9月28日の豪雨で土石流が発生し、泥水と土砂が県道や伊豆急線の線路にまで流出した伊豆メガソーラーパーク事業地の下、国道135号と市道八幡野・草崎線の分岐点付近で県の緊急対策工事の調査が始まりました。

以下は9月28日、集中豪雨の後の国道135号線と市道八幡野・草崎線の分岐点付近。 泥水は市道や伊豆急線の線路にまで流れ出し通行が出来ない状況になりました。

赤沢石脇沢土石流03

伊豆急の線路にまで達した今回の土砂災害に対して中田次城県議より県へ要請が上がり、 県からの要請で国から土砂災害緊急砂防工事の内示を受けました。数億円の規模でこの沢には砂防堰堤が築かれる予定です。

この地区にある民家の方々はもちろんのこと、国道から分岐する旧道は細い道路ですがその先にある赤沢区・名鉄赤沢別荘地・赤沢恒陽台・赤沢望洋台の住民にとってはこの道が唯一の生活道路でもあり、何らかの対策がなされない限り、大雨のたびに通行中に崖崩れに巻き込まれる起きる危険性に脅かされることになります。



◆石脇沢土石流 国の緊急補助、仮決定 ―伊東 - 伊豆新聞 
 http://izu-np.co.jp/ito/news/20171207iz0000000023000c.html 


問題の現場と伊豆メガソーラーパーク事業予定地の位置関係はおおよそこのような形になります。 事業予定地は山頂の比較的平坦な部分を選んでいますがそのすぐ下には切り立った崖や深い沢が走っています。 今回土砂が流れて調査が入った場所も土砂災害危険警戒区域に指定されており、 事業用地に現在ある森林が伐採されてパネルが敷き詰められて本当に安全が確保出来るのか、 意見交換会などでの事業者の説明ではまったく不安が払拭できていない状況です。 現状でも不安がある土砂災害警戒区域の山頂部の森林を43ha も丸裸に伐採して果たして本当に下流域に住む住民の生命と財産、安全を保証できるのか。 大いに疑問と不安が残ります。

赤沢石脇沢土砂完成図01
                             ※沢の位置図は ブログ「風の笛♪」 より引用

こんな感じでパネルが乗っかります。赤丸の部分が大雨で今回土砂が流れた場所です。


3Dの空撮地図で見て見るとどれくらい崖が切り立っているかが実感出来ます。
沢の深さも想像以上です。赤丸の部分が国道135号と市道八幡野・草崎線の分岐点付近です。


赤沢石脇沢3D01

この模型は同じ地域にゴルフ場や別荘地開発が持ち上がった時に等高線を元に作られたものです。赤いピンとひもで囲われた部分が伊豆メガソーラーパーク事業予定地です。
専門家の調査もせず、県東部の基準値と自分達の聞き取り調査に数カ所のボーリング調査だけでこのような危険な開発行為に許認可が下りるとしたらその許認可そのものに本当に問題は無いのか。改めて考えてみる必要があるのではないでしょうか。


  ー 静岡県は、近くの民家6戸に加え市道や線路などのインフラなどを保全するために緊急工事が必要として、国に災害対策事業費を要望していた。県熱海土木事務所伊東支所によると、工事は数億円規模になる見込みだという。国が3分の2、県が3分の1を負担する。~伊豆新聞記事より抜粋


◆土石流発生の八幡野・石脇沢 住民「早期対応に一安心」―伊東 - 伊豆新聞
 http://izu-np.co.jp/ito/news/20171221iz0000000016000c.html