【旅】2012.06 鹿児島

「空が恋しくて」 その1. 2012.06.29

「なぜ空旅がこんなに私を魅了するのか、わからない。
 しかし、何かに行き詰って、ホッと一息つきたい時は、無性に空が恋しくなる。」

ANA機内誌『翼の王国』7月号、読者投稿欄に書いてあった文。
まったく同感したい。


結局は、空が大好きなんだよね。

なわけで、飛んできたのでした。今月6回目のフライト。
飛びすぎな気もしますが、来月は試験があったりで飛べないので良いのです。




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この旅を決定したのは、前日の24時前のこと。
PeachのWEBサイトを見ていたら、前日にも関わらず、鹿児島線が7000円台で販売中。
この値段に誘われました。
迷わずポチッ(笑)




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朝6時半に家を出て関空へ。
大阪駅でJRを降りて、なんば駅までは御堂筋線に乗ったんだけど、すごい。この時間の御堂筋線。
2分間隔での運転・・・。どこか感激してしまった、田舎出身者は僕です。

なんば駅からは毎度お馴染み、南海を使います。
今日乗るのは平日の早朝限定で運転されてるラピートα.


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8時45分頃に関空に到着しました。
この時間の関空が一番賑やかでワチャワチャしてる気がする(笑)

2階出発ロビーの南の端、JALカウンターの隣には
来月9日から就航するJetStar Japanのチェックインカウンターができてました。
これにも近々、乗ってみないと。


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外に出て、飛行機を見に行ってみました。
各国の様々なエアラインが集う場所、いいね!見ていて楽しいです。


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さて、いよいよ搭乗です。
相変わらずの早い、出発時刻35分前からバス搭乗開始(笑)
そして、搭乗機は前便としてたった今到着したためお客さんを迎える準備が出来てないので
飛行機の手前で長いこと待たされる・・・。

今回も、ええ場所ですぜ!
ANAのB737-700に手が届きそう!!


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ベストポジションで待たされる・・・いや、待たせていただくこと約10分。
いよいよバスが搭乗機に横付けされました。
本日のシップは、先週、日本に到着したばかりのピカピカの4号機!!(JA804P)


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バス搭乗は楽しい。by 飛行機マニア


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この4号機からはシートが一新。
マガジンラックがテーブルより上になってる点が見た目上の大きな違い。
よく見ていくと、シートが若干薄くなっていたり
脚もと
(膝が前の座席に接触する辺り)のシートの形状が見直されてて
脚の長い僕でも(←はい、ダマレw)脚を伸ばせられる
までになってます。
窮屈感から開放され、居住性は随分よ
くなりました。JA804P, 当たればラッキーやね!

(写真は鹿児島空港到着後に撮影)


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一見従来どおり窮屈そうに見えますが、圧迫感が解消されて結構、楽に過ごせます。

この機体、来月からはしばらくは主に香港線に使われるのかな??


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いい空です。
右手に見えているのは小豆島。


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四国に入ったあたりから、徐々に雲がでてきました。
もうすっかり、夏の空ですね。


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鹿児島も近いもので、離陸して45分もすれば降下を開始。
分厚い雲が出てきました。
鹿児島地方、予報では曇りでしたが雨なのかな・・・?


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じゃーん。土砂降り(笑)

自称晴れ男、、、どうした・・・。←


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降機中、ボーディングブリッジから1枚。
機長がワイパーまで使ってバイバイしてくれました。
なかなか無いよね?(笑) 素敵なサービスです。

今日も、快適で楽しいフライトをありがとうございました。





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つづく。

次回は鹿児島観光。桜島に向かいます。

「空が恋しくて」 その2. 2012.06.29


その2


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そういうわけで、鹿児島空港に到着しました。
とりあえず、空港でお昼ご飯。
鹿児島と言えば黒豚! 黒豚カツサンドをいただきました。美味しかった~!

で、市内へ向かいます。


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空港から鹿児島中央駅までは直行便で約40分。距離にして30km~40km.
僕は桜島へ行きたいので、終点の「高速船ターミナル」まで乗りました。(約50分)

ここは、種子島や屋久島へ向かう高速船の乗り場です。
飛行機を造ってることでお馴染みのボーイングの高速船が停泊しています。
いつか、それら離島にも渡ってみたいですね。あ、ボンバルディアかサーブでね(笑)


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高速船ターミナルと桜島へのフェリー乗り場は600mくらい離れているので
少し歩かなければなりません。

鹿児島ってもうすっかり南国だよね。沖縄のような雰囲気が漂ってました。


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桜島の方にしか運賃箱がないので、鹿児島発の運賃は後払い。
しかし150円って・・・あまりに安すぎやしないか・・・(笑)


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久々の船旅にワクワク!!


