2008年07月
2008年07月30日
2008年07月29日
いたーーー!!
商店街の中ほどの交差点に定期的にくるかわいいおばちゃん。
自転車の上に梅干を干すような大きいかごを乗せ、そこに商品を並べ、野菜の糠漬け、季節ごとのおやつ、秋はふかしたさつまいもなんかを売っている。
蚊の泣くような小さな声で「いらっしゃいませー」と言いながらニコニコして、自分の加工した野菜を売っている彼女のことを、蚊のおばちゃんと勝手によんでいた。
そういえば蚊のおばちゃん最近見かけないね、と気づいてからもう半年以上が経っただろうか。そこにいて当たり前だった人がいなくなるととてもさみしいもので、どうしたのかなぁとたまに思い出しては心配していた。
先日、商店街を通りかかると、そのおばちゃんが、前と何も変わらない様子で、ゆでとうもろこしを売っていた。すごくうれしくて、100円のゆでとうもろこしを一本買い、立ち話しをして、これからもがんばってくださいって言ってきた。
私の好みよりちょっとやわらかめにゆでられたとうもろこしだったけれど、子供でもおじいちゃんおばあちゃんでも、これなら食べられるなーって思える優しいゆで具合でもあった。
おまけにちびとうもろこしを一本くれました。
自転車の上に梅干を干すような大きいかごを乗せ、そこに商品を並べ、野菜の糠漬け、季節ごとのおやつ、秋はふかしたさつまいもなんかを売っている。
蚊の泣くような小さな声で「いらっしゃいませー」と言いながらニコニコして、自分の加工した野菜を売っている彼女のことを、蚊のおばちゃんと勝手によんでいた。
そういえば蚊のおばちゃん最近見かけないね、と気づいてからもう半年以上が経っただろうか。そこにいて当たり前だった人がいなくなるととてもさみしいもので、どうしたのかなぁとたまに思い出しては心配していた。
先日、商店街を通りかかると、そのおばちゃんが、前と何も変わらない様子で、ゆでとうもろこしを売っていた。すごくうれしくて、100円のゆでとうもろこしを一本買い、立ち話しをして、これからもがんばってくださいって言ってきた。
私の好みよりちょっとやわらかめにゆでられたとうもろこしだったけれど、子供でもおじいちゃんおばあちゃんでも、これなら食べられるなーって思える優しいゆで具合でもあった。
おまけにちびとうもろこしを一本くれました。
2008年07月28日
早し良し…
早し良し、遅し悪(わろ)し、ちょうど良し危なし。
夏休みの宿題とか何か期限のあるものに対して、早く済ませることは良いこと。ちょうどいいなーと思っていると何かハプニングがあって遅れることがあるから危ない。遅いのははなからダメ。
待ち合わせなども同じで、早ければOKだけど、ちょうどいいと思っていたら忘れ物してて戻って遅れたり、転んで遅れたりするから危ない。遅れていくのはそもそもダメ。といった感じ。
小さな頃から、母が口にしていたこのフレーズはいまだに耳に残っていて日常的に頭をよぎる。
最近、エコ検定というのを受験してみた。旦那と二人で受けたのでじぃじとばぁばがちびちょろを見ていてくれた。試験会場にぎりぎりにつくのは良くないから、「早し良し」を目指して一時間ばかり早く駅に着き、会場近くでかじるパンも用意していた。
…が、駅についてみると会場までの道筋はわかり易そうだったし、目の前においしそうなスープカレーのお店があった。時間はたっぷりあるから、なかなか二人で外出する機会もないし、カレーを食べてから会場へ行くことにした。時間はたっぷりあるはずだった。
がしかし、意外と本格的なカレー屋で、注文をしてから気が付いたのだがメニューには「すべて手作りですので注文をいただいてから多少お待たせします」のようなことが書いてある。結局できたて熱々のスープカレーを10分そこそこで食べるはめに…。「ちょうど良し、危なし」…。
夏休みの宿題とか何か期限のあるものに対して、早く済ませることは良いこと。ちょうどいいなーと思っていると何かハプニングがあって遅れることがあるから危ない。遅いのははなからダメ。
