毎日が日曜 晴耕雨読な日々

菜園をちょっと科学的な目線で考える

ポメラニアン”あさひ”の日々も綴ってます

キュウリの栽培・スタート

さて、今回はキュウリの話となります。時は3月26日、品種は昨年に続いて節成キュウリ、何だけど、ひょっとしたら違う品種が混じっているかもしれない。何故か、昨年キュウリ栽培した時、残っていた違う品種の種を間違えて節成キュウリの袋に入れてしまった可能性があるんです。残ってる種の数が多いからなー。

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まあ、キュウリには違いないので一応、節成キュウリとして栽培することにします。

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まずは芽出し、芽出し用土を入れたポットに種を12粒播いて発芽を待ちます。

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播種1週間後、11粒発芽してきていますね。発芽率92%、期限切れ1年物としては良い結果です。

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ポットから出したところですが、ただし、1粒は芽が出たとこといったところです。

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今回の鉢上げは、紙コップに鉢上げしてみようと思います。要はそのまま定植したいから、キュウリは植え付け時の根の傷で病気にかかるリスクが上がるのでそのまま植えれるのは良いじゃないかなと思っています。

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とは言え、上手く根が広がらなかったら困るので通常の方法も用いています。

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4月6日に鉢上げして、順調に生長しているなと思っていた4月26日、それは突然やって来ました。4月下旬というのに朝の外気温は3℃、軒下のデッキに置いている育苗場、もう暖房はいらんやろと思って暖房外し、扉も開けっ放ししていたため、温室内温度は4℃、キュウリはクター。これはとてもまずい、ここまで来て苗が枯れるのは作物栽培にとって致命的な出来事です。しかし、4月下旬は朝が早い、6時過ぎには暖かい日が差し込んできます。クターとなったキュウリにしっかり朝日が当たるようにしておきました。すると、昼前にはピンとした元通りにキュウリなっており、ホッと一息つくことができました。

ところで、こういうトラブルが起こるとキュウリにはどのような影響が出るんでしょうか。葉に傷がつき病気にかかりやすくなる。あるいは、キュウリが危機を感じ取ってジャスモン酸などの植物ホルモンを生成しより強固な体に作り上げようとするのか、キュウリはヒートショックと言って45℃~50℃くらいの高温に短時間さらすことで病気に強くなることがあるそうなので、コールドショックってないのかなと思ってるんですが、あまいかなー。

タマネギの栽培・収穫始まる

3回続けてタマネギの話になります。4月下旬になり極早生種が完全倒伏、早生がほぼ倒伏状態となり、後はいつ収穫するかという状況になってきています。

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4月21日のてまり詩とチャージ2、右端のてまり詩、これ全然倒伏しないんです。抽苔してるんかなと思うんですが、蕾は見えないんですけどね。

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倒伏してから1週間ほど経ちますが、確かに倒伏してる間に大きくなったなあと感じます。むしろ倒伏してからが肥大の勝負かなと感じるほどです。

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一方、中生の強健タマネギはやはりすす病で葉が傷んだためでしょうか、球の肥大は遅々として進みません。これはあかんかも!

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さらに5日が過ぎた4月27日、もう収穫しても良いでしょう。

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上から見た感じ、悪くないと思うんですが。

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まずはてまり詩を収穫、天気が良いので1日畑で天日干しします。

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チャージ2も収穫します。

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チャージ2は育苗がうまく行かず30本ほど植えただけですが、生育はうまく行ったようです。

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天日干し後、いくつかは新タマとしてサラダで食べます。残りはさらに乾燥させて長期保存を目指します。

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大きいもので250gぐらいはありました。タマネギとして200g以上あったら十分です。まずは無事収穫が始まりました。

タマネギの栽培・肥大始まる

タマネギも4月に入り球の肥大が急に進みだし、これなら何とか収穫できるところまで行きそうやなとホッと人良くつく頃です。

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さらに1週間が経過した4月7日、一見順調そうに見えるタマネギ、しかし、そこには恐ろしい落とし穴が…

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各タマネギをチェックしていると、球の肥大が進んでいるのが分かりますが、

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早生じゅんこのところで葉に何やら黒いすすのようなものが付着したように見えます。さらに葉が白っぽくなっていることもあります。こ、これはすす病ではないか、すす病の発生原因はアブラムシやコナジラミなどの排泄物で、さらにこれを餌とする病原菌である糸状菌が繁殖してしまった状態を指します。

じゅんこのあたりタマネギがやや肥料過剰の兆候を示していたので、やっぱりアブラムシが着いてしまったのかもしれません。どっちにしてもこのままだと病気が進行してしまうので、あぶらむし退治の薬剤散布ですね。

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1週間後の4月14日アブラムシの侵攻は何とか止まったようで、黒いすすのようなものは見えなくなりました。また、極早生のてまり詩の倒伏が始まりました。

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早生のチャージ2もてまり詩ほどではありませんが倒伏が始まり、いよいよタマネギ栽培も佳境に入って来たようです。

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ところで、すす病の出たじゅんこなんですが、アブラムシが着いたと思われる葉は最早光合成が出来ませんので、黄色く枯れてきたので、そのままだと病気の原因になると思ったので、枯れてきた葉は切り取ってしまいました。ただ、新しい葉が出てきてるのでこのまま枯れることはなさそうです。

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4月19日、てまり詩は8割以上が倒伏しました。さて、倒伏したタマネギの収穫時期ですが、タマネギは倒伏してもしばらくは光合成し続け糖分を鱗片部に送り球の肥大は進みますので、完全に倒伏してから1週間から10日は待っても良いと思います。まあ、完全に全部ベターと倒れるまでは待った方が良いようです。

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これはじゅんこですが、早生なんですが定植したのがチャージ2より1週間ほど遅かったのでまだ倒伏は始まっていませんね、病気が出たのでどこまで球が肥大するかきにはなるところです。

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これは中生の強健タマネギ、もう4月後半に入ろうかというのに全然肥大してないんですね、こっちにも若干すす病が入っていたので、これはさらに厳しいかもですね。






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