2013年04月15日

仕事のこと

会社のこと

というより、根本的に、自分のことだろうか。

私は、自分が悪くなくても、それを説明したりすることができない。

例えば、上司が外出先から電話で、彼の机の何番目の引き出しのこのBOXの中にある、この書類を探して、書いてあることを確認して欲しい、と言われることがよくある。

それは大抵大至急確認しなければならないことらしく、電話口からピリピリした課長の様子が伝わってくるのだ。

もう、私宛に課長から電話が掛かってきた時点で、動悸が速くなる。緊張で変な汗をかく。

早くして、早くして。

急かされながら、膨大でめくりにくい書類をかき分けて、探す。

ざっと見たところ、見つからない。

イライラが伝わる電話を待たせつつ、念入りに探しても、見当たらない。


その書類はないようです…恐る恐る伝えると、じゃあ、いい、ガチャ。

とても、感じが悪い。
 
それでも、後から万が一見つかれば大変だ、と、もう一度、二度、と探す。

やっぱりない。

もしや…と思って、手前のBOXを探すと、見つかった。


電話をかけるか迷ったが、一応、見つかったことを報告すると、そこにあると言っただろ、なぜ見つけられないんだ、と怒りをぶつけられた。


そこで、指示されたのと違うBOXに入っていました、と、一言言えばいいのだろうが、なぜか私は言えない。


すみませんでした、と謝ってしまう。

もやもやして、課長に対してもだが、自分に対してもっと、イライラして、許せなくて、すぐにトイレに駆け込み、泣く。

これは、義父が私に口答えを許さず、黙って自分に従えばいいのだ、と長年言われ続けていたせいだろうか?


ことあるごとに怒鳴られて来たので、相手がいつ怒鳴ってくるかわからないと、不安になってしまうからだろうか、と、つい考えてしまう。

何でも家庭のせい、あの男のせい、なんて、いい歳して考えるのはやめたい。
しかし、止まらない。
真っ黒な気持ちに飲み込まれて、ひたすら憎しみの気持ちを強める。


同期のうちの一人に、上司とよく言い合いをしている子がいる。

言い合いといっても、本当に仲が悪いといった感じではないようで、何か言われると、必ず言い返すけれど、普段はタメ口で冗談まじり、絶え間なく話を交わしている様子。

そんな彼女は、昼休み、同期と後輩だけで食事をとる時間になると、ほとんど必ず、周りが口を挟む間もなく、
ちょっと聞いてよ、今日こんな嫌なことがあってさ、上司にこんなことを言われて、お客さんがこうで…と息つく間もなくバーっと、テンポ良く話す。

