787.TSUBAMEのきまぐれブログ

08年10月から目下連続更新中、787.TSUBAMEの超きまぐれなWebLogです。経済関係を中心とした時事問題が多くを占めますが、愛車三菱i(アイ)の燃費レポートや本来メインコンテンツにしたい鉄道関係の記事、グルメ関係の記事も忘れずに書いていこうと思っています。

長崎原爆忌

今年も、長崎の原爆忌がやってきた。毎年の事だが、例年に増して、一層の暑さが沁みる夏。
政治的思想とか宗教とか何処の民族とか、そんなことは関係なしに、静かに先の大戦で亡くなった方を想い、静かに祈る一日にしたい。

声高に平和を叫ぶ必要ななんてない。多分、99パーセント以上の人達は、テロリズムも含めて、戦争なんて嫌いなはずだから。

静かに、静かに…。

ジムニー 、車検終了

うわっ!気が付いたらブログ、2ヶ月も更新していないっ!最近はツイッターに移行してしまった感が強すぎorz…

閑話休題
奇しくも新型ジムニーのリリース日、7月5日に車検に出した私のJB23ジムニー、今日(24日)、上がってきた。実は土曜日の夜に整備、修繕も終わっていたみたいなのだが、日曜日は私の都合で、月曜日はディーラーが休みで、今日引き取りに行った次第だ。
車検終了後のオドメーターは、94534km。昨年の人事異動前、7月2日の燃費記録によれば走行距離は93164kmだから、1年間で1500キロも走っていない。しかも、そのうち500キロ近くはその7月2日から転勤するまでの約10日間の走行距離という(笑)

で、なんで車検ごときに半月もかかったのかというと、昨年の春先からだったか、エンジンの起動やリスタートをする時、「ギヤーッ」と、まるでセルのフライホイールが空回りしているような大きな音がして、エンジンが起動できないということが時々、生じていたのだ。少し間を置いてから、改めてセルを回せば起動するのだが、信号待ちでアイドリングストップをしている時など、この症状がでると正直焦る。
で、今回の車検時、ディーラーの中古車保証が残っているから、それを使うことにしたのだ。ま、タイミングベルトの交換工賃を安く上げる口実ってのも考えていたんだけど、ニーサンジムニーのK6Aエンジンはタイミングベルトレスでした!(笑)

ところで、私のジムニーは、トヨタカローラ北九州の中古車ディーラーで購入したのだが、訴えた症状に関する事例を工場が持ち合わせていないらしく、結果、スズキに外注に出すという連絡が入り、そんなこんなで時間がかかったのだ。
で、どうやらエアコンの不具合に起因するのではないかという、よく分からない原因が示されたのだが、今日はディーラーの担当さんが不在だったので、詳しい話を聞けていない。追って、原因を聞いてみなければ。

とりあえず、無事に車検が終わり、後、少なくとも2年はジムニーに乗れる(*^^*)


リズと青い鳥

先日、映画「リズと青い鳥」を観てきた。
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>鎧塚みぞれ 高校3年生 オーボエ担当
>傘木希美 高校3年生 フルート担当
>希美と過ごす毎日が幸せなみぞれと、一度退部したが再び戻ってきた希美。
>中学時代、ひとりぼっちだったみぞれに希美が声を掛けたときから、みぞれにとって希美は世界そのものだった。
>みぞれは、いつかまた希美が自分の前から消えてしまうのでないか、という不安を拭えずにいた。
>そして二人で出る最後のコンクール。自由曲は「リズと青い鳥」。
>童話をもとに作られたこの曲には、オーボエとフルートが掛け合うソロがあった。
>「物語はハッピーエンドがいいよ」屈託なくそう話す希美と、いつか別れがくることを恐れ続けるみぞれ。
>〜ずっとずっと、そばにいて〜
>童話の物語に自分たちを重ねながら、日々を過ごしていく二人。みぞれがリズで、希美が青い鳥。でも…
>どこか噛み合わない歯車は、噛み合う一瞬を求め、まわり続ける。



