既報のように、昨日は夏の甲子園大会西東京大会の準々決勝戦が行われ、合計4試合が神宮球場で行われました。第二試合は早稲田実業と八王子高校のカードでしたが、2万3千人が詰めかけた新聞に書かれています。それが清宮効果と言うものでしょう。

 私は、もとより、縁があって八王子高校の応援で出かけていました。実力差は別として、人気では圧倒的に早稲田実業が上回っていたことは否めないでしょう。この日、早稲田実業が2点リードした時点で、あるいはその裏、八王子高校ノーアウト1塁でピッチャーの早乙女君がバントして1アウト、2塁の好機を作るところ、それが暴投でノーアウト1・2塁になった時点でも八王子高校の勝利を確信した人は何人いたでしょうか。私もその時点で、八王子高校が殊勲を上げるとは思ってもいませんでした。
 
 試合を終えると、6×4と言う結果で、八王子高校側が凱旋に向け、バスに乗り込むことになりました。私は、この時点で日大三高の皆さん、あるいはその関係者のところに移動しようとしていました。
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 他方で、その場所から少し離れた場所で、早実チアのメンバーがお互いに肩を抱き合い、涙を流している光景を目にしました。私は思わず、目線を下に向けて通り過ごしました。今年の西東京大会において、早稲田実業の応援席側で見る機会は全く無く、この日も八王子高校側の応援スタンド=3塁側に陣どっていたために、そのチアリーディングの皆さんをはるか遠くで眺めて見ただけでした。スタンドでの本日の応援スタイルは、いつもの赤のチアコスチュームでなく、 水原勇気風のいでたちであることが見えていました。その皆さんは試合終了後、帰途の身支度を済ませてバスの横に集まっていましたが、上記のように、わき目を振らず、うつむてその場を過ぎ去りました。
 もとより、勝ったからと言うわけではありませんが、八王子高校や日大三高の場合は、「もっと気安く、頑張ってください」声をかけています。
 記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合