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サクラジマァ、、、頭出して、、、
デッキで立ってたんですが、潮風が本当に気持ちよかった。


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このフェリー、朝と夕方は10分間隔、昼間でも15分間隔で運航されてます。
しかも24時間運航(深夜は1時間1本)
本当に利便性よいね!


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火山島らしい姿も所々。

鹿児島港から約20分で桜島に到着です。
こんだけ乗って150円でまじで良いの?!って思ってしまいます。


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道端に降り積もった火山灰。
こんなの見るの初めてかも。


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フェリー乗り場の辺りを15分くらいぶらついて、すぐに鹿児島に引き返します(笑)

次回は良い天気の日に、島を車で一周できるくらいの余裕を持って来たいですね。


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鹿児島港からは徒歩と路面電車で鹿児島中央駅にやってきました。

帰りは~ しーんかーんせーん!!!



な わ け が な い !


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鹿児島中央駅から空港行きの高速バスに乗り込みました。

駅ビルの上には観覧車が。我が地元の松山市駅を思い出させてくれます。


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市内の高速道路に乗るまでの道が混んではいたものの
高速道路でぶっ飛ばしてくれたお陰で、往路同様約40分で空港に到着。
しかし、高速道路で山間部に入るにしたがって大雨に・・・。
空港周辺も土砂降りでした。

空港では、スカイマークが視界不良のために降りられずゴーアラウンドしたとの館内アナウンスも。。。


出発までは2時間くらいあることだし、天気が回復することを願って
プチ航空博物館"SORA STAGE"で遊びます。


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こういうのってなかなか至近距離で見る機会がないよね。
じっくり見て、学んで、、、こういうところは、良い勉強になります。


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JACのQ400を再現した実物大のモックアップコーナもあります。
かつて、乗務員の訓練で使われていたものだとか。


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中にはちゃんと座席もあります。
このモックアップ機、家の庭に欲しい←




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つづく。

次は、大阪へのフライトです。


「空が恋しくて」 その3. 2012.06.29


その3.



大阪へはちゃっかり、ANAで帰ります(笑)
昼に大阪から鹿児島に着いてすぐ、ANAカウンタに行ってスカイメイトで航空券を買っておきました。

伊丹空港の利便性に敵うものはありません・・・! by 兵庫の山中の住民
“B767-300運航便”というほどの大きな誘惑はありません・・・! by B767ファン




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搭乗機がやってきました。
B767-300, やっぱりかっこいい。


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隣にはPeachの関空行き。
鹿児島空港でPeachが使うゲートは7番のようです。(6月29日現在)
7番って保安検査場の目の前で、正直めちゃくちゃ良い場所。
だいたい、LCCなどはターミナルの端の端に追いやられて
ANAやJALの羽田線が保安検査場から近いところに付けられるのが一般的のような気がしますが
鹿児島では良いところを使わせてもらってるみたいです。
逆に、そのANAの羽田便が、結構端の方の5番とか使ってたりするんですよね。
何か理由があってなのかどうなのかは分かりませんが、少し不思議です。


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いってらっしゃい~!


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18:55発の羽田行きはB787.


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シップナンバーはJA8342.
何だかんだで半年振りの国内線B767.


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座席がじゅうぶん埋まらないまま(搭乗率20~30%?)、大雨の鹿児島空港から飛び立ちました。
エンジンからの爆音! 足回りが悪いためによく伝わる振動! 
グーッと腹にくるほどの大きな上昇率!
やっぱり、飛行機はこうじゃなきゃ。B767の乗り心地は最高です。

しかし上昇中、揺れる揺れる。

ようやく雲を抜けたときに後方に見えた真っ黒い雲、、、
あの中を突っ切ってきたと思うと、何だかゾッとしてしまいました。


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ガラガラの機内、おいしいコーヒーを片手に優雅なひと時。


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窓の外には、こんなにも綺麗な夕焼けが。

こんなにも美しい地球の姿を横目に、ANAの機内誌『翼の王国』を読んでいたときに出逢ったのが
この旅行記"その1"の冒頭に記した言葉。
あの他にも読者投稿欄の中には、共感できるような話や
グッとくるような素敵な
話が書かれていて、ついついウルッときてしまった。


空の旅が僕たちに与えてくれるもの。
どんなことも忘れられて、一番、心が広くなれる時間だと思う。
至福の時間というものかな?


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これだから、何度飛んでも、飽きるほど飛んでも、空の旅はやめられないんです。


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左手には関空が見えてきました。
至福の時間も間もなく終焉を迎えます。

伊丹空港混雑のため、生駒のあたりで1回だけ旋回待機をしてからILSに乗っかりました。



それにしても、感動的なフライトだったなぁ・・・。

こんなフライトを最後に持ってこられると、またすぐ飛行機に乗りたくなっちゃうよね(笑笑






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おしまい。
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