本作は、人気アニメ「響けユーフォニアム」のスピンオフ作品だ。ところが残念なことに私は、「響け」のオリジナルをまだ見ていない(笑)
しかし、きっと「響け」本体とは完全に切り離されたエピソードなのだろう。よく見ると、黄前久美子ら「響け」のキャラも出てきているのだが、セリフすらなかったと思う。基本、本作の2人のヒロインであるみぞれと希美、その2人だけでストーリーが進んで行くのだ。

ストーリー自体は、いわゆる百合恋愛モノ。もちろん、女子高生主人公の非R指定だから、焦がれるような純粋な恋心を描写することに終始している。
あらすじで察せられる通り、基本はみぞれから希美への、とても強い、強すぎる恋心が話の芯となる。その気持ちはあまりに強すぎて、一方通行の空回りにすら思える程だ。

みぞれは、人付き合いが苦手だ。同じオーボエパートの後輩たちから、ファミレスお茶会に誘われても無愛想に断ってしまう。
対する希美は、そんなみぞれを吹奏楽部に誘ったくらい、明るく社交的。部活の後輩たちからの信頼も厚く、彼女らを引っ張って行くリーダーだ。だから、みぞれからすると、希美を自分から取り上げる後輩たちですら、ライバルであり嫉妬の対象だ。

うん、重い。極めて重い。みぞれの思いは純粋すぎて、重いのだ。希美が部活を辞めた、大きな理由はそれかもしれない。
でも、希美は吹奏楽部戻ってきた。なぜ?やはり吹奏楽が、フルートが好きだから?北宇治高校吹奏楽部が好きだから?もちろん、それもそうだろうが、希美にとってもみぞれはかけがえのない人だったのだろう。

だからこそ、2人の関係はギクシャクしてしまう。序盤での「リズと青い鳥 第3楽章」は、そんな2人を象徴するように、少しチグハグな演奏だった。


みぞれは、童話「リズと青い鳥」を知らなかった。希美に勧められて読むが、みぞれは最後に青い鳥だった少女を野に帰すリズのことを理解できない。せっかく掴んだ幸せを?
リズにとって少女と過ごす時間がとてもかけがえのないものであるのと同じく、みぞれにとっては希美と過ごす時間がかけがえのないものだから、到底解せぬ話しというものだ。
でも、それは果たしてみぞれだけの感情?

だからこその終盤、改めて「リズと青い鳥 第3楽章」。聴いていて心が震えた。オーボエのみぞれとフルートの希美。2人の心情が溢れ出る演奏。


京都アニメーションの、そして山田尚子監督の作品は、細かな心理描写に定評がある。そう、「キャラクターの指先で、心の動きを表現する」とも言われているほどだ。映画の世界に入り込み、「指先の心理描写」を見るのを忘れていたが(笑)、クライマックスの「リズと青い鳥 第3楽章」では、浅い被写界深度を生かした画面描写で、みぞれと希美の繊細な心を見事に表現していた。


物語の結論は、出ていない。そして、ハッピーエンドを迎えるという訳ではない。でも、観終わって、とても清々しい思いを抱いた作品だった。機会があれば、そして時間を置いて、改めてじっくりと観てみたい作品だ。


ツイッター、フォロワーさん2000人突破!

最近は、このブログよりもツイッターで呟くことの方が多い。情報量のある内容なら、文字数制限のないブログの方が適しているが、ちょっとしたことなら、文字数140文字のツイッターの方が手軽だからだ。
私がツイッターを始めたのは約3年前。フォロワーさんが今日、2000人を超えた。以前、日テレ系の情報番組「Zip!」で「フォロワーが1000人を超えたら有名人」と言っていたそうなので、なら私も超有名人だ(笑)
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冗談は置いといて、フォロワーさんの半分以上はイラスト繋がりだと思う。モノによるが、イラストをタイムラインに流したら、1000を超えるアクセスがあることも珍しくなくなった。とても有難いことだ。

先にツイッターのアンケート機能で、私のツイートに期待することを尋ねたら、
・鉄道と女の子のイラスト
・女の子はオリジナルキャラクター
・アニメの二次創作にも期待
という評価を頂いた。
別に迎合する気はないが、むしろこれまで私が描いてきたイラストの方向性が間違いでなかった、そう評されたと解している。
掲載した感謝イラストは、オリキャラの古賀みゆちゃん。鉄道イラストだけじゃなく、多方面で活躍中の娘だ。

なかなかブログの更新、出来てないけど(笑)、イラストはちゃんと描いているので、ね!

