2019年10月05日

金密輸を取り締まれ!



 消費税が5%から8%になったとき、激増したのが金の密輸であった。日本で金を売ると消費税分が受け取れるわけだが、その税は持ち込み時に税関で申告して事前に支払わないといけない。その過程をスルーしてこっそり持ち込むと違法になるのだが、少量ならわからないと思っているのか、金を届け出なしで持ち込むという事例が多発している。香港やフィリピンにはそうした「密輸業」を専門にする組織があり、運び屋を募集しているのである。日本人も海外で金を買ってこっそり持ち込めば、それだけで8%分の利益を出すことができるというわけで、暴力団の資金源にもなっている。

 もちろん空港には金属探知機があるし、かなり摘発もされてるのだが持ち込まれる数量が多くてなかなか対応しきれていないのである。見つかった場合に課せられる罰金の多さから引き合わないということをもっと知らせないとだめである。

 10月から消費税が10%になった。これは密輸する連中にとってはこれまで8%しかもうからなかったのが10%になるわけで、この「金密輸」がよりおいしいシノギになったのである。絶対に増加するはずだ。

 だったら空港でもっとしっかりと取り締まってもらいたいのである。取り締まりでどんどん金を没収して、それを日本国民の財産として国庫にじゃんじゃん入れるべきだ。金密輸をすればすべて没収されて日本国の利益になるという仕組みを作ればいいのである。すべての金を没収されるなら、密輸業者は大赤字である。すぐにそういうビジネスから撤退するだろう。

 ただこの金密輸、日本に大量に入ってきた金を海外に輸出する商社も介在している。金を扱う大手総合商社にとって、かなり大きなビジネスになってることは間違いない。おそらくその総合商社は政治家に献金して、自社をお目こぼししてもらえるように取り計らっているのだろう。そういう売国商社が存在する以上、いつまでもなくならないのである。

 もう一つ、この犯罪を防ぐ方法がある。それは金の買取価格を一律10%下げてしまうことである。買い取り業者の間で少しでも高く買えば金が多く集まってくる・・・という競争が存在するのかも知れないが、買取価格を制限して、その金額以上で買い取った場合は全額税金で没収するという仕組みにしたらどうか。

 日本は金が安く買い叩かれるので持ち込んでも無駄というふうに思われれば。密輸する連中はいなくなるだろう。

 江戸時代末期、日本国内と海外とでは金と銀の価格に差があって、海外から銀を日本に持ち込んでそれを金に換えるだけで莫大な利益を生み出すことができた。江戸時代の佐渡金山はおそらく世界最大の産出量だっただろう。そうして失われた国富は今の貨幣価値に換算すれば100兆円を超えるかも知れない。とにかく日本国内に存在した大量の金が短期間で失われてしまったのだ。

 政府はこの問題に関して実効性のある取り締まりが全く行えていない。そもそも貨幣と同等の価値を持つ貴金属に消費税を課すことが間違いである。それは銀行で両替するときに10%分の消費税を払わないといけないような矛盾なのである。海外では貴金属は消費税の課税対象外である。



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