そして、聞いてくれてありがとう、スッキリしたーと、言う。


あなたも、何か嫌なことがあったら、吐き出しちゃいなよ、人に話すとスッキリするよ、と、私にも言ってくる。


しかし、私は人に愚痴を言うのが得意なタイプではない。

まず、本当にあんまり辛いことだと、思い出すのも結構辛いし、すぐ泣いてしまう。

そして、言葉がすぐ出て来ないのでテンポが悪く、場がしらけるのが想像できる。


これも、簡潔に話さなければ叱られる、というか、私がまともに義父に意見することも許されなかった状況で長年過ごして来たからだろうか、と、またもやいちいち考える。


こう言った理由で、特に大人数(といっても4人だが)の前で、自分の話はしたくない。

だから、別にいいよー、と言ってしまう。

それを聞いた同期からは、

そっか、焦ったりしてるとこ見たことないし、ミスとかなさそうだもんね〜、と言われて、終わり。


何だか、モヤモヤする。


私だって、毎日辛いことや理不尽なことは沢山あるのだ。

うまく言葉に出せないだけで、苦労していないとは言っていない。


けれど、同期の愚痴は毎日聞かされ、共感したふりをして、なだめて、こっちのストレスは溜まる一方。

私の心が狭いせいだろうか、イライラが募った。

そもそも、昼休み位仕事のことは忘れて、のんびり休みたいのだ。

話すにしても、楽しい話をしたいのだ。


けれど、その子も、他の子も、愚痴を言いたくて仕方がないみたいだ。

それは、自分は毎日どれだけ大変で、辛い思いをしているか、競い合っているみたいだった。


そのうち、4人もいるのだから、私一人位相づちを打たなくても平気だろ、と思うようになった。

ある意味、皆に合わせるのを諦めたのだ。

どう思われてもいい、と。


昼休み、その話が始まると、私はケータイをいじるか、食事が終わるとすぐさま机に突っ伏して寝るか、で、話に加わることを避けた。


実際、半年位前からは、疲れやすくなり、昼休みに休息を取らないと体が持たなかった。

愚痴大会が催されていなくても、同期との会話に加わる気は、もうすっかりなくなった。

部署の人とも、仕事の用事以外、まともに会話をすることがないので、同期とも会話をしないと、本当に、一日ほぼ誰とも話さない。

それは楽と言えば楽ではあるが、会社にいづらくもある。



そしてもう一つ、例の課長が、部下の営業さんにぶつける言葉が、そりゃあ酷い。

おまえ、何でこんなこともわかんないの?そっか〜、バカだもんね、バカだから仕方ないね。

バーカバーカ

お願いだから会社やめてくれよ、お前要らないんだよ

お前みたいのを女の腐ったのって言うんだよ

お前みたいのをなんて言うか、教えてやろうか、身体障害者だよ

お願いだから死んでくれよ

と、言葉の暴力のオンパレードだ。

お前こそ、人として最低だろう。モラルを疑う。

その営業さんが、どれだけ仕事ができないか、課長が迷惑をこうむっているのかは、私にはわからないが、人間として、誰にも踏みにじることが許されない尊厳を、踏みにじっているだろうが。

その口調は、それが作り出す空気は、義父のそれによく似ている。

だから辛い、自分が言われているわけでなくても、辛い。

隣で毎日毎日聞かされるのには、耐えられないのだ。

言われている方の辛さは、どれだけのものだろうか。

それとも、感覚が麻痺してしまっているのだろうか。

すみません、と謝る彼。
何か発言するたびに真っ向から全否定されている。

聞いていられないのだ、気が狂いそうなんだ。

そして、いつ自分にもそんな言葉が向かってくるのか、恐ろしくて仕方がない。

こんな会社、早くやめたい。けれど、心を麻痺させて、毎日言われたことだけこなしていれば、苦痛な時間を切り売りすれば、日々は過ぎて行く。

この状況に流されているのが、結局は楽なんだろうか。

この状況を我慢してさえいれば、最低限の安定は手に入ると、割り切るべきなのだろうか。

わからない。


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バンドのこと

バンド仲間の子の、そのまたバンド仲間の人の結婚式に、うちのバンドで出ることになった。

とは言っても、今回の曲は、男性ボーカルの楽曲。
ボーカルの私は、今回はコーラスという形で、ついて行く事になった。

私の住む町から車で5時間はかかる遠い場所での、泊まり込みの演奏。

いつも、メンバーとの旅行は、最高に楽しい。長い移動中も、運転してくれる子には負担を掛けてしまうけれど、道中、話しながらの移動も楽しい。旅先でのおしゃべりも、ゲームも、何もかもが楽しい。

最近、メンバーの就活や受験でろくに集まれていなかったので、また皆で旅行ができるんだ!と思うと、ワクワクして仕方がなかった。

けど、その前にまず、本番のための練習がもちろんある。
それはわかっていたはずだ、それなのに結局は、あんまり実際の様子をイメージできていなかったのだろうか?

自分から進んで引き受けておいて、本当に最悪だけど、練習の時間が辛い。

いざ練習にはいってみると、何だか肩身が狭くて、一緒に練習している新郎さんにあたる方にありがとうと言われても、素直に受け取れない。

自分が歌しか歌えない、ギターなり弾けないのが悪いのに、コーラスだし、本当はいなくてもできる存在だし、感謝されるのに当たらないのに、すみません、と思ってしまう。

今までの、バンド内での楽曲のなかでも、男性ボーカルの曲はある。その際、コーラスをやったこともある。

その時も、確かに落ち着かないような、手持ち無沙汰で居心地が悪い感じは確かにあった。

本音をいえば、コーラスが楽しい、やりがいを感じる、とはうまく思うことができない。

けど、それも何曲かある中の1、2曲。
自分がギターなり、弾けるようにならないのもいけないのだから、仕方ないことだ、と自分を納得させていたつもりだ。

そもそもバンドで、自分がボーカルをしているところにコーラスに入ってもらうことは今までなかったから、どんな存在かはわからないけど、少なくともカラオケでは、自分の声量とかがわかりづらくなって、邪魔でしかない。