萩原市場

お昼を食べて、あまりに眠かったので昼寝をしていた。私は普段、あまり夢を見ないのだが、短い午睡で不思議な夢を見た。

子供の頃私は、北九州市八幡西区萩原にあった新日鐵八幡製鐵所の社宅に住んでいた。
小学生時分の私は、製鉄社宅から筑豊電鉄の萩原電停を挟んで10分ほどの「萩原市場」に足繁く通っていた。そこは戦後のバラック市場がそのまま残っているような、間口1間ほどの店が軒を並べる市場で、確か大通り側から3軒目だったろうか、駄菓子屋さんがあったのだ。市場全体が萩原市場なのだが、同級の子供たちは皆、「はぎいち」とその駄菓子屋さんのことを呼んでいた。
お店は2坪くらいの広さで、それでも小さな子供にはとても広く感じられ、そこに所狭しと並べられた駄菓子やおもちゃの数々は、キラキラ輝く宝の山のようだった。お気に入りは発砲ウレタンの飛行機、ググッたら「ツバメのソフトグライダー」と出てきた。1日の小遣いが50円だったので、100円のコレを買うにはお金を貯めて買わないといけない。欲しくなったら、毎日のおやつをセーブして、小遣いを貯めて買っていたものだ。
スーパーカーブームの頃には、「サーキットの狼」のプラモデルなんかも置いてあった。駄菓子屋さんにしては高額商品なので、店の奥の棚の上に鎮座してたっけ。ホームランバーやブラックモンブランなどのアイスクリーム、粉末ジュースやフィリックスガムなんかは定番で、そうそう、仮面ライダーのプロマイド付きのスナック菓子なんかも皆買っていたっけ。
お店は「はぎいちのおばちゃん」が切り盛りしていた。見た目は確か「千と千尋の神隠し」の湯婆婆みたいな(失礼!)おばちゃんだったけど、とても子供好きで、子供たちも皆、懐いていた。

そんなはぎいちに、今の私が行った夢を見たのだ。市場の入り口は、歩道まで店を構えたおもちゃ屋さんになっており、昭和末期から平成初期の少し懐かしいプラモデルがたくさん並べてあった。「もしかして、はぎいちが大きくなったのかな?」と思ったが、どうやら別の店のようで、当時から奥にあった魚屋さんに聞くと、「あ〜、そんなお店、あったねぇ」という返事。見るとはぎいちはその区画だけ残して、もぬけの殻になっていたのだ。
その後、夢の中の私は萩原市場の裏手に出るのだが、そこから現実の萩原市場と全く異なる、どこかの公衆浴場の裏手に出てしまう。その光景も、どこかで見たような、懐かしい光景だったのだが、それがどこかを思い出せない。


目が覚めて、萩原市場はどうなっているのか気になって、すぐに地図を見た。Googleマップによると、そこは月極駐車場になっているようだ。(「1丁目」の文字の所)
昨日、一昨日と所用で中学生活を過ごした穴生中学校に行ったのだが、その時に製鉄社宅と裏の郵政官舎がすっかり綺麗な高層マンション群に建て変わっていたのを見た。だからこんな夢を見たのかもしれない。

はぎいちのおばちゃん、どうしてるだろう。幾星霜も年を重ねているので、既に物故しているかもしれない。



平成30年、初燕

今年の最初のツバメ、八幡東区のイオンモール八幡東付近で見かけた。もしかしたら先週、自宅近くを飛んでいたみたいだけど、一瞬の出来事で、ツバメって確証がないから(笑)