待ち合わせなども同じで、早ければOKだけど、ちょうどいいと思っていたら忘れ物してて戻って遅れたり、転んで遅れたりするから危ない。遅れていくのはそもそもダメ。といった感じ。
小さな頃から、母が口にしていたこのフレーズはいまだに耳に残っていて日常的に頭をよぎる。
最近、エコ検定というのを受験してみた。旦那と二人で受けたのでじぃじとばぁばがちびちょろを見ていてくれた。試験会場にぎりぎりにつくのは良くないから、「早し良し」を目指して一時間ばかり早く駅に着き、会場近くでかじるパンも用意していた。
…が、駅についてみると会場までの道筋はわかり易そうだったし、目の前においしそうなスープカレーのお店があった。時間はたっぷりあるから、なかなか二人で外出する機会もないし、カレーを食べてから会場へ行くことにした。時間はたっぷりあるはずだった。
がしかし、意外と本格的なカレー屋で、注文をしてから気が付いたのだがメニューには「すべて手作りですので注文をいただいてから多少お待たせします」のようなことが書いてある。結局できたて熱々のスープカレーを10分そこそこで食べるはめに…。「ちょうど良し、危なし」…。
クウキガヨメル
あかちゃんって思うように自分の考えを人に伝えたり言われたことを理解したりできないからか、雰囲気や空気を読む力が大人より強いのかな、とちびちょろを見ているとしばしば思う。
たとえば、この間八百屋さんで買い物をしているとき、大泣きしていると八百屋のおじさんがおうちに帰って食べなねーって桃をひとつくれました。するとぴたりと泣き止んじゃった。
私がしゃっくりやくしゃみをするとブフフっていたずらっぽい顔して笑うのに咳をしていると笑わないし、心配そうに顔を覗き込んでくる。
旦那とちょっと深刻に話し込んでると静かに様子を伺ってたり、法事でお坊さんのお説教中全く声を発さなかったり。空気読んでるのかなぁ。
←珍しいかぼちゃとちびちょろ。
たとえば、この間八百屋さんで買い物をしているとき、大泣きしていると八百屋のおじさんがおうちに帰って食べなねーって桃をひとつくれました。するとぴたりと泣き止んじゃった。
私がしゃっくりやくしゃみをするとブフフっていたずらっぽい顔して笑うのに咳をしていると笑わないし、心配そうに顔を覗き込んでくる。
旦那とちょっと深刻に話し込んでると静かに様子を伺ってたり、法事でお坊さんのお説教中全く声を発さなかったり。空気読んでるのかなぁ。
←珍しいかぼちゃとちびちょろ。
2008年07月25日
2008年07月24日
土用丑の日
本日は土用丑の日。勤め先(今は育休中だけど)でもうなぎを売っているもんで、今日は職場でみんなランチにうな重食べてるんだろうなーと恒例行事に思いを馳せてしまいます。
日本では古くから、土用の丑の日にうなぎを食べるものだったのでしょうか?
万葉集にも大伴家持が夏やせした知人にうなぎを勧める歌が残っているとか。でもそれは夏バテしやすいこの頃だっただけで、土用丑の日=うなぎとなったのは、江戸時代。うなぎ屋が夏の客枯れで困っていたところ、「土用丑の日にうなぎを」と宣伝してそのコピーがうけたのがブームのきっかけでそれが今日まで残っているようです。
我が家近くの商店街にはうなぎ専門店があります。その名も「うな松」。一年中うなぎを焼いて売っています。国産のうなぎって安いものではないから、なかなか手を出さずにいたんだけれど、この機会に買ってみました。職人気質のおじさんと、その横には若い人もいたんで、跡取りがいるようでうれしいことです。
今夜は旦那が珍しく飲み会で家で食事をしないので、昨夜のうちにうなぎを買って今日のお弁当につめました。私はすでに夏バテしてしまったけれど、せめて旦那とちびちょろは無事夏を乗り切れますように…。
日本では古くから、土用の丑の日にうなぎを食べるものだったのでしょうか?