私のコーラスも、邪魔なんではないか、と思う。

今回ボーカルを務めるメンバーが、楽しそうに歌ってるのを見ると、本当はボーカルやりたいのかな、私のせいで我慢させているのだろうか、と思う。

私より歌だってうまいし、何よりのびのび本当に楽しそうに歌ってるのを見ると、私はそんな風に歌えなくて、いつも人にどう思われるかばっかり考えて固くなって、ずっとぎこちないから、彼の方がふさわしいんじゃないかな。

皆、今回の楽曲のアーティストが好きだし、本当はもっと男性ボーカルの曲をやりたいんじゃないかな、私のせいでできないんだ。

MCだってできないくせに、私って本当に図々しいな、と、もやもやしてしまう。
自分に自信がないくせに、歌もうまくないのに、ただ昔から歌うのが好きなだけ、それだけでボーカルを務めているなんて厚かましい。皆は、本当はどう思っているのだろうか?

と、黒い気持ちが渦巻いてしまう。

私が自分に自信を持てないのも、念願だったボーカルでも、自分を開放できないのも、心から楽しみたいのに、周りの目が気になって楽しみきれなかったり、私なんかが、どうせ下手なのに、と卑屈になってしまうのは、
巡り巡って義父のせい、と思ってしまうのは、もはや言いがかりの域だろうか。

けれど、MCのように大勢の前でアドリブで話すことができない原因も、

簡潔に話せなければ叱られ、むしろお前は俺に意見を述べるな、言い訳するな、黙って従え、と長年服従さられてきたせいだ、

だから自分自身の話に聞いてもらう価値なんかない、簡潔に話そうと思うほど、言葉に詰まる、テンポが悪く、しらけさせてしまうんだよと思うんだ。

止まらないんだ。


コーラスとして練習に入る3時間がすごく長く感じてしまう。

みじめな気持ちになってしまう。


せっかくの結婚式なのに、何で私はこんなに真っ黒なんだろう。

メンバーが気を使ってくれて、私のコーラスは気持ちがいい、大事なパートだよ、と言ってくれても、素直に受け取ることができない。

こんなにも卑屈でごめんなさい、周りの楽しい気持ちを台無しにしてごめんなさい、と、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

いつもの私なら、それでも楽しくできるようにしよう、場の空気を悪くしないよう務めよう、とするはずだ。

私は、自分がどう思われるか、何より気にしながら生きているのだから。

それに、新郎の彼にとっては、一生に一度の結婚式。一生思い出に残る出来事だ。

なのに、それができないのは、最近色々な問題が山積みすぎて、一秒たりともそれが頭を離れず、ただただ、ひたすら昼も夜も職場でも電車の中でも関係なく涙が流れっぱなし、頭がおかしいせいにして、周りに甘えているのだろうか。

