2019年10月08日

オレは香港の民衆を支持する

 今、世界の人類にとって最大のリスクは何か。それは中国という帝国主義国家である。武力による世界征服を否定しないでいる、世界最悪の覇権国家である。このような国は世界平和に対する最大の脅威であり、存在そのものが悪なのだ。

 しかし、この事実に対して世界の各国は目をつぶっている。ウイグル自治区で100万人を超える人たちが収容所に入れられ、イスラム教を捨てることを強いられ、知識階級が虐待されているという事実に対してトランプ大統領が指摘した。すると中国は「内政問題だから干渉するな」と一蹴した。

 ナチスのユダヤ人虐殺や、カンボジアの大虐殺と同じレベルのことが、21世紀の今行われているのである。このことに対して世界の各国は無関心すぎる。国連で演説した16歳の高校生は、環境問題よりもこの人権問題をこそ告発してほしかった。どうして世界の首脳はこの事実に対して目を背けるのか。習近平の顔色を窺い、中国との関係悪化を恐れるといのはしょせんゼニカネの問題である。しかし、今多くの人たちが自由を奪われて収容所で思想矯正を受けているということは、ゼニカネの問題どころではない。

 香港の民衆はそうした中国共産党の一党独裁に対して抗議した。そして必死で戦っているのである。どうして各国の政府はこの戦いを支持しないのか。世界中の人たちが、今激しい弾圧を受けて苦しんでいる、そしておそらくは最終的に人民解放軍によって虐殺されてしまうであろう香港の人民に対してどうして救いの手を差し伸べないのか。香港人民を無制限に亡命受け入れすることを表明しないのか。香港人民が「奴隷の幸福」ではなく「自由な流民」になることを厭わないで必死で戦ってることを支持しないのか。

 フランスのビシー政権はヒトラーの政策に協力して国内のユダヤ人を弾圧して収容所に送り込んだ。ユダヤ人が亡命できるようビザを発行することで日本政府の命令に背いた杉原千畝は外務省から追放された。

 大量破壊兵器をせっせと作り、武力による領土拡張を悪とは考えない国家が世界に三つある。ロシア、中国、北朝鮮である。そうした圧倒的な力に対して、徒手空拳で戦いを挑んでいるのが香港の人民なのだ。どうしてその戦いをもっと評価しないのか。どこの国の政府も支持しないのか。

 オレは香港の民衆の戦いを支持したい。そして、この戦いが中国国内にも広がってほしいのである。習近平という独裁者を追放し、ベルリンの壁が崩れたときにかつて東欧で起きた市民の手による革命のように、自分達の手で独裁者を追放して真に民主的な国家を建設する方向に向かってほしいのである。

 資本主義社会はもう行き詰まってしまった。経済成長というおとぎ話のために資源を浪費し、地球を破壊することは間違っているというのは正論だ。多くの飢えた民衆がいて、その武器を自分たちの欲望を満たすためだけに使用するくそみたいな連中がいて、兵器を製造してをぼろもうけする間接的殺人者たちがいて、あくなき軍備拡張を続けている。

 武器よさらば、経済成長などもう不要だ。すべての人間が人間らしく生きられるような世の中を目指すことがもっとも大切なことである。もしもオレが今の香港に生を享けていたならば、自由のために戦って死ぬか、あるいは自由を求めて故郷を捨てることを選んだだろう。もしも香港から自由を求めて日本に亡命する人たちがやってくれば、日本政府は積極的にそれを迎え入れるべきである。

70年安保の時、安田講堂に立てこもった学生たちはこんな落書きを残した。

連帯を求めて孤立を恐れず、力及ばずして倒れることを辞さないが、力尽くさずして挫けることを拒否する。

日本の若者は香港の民衆と連帯すべきである。中国共産党という巨大な悪と戦うために。




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コメント一欄

1. Posted by 大山   2019年10月09日 01:45
中国と言う巨大市場に目が眩んで世界は沈黙してしまってる。所詮、企業人は金儲けしか頭にない。
そんな市場からさっさと撤退するのが中国に対する最も有効な対抗手段になるだろう。売り上げが前年から落ちてもいいじゃないか。株主もそれを認めよう。むしろ評価すべきだ。

神韻芸術団(シェンユンげいじゅつだん、英名:Shen Yun Performing Arts)なんてのは中国の残虐さから目を背けさせるための中国の世界戦力だろう。中国の巧妙な戦略に惑わされてはいけない。

中国は大量の観光客を日本に送り込んでくる。これは日本を経済支配しようという目論見であろう。習近平が日本への渡航禁止を一言いえば日本の観光業者は音を上げる。
日本はとにかく中国抜きの経済の安定を考えなければならない。
2. Posted by 手ぬぐい親父   2019年10月09日 12:24
 あの「グレた少女」には国連で、環境問題よりもこの人権問題こそ告発してほしかった、という江草氏の意見はごもっとも。16歳の彼女が満身の怒りを込めて、涙ながらに訴えたなら、習近平も少しはヤバイと焦ったかも。

 ただし、今の国連の組織は中国によってかなり牛耳られていて、香港問題を取り上げるのは簡単ではない。中国への内政干渉という、都合の良い言葉で拒否される。環境問題なら中国も近頃は、国内の実態は別として建前上は賛意を示している。

 炭素ガス地球温暖化にケツを向けたトランプを睨め付けた「グレた少女」も、記者団に習近平の環境問題を尋ねられると全く答えず、トランプが トランプが の批判を繰り返すだけだったという。環境問題集中アピールの裏では、中国も絡んでいたのかもと疑われたりして。

 「米中経済戦争」で交戦中の米国は、議会で香港の自治を支持する法案も議決している。米中は互いに相手のイメージダウンを狙っている。中国は金融拠点の香港が独立しては困る。香港行政府は議会の審議も経ない緊急条例で、10月から「マスク禁止法」なるものを施行。マスク姿の暴徒を制御との理由。

 これから冬を迎える香港では、風邪をひいても街中でマスクは使用できないようだ。風邪の流行する香港では、美的な100万ドルの夜景も、何やら霞んで見えるようになるのかも。 

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