南米大陸で初めての開催となった、ブラジルのオリンピック開催を祝いたい。時間の関係で生中継で見た部分はゼロでした。この間、様々の失敗や苦難が指摘され、日本ではそれが過剰に報道され、ブラジルでは開催が無理だったのではないかとメディアの一部や、時々の報道で言わせていました。録画で見たその開会式は、現実には見事な選出を含めた感動の開会式でした。

 この開会式では、人種や民族の融和がどこにでも見られ、国内の政治対立がうそのような光景でした。私は、日頃からブラジル全土で実施される電子投票の国として評価してきましたが、日本では電子投票がほとんど進展しない中、なぜ、ブラジルは政治国内で的、経済的にさまざまに対立があるのに、電子投票の実施では対立も政争も起きていないかと言う点に、日本の各界は注目しないのでしょう。日本には、相手をじっくり検証するという学者の視点を欠いているように思いました。批判があれば、ご指摘ください。

 ブラジルのオリンピック開催は非常にスムーズなものでした。その分、IOCはさまざまの課題を残しました。公平な審判とは言えず、主流派の意見が通り過ぎ、傍流はその思惑に流されるという傾向が続きました。後は激戦や感動的なプレーを期待しつつ、オリンピック競技が繰り広げられることを願っています。
 *日本人が、ブラジルに行って、エンブラエルの航空機に乗る機会があるように願っています。
 記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合