私よりも辛い人はきっと、たくさんいる。

私だって、もう泣きたくないんだ。

泣けば瞼は腫れるし、肌も荒れるし、何より、すごく疲れるのだ。

元から疲れやすいのに、更に本当に疲れきってしまう。


問題を忘れて、気を抜くひと時が欲しいのに、それがなかなかやって来ない。

仕事中はもう涙は抑えられていないが、皆で練習しているスタジオ内でさえも、気を抜くと涙がこぼれそうなんだ。

本当に私は迷惑な存在だ、きっといつか、周りの人間皆が離れていくだろう。

現に家族は私から接触を断ち、職場の同期とも距離をとり、友達とさえもうまくやれず、彼とも微妙な関係だ。

すべてがうまく行かない。

皆いなくなってしまう。

本当に怖い。


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2013年04月07日

彼のこと

最近、遠距離の彼にどう接していいか、わからない。

GWは、例年通りだと、彼は地元である私の暮らす町に帰ってくる。

けど今回は、連休が繋がっていないので、前半は旅行にでも一緒に行こう、という話になっている。

けど、もう年末位からずっと、彼がこちらに帰ってくる以外は、私からは会いに行っていない。

どういうわけか、ずっと二人で、一日中一緒、という状況を考えると辛い。怖いのだ。


私は義父からのトラウマで、長年男の人が苦手だった。

数少ないが、告白をされたりした時、嬉しいというよりもまず先に、この人はキレるとどうなるだろうか、怒鳴ったり、手を上げたりする人だったらどうしようと考えて、熱が出るほど悩んだ。

世の中には、付き合ったり、結婚したり、相手を手に入れた途端に支配的になって、精神的に、肉体的に、痛めつけたりする男がいる。
義父がいい例だ。

それが心底わかっているからこそ、私は人の恋人になるのが怖い。

人に支配されるのは、もうたくさんなんだ。



けど、今の彼は、小、中で一緒で、家も近所で、仲良し、というわけではなかったけど、だいたいの素性はわかる人。

そして、これまで話をしてきた中で、割と誰に対しても言いたいことは言う、嫌いな人は嫌い、と、私のように八方美人で周りにすぐ合わせてしまう人間ではなさそうで、裏がなさそう、自分を作って屈折した性格ではなさそうだというところも、私にとっては安心できる点だった。

義父は物凄く、不自然なほど外面がいいのだ。

そういう人ほど危ないんじゃないかと、私は思うのだ。

彼の母と私の母、親同士も、割と仲がいい。

そしてその頃、ほのかにだけど好意を抱いていた人。

そして、成人式で再開して以来、やっぱり彼に対しての好意は湧いていて、付き合いたいまではなくても、また、二人で会いたいとは思っていた。

色んな方面から見て、私の不安要素は、多少は薄い人だった。

少なくとも、私を痛めつけたりはしないだろう。

しかも、付き合ってすぐに遠距離になる。
怖くなったら、すぐ逃げられる。
こんなことも、少し考えた。
酷い考え方だ。
けど、こうでもなければなかなか踏み出すことはできなかった。


彼に告白された時、私はすごく嬉しいけど、男の人が怖い、特に怒鳴られたりすると多分一瞬でその人のことが怖いとしか思えなくなる、だから人と付き合うのがすごく怖い。

一緒に居たいけど、踏み出せない。
どうすればいいかわからない、と、なぜかその場で泣きながら吐き出してしまい、その日には返事ができなかった。

だから、怒鳴ったりすることはしないと約束して欲しい、と、条件を出した。
今思えば、何様だ。
けど、当時の私はとにかく混乱していたのだと思う。


もちろん、今の話を聞いて、こんなやっかいな女と付き合うのは大変だ、と思うのならば告白自体を撤回してくれて構わない、とも伝えた。

怒鳴らない、に関しては、自分は短気だから場面によるけれど、努力はする。と言ってくれた。

ここまで正直に向き合ってくれて、ありがとう、とも。

自分でも、なぜ彼にここまで話してしまったのかわからない。

怖いと突き放したいのなら、理由は話さず、付き合えないとだけ伝えれば良かったはずだ。

やっぱり、わかってほしい、この人を信じてみたい、と思ったのだろうか。

それだけ、離れて欲しくない存在だったのだろうか。

結局、一日経って、彼が就職先に引っ越した日に、私たちは付き合うことになった。

最初は不安だらけだったけど、1年位は、本当にうまくやれていたと思う。

自分でも驚くぐらいに、彼を好きになれた。人を好きになれる幸せや安心感を知った。

彼は、私が最初に言ったように、怒鳴ることは一度もなかった。

会うと好きだという気持ちが大きくなり、幸せでもあり、離れた後の一週間はかなり寂しい。

一日中彼のこと考えてしまうこともあった。

こんなにも人を好きになることができる自分を知って、嬉しかった。

けど、これを何回も何回も、繰り返す内に、少しずつ会える喜びも、会えないさみしさも、小さくなっていることに気づいた。

これは、普通なのだろうか?