万葉集にも大伴家持が夏やせした知人にうなぎを勧める歌が残っているとか。でもそれは夏バテしやすいこの頃だっただけで、土用丑の日=うなぎとなったのは、江戸時代。うなぎ屋が夏の客枯れで困っていたところ、「土用丑の日にうなぎを」と宣伝してそのコピーがうけたのがブームのきっかけでそれが今日まで残っているようです。
我が家近くの商店街にはうなぎ専門店があります。その名も「うな松」。一年中うなぎを焼いて売っています。国産のうなぎって安いものではないから、なかなか手を出さずにいたんだけれど、この機会に買ってみました。職人気質のおじさんと、その横には若い人もいたんで、跡取りがいるようでうれしいことです。
今夜は旦那が珍しく飲み会で家で食事をしないので、昨夜のうちにうなぎを買って今日のお弁当につめました。私はすでに夏バテしてしまったけれど、せめて旦那とちびちょろは無事夏を乗り切れますように…。
2008年07月19日
手を抜くこと
今は回復しつつあるけれど、妊娠前より体重が5kg減ってしまった。夜中もちょこちょこ目を覚ますから自分でも知らぬうちに寝不足になっていたり、乳をたくさん飲まれて思いのほかに栄養・水分が取られていたりするみたい。
これまではもりもり食べていたけれど、最近の暑さで食欲も減退して気づいたらずいぶん体重が減り体調が悪くなっていた。
それでもちびちょろのお世話は続くからじっくり体を休めたりはできない。不調になってしまってからでは遅いから、ちょっと手を抜くことにします。がんばりすぎて倒れる方がトトもちびちょろも困るから、夏を乗り切るためにやや省エネモードでゆくことにしました。
この間、友達が遊びにきてくれるから張り切って夏野菜たっぷりのカレー・人参のポタージュスープ・カプレーゼの仕度をしていたのに結局不調で会う日を延期しちゃった。それじゃ意味ないもんね。手を抜きつつ元気に夏を乗り越える宣言です。
これまではもりもり食べていたけれど、最近の暑さで食欲も減退して気づいたらずいぶん体重が減り体調が悪くなっていた。
それでもちびちょろのお世話は続くからじっくり体を休めたりはできない。不調になってしまってからでは遅いから、ちょっと手を抜くことにします。がんばりすぎて倒れる方がトトもちびちょろも困るから、夏を乗り切るためにやや省エネモードでゆくことにしました。
この間、友達が遊びにきてくれるから張り切って夏野菜たっぷりのカレー・人参のポタージュスープ・カプレーゼの仕度をしていたのに結局不調で会う日を延期しちゃった。それじゃ意味ないもんね。手を抜きつつ元気に夏を乗り越える宣言です。
2008年07月12日
おいしい!!
ちびちょろ離乳食を初めて約1ヶ月。そろそろ2回食にしなくちゃね。
おかゆは白米をで作ってつぶしてもいいんだけれど、うちでは先にミルで玄米を挽いて、それを鍋でことことして玄米粥をつくってます。一度にある程度の量作って製氷皿で凍らせておけば、使いたい時に使いたい量が簡単に用意できて便利。お粥大好きでぱくぱく食べてます。
他にはペースト状の野菜やすりおろした果物なんかを食べていますが、きらいなものは後ずさりします。今のところほうれん草がちょっと苦手。
先日ようやく豆腐デビュー。初めてのものは恐る恐る口に入れるんだけど、豆腐を一口食べたら目を丸く、きらきらにしました。よっぽどおいしかったようで、いすから転げ落ちそうになるくらい前へ前へ出て催促してきました。
気合豆腐の店長に感謝っ!
おかゆは白米をで作ってつぶしてもいいんだけれど、うちでは先にミルで玄米を挽いて、それを鍋でことことして玄米粥をつくってます。一度にある程度の量作って製氷皿で凍らせておけば、使いたい時に使いたい量が簡単に用意できて便利。お粥大好きでぱくぱく食べてます。
他にはペースト状の野菜やすりおろした果物なんかを食べていますが、きらいなものは後ずさりします。今のところほうれん草がちょっと苦手。
先日ようやく豆腐デビュー。初めてのものは恐る恐る口に入れるんだけど、豆腐を一口食べたら目を丸く、きらきらにしました。よっぽどおいしかったようで、いすから転げ落ちそうになるくらい前へ前へ出て催促してきました。
気合豆腐の店長に感謝っ!
