11月21日

伊東市八幡野尾入山
LAホールディングス太陽光発電所事業予定地の違法森林伐採の事案に対し、中田次城県議会議員が県として厳格に対応する事を要望する旨、川勝知事に申し入れました。

事業内容については ↓ のリンクに記載。
【違法伐採】伊東市八幡野LAホールディングス太陽光発電所




無届け無許可で1.6ヘクタールもの森林を伐採した今回のこの事件は、伊東市の開発事業に関する管理能力及び静岡県の森林開発行為に対する管理責任を問われる問題であり、県内の林地開発(森林法)を統べる静岡県の対応に注目が集まっていました。
一部新聞報道では現地調査にあたった事業者に対するコメントとして東部農林職員の「事業者に悪意は無かった」という発言が波紋を呼び、市民団体からは「違法行為を犯した事業者を擁護する行為にあたるのではないか」として抗議の声が上がり、更には伊東市側の「指導に従えばこのまま事業は続行させる」と取れる姿勢に非難と疑問が集まっていました。


そのような状況下での県への申し入れには川勝知事、並びに静岡県がどのように対応するのかに注目が集まりましたが、
川勝知事は「断じて許せない行為であり、県として厳格な対応をする事は勿論、即座に上級官庁へ通報する」と回答し、違法な無届け伐採について断固たる姿勢で対処するとの考えを示しました。

◆伊東・八幡野尾入山の無届け伐採、厳格対処を 知事に申し入れ 
 伊豆新聞 伊東版 2017.11.22 http://izu-np.co.jp/ito/news/20171122iz0000000009000c.html


また、2万筆あまりの署名を集めて反対運動が起きている伊豆メガソーラーパーク合同会社のメガソーラー発電所計画については、伊豆新聞によると、この席上で「この計画についても指導に対する対応などが不十分として、12月の森林審議会で審議しない考えを明らかにした」と報道されました。




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今回の違法伐採の件については市民からの発見・通報によって事実が明らかになりました。
その違法伐採について、県の出先機関である東部農林と伊東市が現地合同調査に入りましたが、
調査終了後の囲み取材の場で「事業者側に悪意が無かった」「指導に従えば事業は続行させる」とする行政側のインタビューが問題視され、「対応が不充分である」とした市民側の声に呼応する形での中田県議の県への申し入れとなりました。

このような違法な無届け伐採について断固たる処分が取れなければ、今後も同様な事業者を発生させる悪しき前例となります。
既に伐採されてしまった事業予定地は排水や造成に対して適正な基準を満たしているかも不明であり、
大雨の際に大量に八幡野川を通じて流出する土砂の原因の一部にこの事業地が深く関係していると予測されることから、今後も各市民団体、海を守る会や伊東漁協など海で生活をする事業者団体、土砂災害の懸念のある八幡野地区では注意深くこの問題の行方を見守り、根気よく働きかけをしていく予定です。

当会から経産省の情報提供フォームを通じてこの事案は情報提供済みであり、この件に関しても、既に中田県議・四宮市議の両名が経産省を訪れて担当者と面談しています。

LAホールディングスの事業予定地は、無届けで市や県の申請が何もなされていない状態にもかかわらず、改正FIT法に基づいた 再生エネルギーの固定買取り価格の事業認定が下りたことが発表になっており、経産省の認可制度の不充分さも明るみに出た形となりました。
その点について、県や市町村の許認可と国の認定の連動などの改善要請を含め、具体的な問題点についての話し合いが行われたとの事ですが、この経産省の認可制度の問題については伊東市だけでなく、各反対団体から市町村、県へと働きかけ、具体的な改善要請とともに問題点の報告などが経産省に対して積極的に行われることが今後重要であると考えています。