認知症対応型グループホームには、さまざまな症状の認知症の方がいらっしゃりますが、それこそ私のような初任者レベルから見ると「どうしてこの方は施設にいらっしゃるのだろう」という方も少なからずいらっしゃいます。
そして施設に入所されている方々ほぼ全員にはある共通点があります。それは悲しい現実ではありますが、施設に入所するかどうかの決定、お医者様との治療方針(生死に関する事を含む)などは、全てご本人の意思とは関係なくご家族、医療関係者そして介護関係者で決まってゆくということです。

「本人には理解できないので家族で決めるのが一番」「本人の希望より家族の都合を優先する」「徘徊をする人に対しては安全のため寝たきりになっていただく」など本当に重要な事や本来あってはならない残酷な決定まで本人の意思に関係なく決まっていくようです。

 介護職員が必ず一番重要と勉強をする人間の尊厳(ご本人の尊厳)はどうしてしまったのでしょうか?ご本人が本人自ら責任を持っておこなう決定、そしてそれに寄り添ってゆくのが介護であり医療と教わってきました。もちろん私も介護職員の端くれですので全てが理想通りにゆく程甘い事ではないことは重々理解はしております。しかしご家族の決定で施設に入所した後は、それこそ一 日のタバコの喫煙本数から何mlの飲酒まで、全てご家族が介護施設と決定し、そしてその決定を介護職員が刑務官の様に取り締まるといった現状はいかがなも のかと思います。

 話は変わりますが、最近、認知症の治療についてコウノメソッドの本を拝読させていただきました。素晴らしい治療方法のようです。コウノメソッドが認知症で苦しむ全ての方々の希望の光となる事と心より祈念申し上げます。

ローマ人への手紙 第2章 1~11節

2:1だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めている。さばくあなたも、同じことを行っているからである。 2:2わたしたちは、神のさばきが、このような事を行う者どもの上に正しく下ることを、知っている。 2:3ああ、このような事を行う者どもをさばきながら、しかも自ら同じことを行う人よ。あなたは、神のさばきをのがれうると思うのか。 2:4それとも、神の慈愛があなたを悔改めに導くことも知らないで、その慈愛と忍耐と寛容との富を軽んじるのか。 2:5あなたのかたくなな、悔改めのない心のゆえに、あなたは、神の正しいさばきの現れる怒りの日のために神の怒りを、自分の身に積んでいるのである。 2:6神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる。 2:7すなわち、一方では、耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ、 2:8他方では、党派心をいだき、真理に従わないで不義に従う人に、怒りと激しい憤りとが加えられる。 2:9悪を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、患難と苦悩とが与えられ、 2:10善を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、光栄とほまれと平安とが与えられる。 2:11なぜなら、神には、かたより見ることがないからである。

Amen




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