2008年07月11日
机上の空論
《夕食会の主なメニュー》
◇シャンパン酒と共に(ウニとスモークサーモンのパンシュープリーズ)
◇輪島塗の盃(さかずき)による乾杯
◇八寸 流水膳(ぜん)七夕飾り(和牛冷しゃぶ昆布風味アスパラ・ゴマクリーム、ハマグリ・トマト・大葉のゼリー寄せ、車エビの土佐酢ゼリー寄せなど)
◇オホーツク産毛ガニのビスク(スープ)
◇キンキ塩焼き
◇熟成チーズ各種とラベンダーのハチミツ
◇ファンタジーデザートG8(ユリ根ムースのゼリー寄せ、水ようかんなど)
◇コーヒーと果実と野菜のコンフィ
◇飲み物はシャンパン「ル・レーヴ グラン・クリュ ラ スル・グロワ」▽「磯自慢 純米大吟醸中取り 磯自慢酒造」(静岡)▽白ワイン「コルトン・シャルルマーニュ2005 ルイ・ラトゥール」など
以上は、ザ・ウィンザーホテル洞爺で7日夜行われた福田康夫首相主催の夕食会のメニュー。すごくおいしそう。でもすごく贅沢。一人当たり5万円じゃ足りないだろうなー。
今回は地球温暖化、原油高などに加え食糧危機についても緊急度の高い問題として協議されたわけだけれど、この晩餐会の様子をみると議論するために集まったのか、遊びにきたのかよくわからない。
人が食べ物がなくて生きるか死ぬかの状況におかれている、そのことを改善しようと各国首脳が集まる、それを世界各国メディアが注目する。そういった状況の中でよく贅沢な晩餐会を執り行うことができるなぁと不思議に思う。苦しんでいる人たちの問題を自分たちのこととして考えたならばこんなパフォーマンスはできないと思った。
開催国として、ゲストをもてなしたい気持ちはもちろんわかるけれど、そのことにのみ注力するよりも、その分の時間と費用を抑え、問題解決のために使うとコメントを沿えて控えめの食事にした方が世界のみんなが納得できるんじゃないかな。リーダーとしてあるべき姿とはほど遠かったG8の集まり。これから地球はどうなっちゃうのでしょうか。
◇シャンパン酒と共に(ウニとスモークサーモンのパンシュープリーズ)
◇輪島塗の盃(さかずき)による乾杯
◇八寸 流水膳(ぜん)七夕飾り(和牛冷しゃぶ昆布風味アスパラ・ゴマクリーム、ハマグリ・トマト・大葉のゼリー寄せ、車エビの土佐酢ゼリー寄せなど)
◇オホーツク産毛ガニのビスク(スープ)
◇キンキ塩焼き
◇熟成チーズ各種とラベンダーのハチミツ
◇ファンタジーデザートG8(ユリ根ムースのゼリー寄せ、水ようかんなど)
◇コーヒーと果実と野菜のコンフィ
◇飲み物はシャンパン「ル・レーヴ グラン・クリュ ラ スル・グロワ」▽「磯自慢 純米大吟醸中取り 磯自慢酒造」(静岡)▽白ワイン「コルトン・シャルルマーニュ2005 ルイ・ラトゥール」など
以上は、ザ・ウィンザーホテル洞爺で7日夜行われた福田康夫首相主催の夕食会のメニュー。すごくおいしそう。でもすごく贅沢。一人当たり5万円じゃ足りないだろうなー。
今回は地球温暖化、原油高などに加え食糧危機についても緊急度の高い問題として協議されたわけだけれど、この晩餐会の様子をみると議論するために集まったのか、遊びにきたのかよくわからない。
人が食べ物がなくて生きるか死ぬかの状況におかれている、そのことを改善しようと各国首脳が集まる、それを世界各国メディアが注目する。そういった状況の中でよく贅沢な晩餐会を執り行うことができるなぁと不思議に思う。苦しんでいる人たちの問題を自分たちのこととして考えたならばこんなパフォーマンスはできないと思った。
開催国として、ゲストをもてなしたい気持ちはもちろんわかるけれど、そのことにのみ注力するよりも、その分の時間と費用を抑え、問題解決のために使うとコメントを沿えて控えめの食事にした方が世界のみんなが納得できるんじゃないかな。リーダーとしてあるべき姿とはほど遠かったG8の集まり。これから地球はどうなっちゃうのでしょうか。