会えない間は、下手すると忘れていることもある位。これは、寂しいから忘れようとしているのか、実際もしこの関係がなくなっても、平気なのかがわからない。

だんだん、会っている時の、彼の発言や態度に勝手に不満を募らせた。

それは本当にささいなこと。

例えば彼の都合で待ち合わせの時間がなかなか決まらなくて、結果待機する時間が長くなったり、20分ほど遅れて来ることが続いたり、カラオケで3時間ぐらい寝られてしまったり、行きたいところが決まらないなら車を出さないよ、と言われたりといったこと。

その度こっちも多少は態度に表してしまっただろうけど、その場の空気を悪くするのも嫌なので、口に出しては伝えなかった。

ただ、なんとなく以前より大切にされてないように感じて、腹が立っただけだ。

しかしそれがさらに、彼に対する気持ちが薄れるのに拍車をかけた。

これまでは、三連休があると、なるべくは彼の元に泊まりに行くことになっていた。

それがだんだんと、私から彼の元に会いに行くのが、面倒になっていった。

仕事のせいなのか何なのか、ここ半年ほどひどく疲れやすく、風邪もひきやすく、体力が落ちていたのも原因。

自分の家でしか私は熟睡できないので、また3日間も睡眠不足が続くのかと思うと、億劫になるのだ。

体調不良は本当のことでもあるし、それを理由に、2回ほど、三連休は直前にキャンセルすることが続いた。

去年のクリスマスもだ。

多分、彼を不安な気持ちにはさせていた。

だから、今の正直な気持ちを、2回目のキャンセルの際に伝えた。

会えると好きな気持ちが蘇るけど、会わないでいると気持ちが薄れて、その繰り返しに疲れてきたこと、会っている間もイライラさせられることが多いこと。

だからといって別れたいわけじゃない、けど、このまま続けて行くのも辛い。少し考えたいと。

言葉も聞き取れないほどの大泣き&超長文メールでだ。

やっかい極まりないだろうな。

こんな女に付き合わされて、彼の方が気の毒な位。

こんなことを言われても、彼はなす術がないようだった。

どうしたらいいかわからないけど、彼は続けて行きたいし、直して欲しい所があるなら全て言って欲しいと言っていた。


一方的に、感情的に私の方の言い分を伝えたので、この時は、反撃されるか、呆れられるんじゃないか、と半ば別れる事を前提に電話したのだが、彼はとても冷静に、なだめるように私の話を聞いてくれた。


それが嬉しくもあり、いっそ電話口でキレでもしてくれれば、私は彼を諦める事ができるのに、とも思った。この関係を終わりにできたら、楽になれるのかもしれない、と。
けど、ここまで頭のおかしな私に根気強く向き合ってくれる人も、きっといないだろう。

自分でも、どうしたいのかわからなかった。

次の週から、彼は電話を休みの前の日には必ず掛けてくるようになり、先週の私の号泣の件には触れないような、たわいもない話をしてくれた。

彼なりに、気を使ってくれている事、彼の方も傷ついていることは、かなり伝わってきた。

それから約2ヶ月、何事もないかのように、メールと電話を続けてはいたけど、やっぱり三連休、彼とずっと一緒、泊まりに出かけるのは気が重い。

地元で彼と出かけたりするのはまだいい、けど、泊まりだと、もし例の件の話し合いになった時、感情的になられたりしたら怖いのだ。

怒鳴ったりはされたことはない、それどころか、些細なことで私が彼に注意されると、人前であっても涙を堪えきれず泣くものだから、注意されることもなくなった。

それは本当に些細なことで、今自分で考えてもバカバカしい限りではあるが、私が二階建ての飲食店で、食べ終わった食器を運ぶ際、階段の上から、誤って2回もスプーンを落としてしまった。

