『ポラーノ広場』

自分たちで育てた野菜を調理してお客さんに出している『ポラーノ広場』、以前テレビで見てずっと気になっていました。実は今住んでいるところから30分かからない場所にあるので行ってきました。
期待通りココロとカラダに優しいお料理です。お土産にパンもたくさん買いました。
一番気に入ったのは、手作りな感じの建物。土足で気軽に入れるところもいいですね。いつか自分たちが家を建てられるのならば、母屋の他に遊び心いっぱいの小屋が欲しいなぁ。人が気軽に遊びにこられて、そこで収穫物で作った料理を食べたり、お酒を飲んだり、ギターを弾いて歌ったり。

畑探しの旅

トトは成田暮らし、私とちびちょろは八王子暮らしなので、たいていの週末はトトが八王子に遊びにきてくれます。しかし、この日の集合場所は神奈川の三浦海岸駅！
ちびちょろは電車が大好きなので、「横浜線〜♪」と大喜びでアナウンスの真似をしたり、車窓の風景を楽しんだりしていました。

今回の旅の目的は、三浦半島で畑ができるかな〜という可能性を探るものでした。具体的に誰にどの農地を見るとか誰に会うとかではなく、どんな雰囲気の場所なのかなっていうのを肌で感じすなというくらいですが。
大根やキャベツの一大産地なので想定はしていましたが、どこの畑も本当にその２品目ばかり。そして遊ばせている農地は皆無で、崖のギリギリまで、道路のわきまで、しっかり作物が植えられていました。畑の奥に海の見える風景はとてもすてき。

宿は海岸の目の前の民宿で店主自らも漁に出るらしく新鮮な地魚料理が売り。窓からの風景は海と海岸に干された無数の大根。ざっと数えたら1万以上ありました。

初日のお昼は『菜蔵（なくら）』という地元野菜をふんだんに使ったお店でいただきました。60歳を過ぎて夫婦で始めたというこのお店、食材にこだわっていきいきと仕事をされている奥さんがすてきでした。
ディスプレイされている野菜をみると、コールラビや黒大根などなど珍しいものがありました。食べてみたいものがいろいろあったので、大人２人、子供１人なのにランチセット３つと野菜餃子まで別注文。ランチは「特製オニギリと朝どり野菜盛り合わせ」、「鮪のハチノコフライ」、「新鮮野菜10種類使用　カレーサラダセット」をいただきました。鮪のハチノコは1匹からほんの少ししか取れない希少な部位で始めて食べましたが、やわらかくて美味。








翌日も魚市場で鮪づけ丼や鮪カツなど食べ、世界で今騒がれてる鮪乱獲問題などここではどこの世界の話？？という感じでした。

大生産地を見て感じたことは、連作障害とか大丈夫なのかな、ということです。同じ場所に同じ科の野菜を栽培すると、その野菜を冒す病原菌や有害線虫が多くなったり、土壌の中の養分が不足したりして、野菜の生育が悪くなると言われています。ある作物ばかりが有名な場所って、そういう問題を農薬や化学肥料で解決するのかしら？みんながみんなそういうわけではないとは思うけれど、そんなことをふと思いました。
耕作放棄地らしきものはまったく見かけなかったので、新規参入の余地がありそうでもありませんでしたが、新鮮な野菜、海の幸どちらも楽しめる明るいところでした。

ハーブ＆おいしい野菜塾

いよいよ育休・産休が終わり仕事に復帰する時がやってきました。
出産直後あたふたしながら乳を飲ませたりしていた頃が遠い昔のようなつい最近のような、不思議な感じ。悩んだりへこんだりすることもあったけれど、ちびちょろとずっと一緒にいられた、しあわせな1年7ヶ月でした。

復帰２−３週間前はちびちょろも保育園に通っているし、昼間自分の時間がたくさんとれるから家のことやったり、友達と遊んだり、一人でお出かけしたりしようとたくらんでいましたが、ちびちょろが不調だったりしてだいぶ予定がくるいました。

そして育休最終日、「ハーブ＆おいしいやさい塾」というレストランに、友達と一緒に行ってきました。板橋の住宅地に忽然と現れる畑とレストラン。














新鮮な野菜たっぷりで見た目もとてもきれいなお料理たち。前菜はカブや紫水菜など10種類くらいの野菜のマリネ生ハム添え、他にはグリーンサラダ、トマトスープ、オムライス＆パスタを二人でシェア。どれも野菜の味が濃くておいしかったです。
デザートはゴマ団子。団子と思いきやゴマにくるまれているのは里芋！生クリームとゴマと里芋に砂糖。シンプルな材料だけどうまくマッチしていて驚きでした。

今日一緒にすごしたのは、以前仕事で知り合って、その後も仲良くしてもらっている方。年齢や職場での担当なんかはちょっと違いましたが、価値観を共有できる友達としてお付き合いいただいています。学ぶところいっぱいのすてきな先輩って感じかな。育休最終日、とってもすてきな一日でした。