味深げではありました。

ここから、各班に分かれて組み立てていきます。
エンジンに、車体組み付け用のブラケットや、出力を取り出すためのシャフトを組み付けるのはA班。

B班は、発電機と動力分割機構を組み合わせます。
C班、D班は発電機側と出力側の増速機構(a部分からb部分に動力を伝える間に、回転数を上げる機構)を担当します。

E班はモーターとデファレンシャルを、サブ・フレームに組み付けます。

プーリーを回しながら「なかなか回転が止まらないねえ」と誰かが感心すると、「それがベアリングの働きです」というスタッフの先生の声。
スナップリングやイモネジ、ナイロンナットなど珍しいパーツに「おーっ」と声を上げ、ちょっと緊張しながらインパクトレンチでナットを締め込み、スナップリングプライヤーの使い方に聞き耳をたてる生徒の姿を写真に撮っていた、ある新聞社のカメラマンは、「目が輝いてるのがいいですよねえ」と言いながら、シャッターを押していました。

そうこうしながら、どんどん作業が進み、予定時間よりかなり早く、組上がりました。
そこで、終わった班から、いちどバラバラに分解して、もう一度、組み立てる事にしました。
2回目は、生徒が自分たちで考えながら作業します。
「簡単だよ」という声も聞こえる中、どの組も、あっという間に組み立てていきます。
増速機構は、ギアの組み方によって左右2種類の組み合わせがあるのですが、きちっと組み分けています。
スタッフの先生の方が感心の体でした。

この後、各班で組み立てた部品を、実際に車体に組み付けるように仮組みしました。
これも、まずは須多夫の先生が組み立てた後で、生徒がバラして、また組み付けます。
各班、自分達のパーツがどうやって組み付けられるのか、小さな輪を作って見守っています。
実際に仮組みに入ると、一度見た作業を覚えるのは早いようで、意外にあっさりと組み立てることができました。
電池はつないでいませんが、モーター部分を手で軽く動かしてみると、ちゃんと動くことがわかります。
ここまでのパーツの働きなどを確認して、今回の講義は終了です。

次回は、ここまで組み立てたアッセンブリーを、実際のシャシーに組み付けるとともに、シャシーにステアリングやブレーキ、サスペンションなど、クルマに必需のパーツを取り付けていきます。
(リポート:木野龍逸)


ev_2006 at 17:43│Comments(1)TrackBack(0)clip!

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この記事へのコメント

1. Posted by Safety   2007年05月13日 11:47
大変参考になりました。
私の掲示板では今後実用化されると思われる電気自動車についてご意見などをうかがっていこうと思っています特にハイブリッドと電気自動車の違いなどについて経験談、電気自動車のご見識    などいただければありがたいと思っています。
ご存知とは思いますが慶応大電気自動車のご見解などお聞かせいただければと思います。

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