東日本大震災から7年

東日本大震災から、7年。
地震が起こったことは、最繁忙期で缶詰状態だったから、私は全く知らなかった。翌日に九州新幹線の全線開業を控え、仕事帰りに当時小倉までやって来ていた783系「有明」の最後の姿を捉えようと小倉駅までやって来て、騒然とした駅構内の状況に異変を察したのだ。
そして、帰宅後にニュースで見た衝撃的な映像。営々と築かれた人々の営みが、一瞬にして津波に呑み込まれていく様に、言葉も出なかった。

復興も本格化し、報道によると5割を超える方が進捗を実感していると言うが、むしろ人との繋がりが戻ったことを実感出来ている方が2割しかいないということ、そちらの方が深刻ではなかろうか。
震災と、それに続く原発事故で離散した地域の絆を取り戻すことは、容易いことではなかろう。だからこそ、絆を繋ぐという意味で、私は三陸鉄道を応援している。

171227 三陸鉄道36型 HD

こちらは、今年の三陸鉄道応援イラストだ。
三陸鉄道36型気動車をバックに、鉄道むすめを二人、描いている。一人はトミーテック公式キャラの久慈ありすちゃん。先にツイッターで行われた「鉄道むすめトーナメント」で栄冠を獲得した。
もう一人は、昨年さんてつの運転士としてデビューしたリアル鉄道むすめだ。全国ニュースとしても取り上げられたので、ご存知の方もいらっしゃることだろう。
鉄道むすめでの久慈ありすちゃん人気と、リアル鉄道むすめのデビュー、それは三陸鉄道にとって明るい話題であるはず。
そして、災害で休止していたJR東日本の山田線が復旧され、来年の春から三陸鉄道に編入されることも決まっている。これで、悲願とも言える三陸海岸縦貫鉄道が一本の路線として繋がることになる。

残念なことに、三陸鉄道の利用者は開業時の2割程まで落ち込んでいると聞く。鉄路を維持するためには、利用してもらうことが一番だ。残念ながら、遠く九州の地にいる私は、応援することしかできない。

原発事故の後処理に、抜本的な津波対策、そして何より科学的根拠に基づかない風評被害など、震災の爪痕の治癒は一朝一夕に行かない。だからこそ、震災を忘れない、語り継ぐ、微力かもしれないが、私にできることをやっていきたいと思っている。

負けないで東北、諦めるな日本!



劇場版マジンガーZ /INFINITY

話題の劇場版アニメ、マジンガーZ/Infinityを観てきた。
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>その力は、神にも悪魔にもなれる。
>かつて世界征服を目論む悪の天才科学者Dr.ヘルによって滅亡の危機に瀕した人類。しかしそして世紀の戦いから10年―。
>パイロットを離れ科学者となっていた兜甲児はある日、富士山地中に埋まった超巨大遺跡インフィニティと、そこから現れた謎の生命体リサに遭遇する。そして、時を同じくして謎の復活を遂げたDr.ヘル。彼は無限の可能性を秘めるインフィニティで、かつての野望を完遂しようとしていた。
>有史以来最大の危機、絶体絶命の状況の中、伝説のパイロットがマジンガーZと共に再び立ち上がる。
(劇場版マジンガーZ /INFINITY 公式サイトから引用)


昨今は、新作アニメももちろんだが、旧作のリメイクなども大はやり。本作もそのひとつとなる。
マジンガーZは、1972年(昭和47年)12月から1974年(昭和49年)9月まで、全92話が放送されたテレビアニメであった。その後、ロボットプロレスと揶揄されることになったが、人間が搭乗した巨大ロボットが戦闘するという、後の機動戦士ガンダムにも繋がるスタイルの原型ともなったのが、本作のオリジナルシリーズである。

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直線的でシンプルな線、黒と白、そして赤で彩られたマジンガーZは、今の目で見ても秀逸なデザインで古さを全く感じさせないし、アフロダイAやボスボロット、更には敵メカに至るまで魅力的なロボットが多数登場する。何より、マジンガーZの発進シークエンスが痺れる。マジンガーの基地である光子力研究所の裏手にあるプールの水面が割れてそこからマジンガーがせり出し、主人公、兜甲児が乗り込むホバーパイルダーが両翼を折り畳んでマジンガーの頭部に“パイルダーオン”!これはサンダーバードの発進シークエンスと並んで、子供の頃の私にとって、とても興奮するシーンだった。

