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         伊東市役所大会議室で開かれた事業者との意見交換会 ー 伊豆新聞

12月22日金、伊東市主催の伊豆メガソーラーパーク合同会社と反対派住民団体との意見交換会が開かれました。

反対派住民団体は月2回ほど開催される定例の連絡協議会にて情報共有と対策について日頃協議を図っており、この日も前日にあらかじめ意見交換会に向けて情報共有と進行の確認を行いました。
よって、それぞれの団体が懸念する不安要素の指摘や設計の不備、事業者の側が自ら提示していた残置森林面積が守られていないことなどが手際よく質問されました。

事業者である伊豆メガソーラーパーク合同会社は前回からの市民側の指摘にも関わらず、専門調査機関による事業地や環境の調査を行ってはおらず、相変わらず自分達行った周囲への聞き取り調査や、データ上根拠の無い対応策を提示するばかりで住民側の指摘や質問に対する明確な回答はなされないままでした。

更には、自分達で提示し、添付資料の表紙にも明言されていた「敷地境界の内側30メートル以上は森林を残す」という確約についても守られておらず、市民側からの指摘に対しては説明の最中に「それは(残置森林を残すことを)止めます」といった場当たり的な発言が飛び出るなど、これではどんなことを真面目に協議したところで自分達の都合でいつでも撤回されてしまうという姿勢が露呈した形になりました。

問題も懸念も前回から何一つ解決に至らず、用意された完成予想図も上空からの鳥瞰図1枚のみで、ビューポイントからの景観をシュミレーションしたものは1枚も提出されませんでした。

今回はマスコミが全面報道に入り、意見交換会の場の最後で公式な議事録を公開することの了承を得ましたので、議事録が公開されましたらそれに基づいて事業者側の発言を追ってじっくり検証してみたいと思います。

今回は、反対派市民団体の成長と結束を強く感じる意見交換会でした。
日々、それぞれが懸念する分野での見識を深め、勉強会や協議会が活発に行われていることもあって、第1回開催の頃の手探りの状態を脱却し、端的に整理された指摘や質問が多く投げかけられました。


会の最後、佐野博之副市長からは「事業者から計画変更の書類が10月下旬に提出され、大きな変更があったため、再検討と住民説明をしっかり行うよう指導した。好ましくないが、許可申請に対しては法的に対応することになる」と、許可を匂わせるような発言が出ましたが、意見交換会の内容は「法的に仕方が無い」とはまったく言い難い進行で進んでおり、大変チグハグな印象を受ける締めくくりでした。

当局側で用意した台本があった為とは思われますが、12月市議会の市長答弁をはじめ、このような「予定調和」を目指すあらかじめの動きが現実の質疑応答に沿わず、不自然な終わり方の印象をあちこちに強く感じるようになってきたことに対し、当会では担当弁護士を交え、現在、法的な対応策を協議しております。

まだまだ「仕方ない」などとは言えない状況であることに間違いはありません。
最終的に、市民の側からの力強い反対の声こそがすべての策への原動力となります。
多くの皆さんの、更なるご支援をどうぞよろしくお願いいたします。



◆伊豆高原メガソーラー計画 事業者と意見交換―伊東 - 伊豆新聞
 http://izu-np.co.jp/ito/news/20171223iz0000000017000c.html