それを見て彼は、何やってんの、お前は。と言った。

それだけだ。私はその、お前は、が怖くてその後車の中で号泣。


そして同じ日、夜ご飯にうどんを食べに行った時、

注文が終わり、運ばれて来るのを待つ間、私は慣れないコンタクトが痛くて、目薬を何回も差したりしていた。

それを見て彼は、今トイレで外してきちゃえばいいじゃん、と言った。

そうして、トイレで外したのだが、目が乾いていて、外すのに少し苦戦した。

更に、その日は風が強く、結んだ髪が乱れていたので、結び直したりして、少し時間が掛かった。


トイレから戻り、席に着くと、うどんはもう運ばれていた。

彼は私が戻るまで待っていたらしく、コンタクト取るのにどんだけかかってんの?と言った。


私が、ごめんね、先に食べてて良かったのに、と言うと、そういう問題じゃないでしょ。と。


そこで、人目もあるのに涙が堪えきれず、また号泣。

うどんどころではなかった。

半分も食べられず、帰りの車内も無言。


これが義父なら確実に車内で鉄拳制裁だろう。

義父にとって、人前で恥をかかされるのは何よりの怒りの元だ。


勝手に想像し、ビクビクしながら彼の家に帰宅。


シャワーを浴びている間も、もう終わりだ、あんな些細なことで、人前で涙を堪えきれず彼に恥をかかせた私は見捨てられる、短い交際期間だった、さぁ電車もないのにこれからどうやって地元まで帰り着こうとまた号泣だ。


しかし彼は、怒鳴ったりもせず、ただ私をなだめてくれた。

お前と言われたのが怖かったと言うと、もう言わないから、と言ってくれた。

キツい言い方は、それ以来一切されていない。


自分は口も悪いし、短気な方。そう話す彼だけど、むしろ腫れものに触るように、優しく私に接してくれている。


それなのに、怖いのだ。

遠くに泊まりで出かけると、自分一人では帰ることができない。

怖くても、逃げられない。

そう思うとパニックに陥りそうになる。

そう思うと、どうしても三連休は気が重いのだ。


この気持ちを、どう伝えればいいのだろうか?

いい加減、彼も愛想を尽かすのではないか?

私の方も、見捨てられたくない、けど、関係を終わりにできたらきっと楽、とも思っているのだ。

自分でもどうしたいのか、わからない。

彼でなくても、誰が相手でも、きっと怖いのではないか。

きっと、このままでは、やっぱり彼とは、というより誰とも、うまくやっていくことはできないのではないだろうか。

やっぱり逃げ出したくなるのではないだろうか。



誰かの恋人になることに対しても、ましてや結婚することに対してはもっと、私はどうしても、支配される、というマイナスなイメージから逃れられないような気がする。


付き合ったり、結婚したり、誰かの特別な存在になるということは、心の内を見せあって、気を許して、自分の身内、という関係になること。

それはすごく幸せな面もあるけど、家族に対するのと同じように、時に気を許しすぎて、ぞんざいな態度を取ったり、キツい言い方をしたり、されたりすることがあるものだと思う。


けれど、私はそれが怖い。

それが通常の範囲内のものなのか、義父のような、支配の始まりなのか、これからどんどんエスカレートしていくのかが、私には判断がつかない。

これから彼が、どんどん私を否定するような、追い詰めるような、支配するような態度を取るのではないか、理不尽に怒鳴ったり、手を上げたりするようになるのではないか、義父と同じように。


相手がすり替わるだけで、私は一生、人に支配され、怯えながら暮らすことになるのではないだろうか。


そう考えて、すぐ怖くなる。

逃げ出したくなる。

相手にも腫れ物に触るように気を使わせる。

きっと、誰に対してもそうなんだ。

私は結婚なんて、きっとできない。


これからどんどん歳を取って、周りが結婚していく中で、私はきっと、ずっと一人だ。



昔から、もう100回以上も見ているいつもの夢のように、何十年後、家中のドアを開けて回っても、家族はいない、誰もいない。

鏡に映るのは、年老いた自分の姿だけ。

そんな未来が待っている気がする。


本当は、小さい頃から憧れ続けた、けど絶対に手に入らなかった、温かい、絶対的に安心できる家族という居場所を作りたいのに。

誰かを心の底から信用したいのに。

どうすれば、信じられるんだろう。

怖くて怖くて仕方ない。

evergreen5551 at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mind 
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