当時はもちろん、マジンガーの活躍ばかりに目を奪われていたが、冷静に思い起こすとキャラも個性的で魅力的だ。熱血主人公の兜甲児とおてんばなヒロイン弓さやか、甲児の弟シローやライバルのボス一味もいい味を出していた。もちろん、悪役のDr.ヘル軍団も強烈だった。


さて、本作。
オリジナルと言えるアニメ版のマジンガーZが「勧善懲悪のロボットプロレス」だったのに比して、劇場版は同じ軸を維持しながらも、より深みのあるドラマに仕上がっていた。
「戦いは数だよ(by ドズル・ザビ)」と言わんばかりの機械獣で攻撃を仕掛けるDr.ヘル軍団に対する国連軍のマジンガーZ量産型。強いのは強いのだが、「相手を破壊する」ことのみをプログラミングされた機械獣の前に一機、二機と落とされる。そこに飛来する兜甲児のマジンガーZの無双ぶり!(笑)
一方、マジンガーとは別の無双ぶりを魅せるボスボロット!(苦笑)
えっ、なんかの役に立った?のマジンガールズ!(爆)

置いといて、「勧善懲悪のロボットプロレス」だったマジンガーZを劇場版では、現在の国際情勢や「人類とは?」ということを考えさせるストーリーになっていた。
10年前、甲児たちにより滅ぼされたはずのDr.ヘル。彼等は光子力研究所を占拠し「光子力の一部を提供すれば、人類とは争わない」という交換条件を出してくる。この提案に国連総会は大荒れとなり、Dr.ヘルの提案を受諾するかの採決で票は真っ二つに。
これを見たヘルは「やはり人類は、意見をまとめきらない」「多様性こそ、人類の弱点だ」と喝破する。まさに、民主主義の弱点を突かれた形だ。
人類が数多の血を流し勝ち取った民主主義。それを否定するつもりはさらさらないが、非常時には強いリーダーシップも望まれる。ボスの営むラーメン屋で客が「兜甲児は何をしている!」と憤ったのはその左証だろう。

ギリギリ綱渡りと言える今の国際情勢、もしもの時、私は、私達は、どのように考え、行動するのだろう...


出演するキャラクターはほぼ、オリジナルと同じなのだが、新たに登場するリサは、物語を通じてキーパーソンとなる。登場の仕方自体、びっくりするのだが、アンドロイドで人間としての感情が希薄だった彼女が甲児らと触れ合うことで人として成長し、最後には甲児に大きな贈り物を残す...。改めて観る事があれば、彼女を軸に観てみたいと思った。

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あっ、これ、入場特典の144分の1ペーパースタンディね。あまり見せ場のなかったグレートも並んで描かれている。


45年の時を経て復活したマジンガーZ/INFINITY。深いストーリーはむしろ、当時少年だった大人達に観て欲しい。いやぁ、良かった!



恋愛短歌

狂おしく 思えど君は 傍に居ず
温もり求めて 虚(くう)抱く我

はいからさんが通る

先日、劇場版「はいからさんが通る」を観た。
...って、書きかけの記事をひと月も放置プレイしていたから、今更かもしれないが(笑)
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〜いつだって大キライは恋のはじまり。 
>女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところのあるじゃじゃ馬娘。
>親友の環とともに楽しい学園生活を送り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている。
>そんなはいから娘が出会ったのは、笑い上戸なイケメン、伊集院忍少尉。
>実は彼が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知った紅緒は、それに反発。
>愛のない結婚を阻止しようと奮闘して騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心惹かれていく。

原作は、1975年から2年間、「週刊少女フレンド」に連載され、単行本は合計1200万冊のセールスを記録したという、当時の傑作である。
1978年6月から3クール、アニメが放送されたが、残念ながら打ち切りによりラストまでは放送されなかったという。
私的には、その後に当時のアイドル、南野陽子さん主演による実写映画の記憶がある。ドラマ自体は観ていないが、歌番組の「夜のヒットスタジオ」で、セットの桜の木の枝に座って主題歌を歌っていた紅緒の衣装を着たナンノの姿だ。

映像媒体としては、あまり恵まれたと言えない本作だが、ここに来てようやく、素晴らしい姿で再脚光を浴びることとなったわけで。


さて、感想。
とにかく、スピード感のある作品だ。原作に触れていないので断言はできないが、きっと紅緒の生い立ちとかはすっ飛ばされているんだろうなぁ、というくらい。
作品で描かれた大正時代は、後に「大正デモクラシー」と呼ばれることになった民主化運動や女性解放運動、水平社宣言などが相次いでなされ、大衆、そして未成熟だが民主主義の萌芽が芽生えた頃。もちろん、今の感覚からすると「ズレて」いるのだが、それがまた、面白い。
主人公の紅緒は、そんな大正デモクラシーの影響を受けているのだろう、ある意味、現代女性以上に自由闊達だ。だから、祖父母の代から決められていたという許婚に反発するのだが、その紅緒が伊集院少佐に少しずつ惹かれている心の機微が焦れったくもあり、くすぐったくもあり。これが、この物語の核心だろう。
あまり述べるとネタバレになるので差し控えるが、やがてロシア革命が勃発し、それに日本が介入しシベリア出兵が行われる。それが二人の転機となり、後編に続く、と。


原作、そしてテレビアニメに興味がなかったのは、もちろん当時私が幼かったからで、今でも多分、典型的な少女漫画のキャラデザには、残念ながらアレルギー反応を起こすことだろう。好きな人には堪らないかもしれないが、現在のマンガファン、アニメファンの多くにも馴染みが薄い作画だと思う。
もちろん、それが悪いと言っているのではなく、それが当時のセンスなのだ。今は多少のテイストの違いこそあれ、女性向けのコミックのキャラデザも男性向けに寄ってきていると思う。むしろ、男性向けコミックのキャラデザが女性向けに寄ってきている場合もあるほどだ。読者も性別という壁が無くなってきているというし。
ところが当時は、厳然とした差があった。仕方ないことだ。

今回の劇場版アニメは、キャラデザが現代風にリファインされている。もちろん、当時の「少女漫画風」なテイストは残されているが、昨今のアイドルアニメのキャラデザと大差はない。もちろん、最近の水準に合わせて、時代考証やそれに合わせた背景描写も素晴らしい。
そんな舞台で生き生きと恋に恋して、はつらつと飛び回る紅緒の姿、とても愛おしく思えるのだ。

ストーリーにも、前述のロシア革命やシベリア出兵の他、関東大震災や打ち壊し事件などの当時の世相、そして袴にロングブーツといった当時の「はいからさん」ファッションなど、いろいろなことがこれまたテンポよく織り込まれている。紅緒と伊集院少佐の恋の行方と共に注目のポイントだった。


実は、本作の制作が発表されてから、とても楽しみにしていた。それは当時観ていなかったことへの後悔が、今ごろになって沸いてきたということだろう。
期待を裏切らない作品だった。後編?もちろん観に行かねば。そしてテレビアニメでは放送されることがなかったという結末を観ねば!



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787.TSUBAME

鉄道少年がそのまま大人になってしまった、そんな私、787.TSUBAMEです。鉄道のほかに、クルマ、ヒコーキ、船も大好きで、写真撮影や模型製作、さらに最近、イラスト描きも趣味に加わりました。製作したイラストは、ネコ・パブリッシング社の「レイルマガジン」誌に連載状態で掲載してもらっています。
現在の愛車は、赤い三菱i(アイ)、人呼んで“赤い彗星”です。2008年7月に14年来の相棒、スズキジムニーを不本意ながら手放して乗り換えました。
ハンドルネームは、JR九州の787系特急電車「つばめ」からいただいております。

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