787.TSUBAMEのきまぐれブログ

08年10月から目下連続更新中、787.TSUBAMEの超きまぐれなWebLogです。経済関係を中心とした時事問題が多くを占めますが、愛車三菱i(アイ)の燃費レポートや本来メインコンテンツにしたい鉄道関係の記事、グルメ関係の記事も忘れずに書いていこうと思っています。

2011年01月

創作工房、今月の更新

毎月のお約束、親サイトの「創作工房」を更新した。



先日ブログにアップしたチャイナ娘は、こういう仕上げになったのである。この時期の路面電車のお約束、長崎ランタンフェスティバルを走る花電車だ。
長崎電気軌道の花電車、景気低迷のあおりだろうが、ここ数年走っていないので、せめてイラストだけでも、と思って描いてみた。下絵はまだしも、中華風極彩色のデザインには泣かされた。おかげで、もうちょっと賑やかにしたかった中華街が、少し寂しくなってしまったではないか!

ともあれ、いつものようにイラストをクリックすると「創作工房」トップページに飛ぶので、ぜひご覧ください。ご感想なども給われれば、嬉しいです。


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訃報 魁皇関、白星の花火師

大相撲の大関、魁皇関(38)が白星を挙げる度、古里・福岡県直方市の遠賀川河川敷で祝福の花火を上げた新谷嘉昭(しんたに・よしあき)さん(81)が29日、脳幹出血のため亡くなった。魁皇関の新入幕から約18年間、場所中は休まず河川敷に通った「伴走者」の訃報(ふほう)に、魁皇関も肩を落とした。後援会関係者は「通算勝利記録1045勝に並ぶまであと10勝。一緒に祝いたかった」と突然の死を悼んだ。
新谷さんは29日朝、自宅で倒れ、搬送先の病院で息を引き取った。

勝てば2発、勝ち越せば5発、優勝は10発。住民は、新谷さんの花火の音で魁皇関の活躍を知ることができた。打ち上げは、魁皇関が幕内に昇進した93年5月の夏場所から。仕事は自動車整備業だが、花火打ち上げの資格を持っていたため、後援会などから頼まれた。
年間90日の場所中は午後5時過ぎに軽トラックで河川敷に乗りつけた。初場所は寒さがこたえるが、土俵に上がり続ける魁皇関の姿に「魁皇が休まんのなら、休める仕事じゃない」と通いつめた。
祝砲の時は「直方におって、魁皇を嫌いな人はおらんから」と上機嫌。負けると「景気が悪い」とすぐ帰った。カド番をしのいで迎えた昨年11月の九州場所で12勝を挙げた魁皇関に「やっぱり勝つと景気がいいよ」と目を細めていた。
魁皇関は「故郷で新谷さんに上げていただいた花火にどれほどの勇気をもらったか計り知れない。ご恩返しのためにも、一番一番を大切に土俵を務め、精進していく」とのコメントを出した。
内藤博俊・後援会長は「寒い日も雨の日も本当によく続けてくれた。魁皇関のように、新谷さんも元気でいてほしかった」と惜しんだ。
葬儀は31日午後1時、福岡県直方市新町の直方葬祭直方斎場。喪主は妻リツ子(りつこ)さん。
(記事全文引用:毎日新聞

魁皇関の人気は、地元では絶大なもので、市役所玄関ホールにも大きな写真が掲げてあるほどだ。

(直方市役所 玄関ホールにて)
そんな直方市において、魁皇関が勝った時の花火の号砲も、風物詩だった。文字通り、景気よく勝どきを告げていた打ち上げ花火の音も、聞けなくなってしまうのだろうか。

18年もの間、雨の日も雪の日も、場所中は休むことなく魁皇関を応援し続けてきた、本当に縁の下の力持ちのような新谷さんに、感謝の念を捧げ、ご冥福をお祈りしたい。合掌。

こうのとり2号、無事到着

無人補給機「こうのとり」(HTV)2号機と国際宇宙ステーション(ISS)のドッキング作業は28日午前3時34分、電力や通信の全ラインが結合され、無事に完了した。ISS滞在の宇宙飛行士も同5時47分、食料や日用品などが搭載された貨物室に入った。今後、大型機器の移設や物資の搬入作業が順次始まる。
HTVとISSのドッキングは、2009年9月に続き2回連続で成功。米スペースシャトルの退役が今夏に控えており、大型貨物をISSに運べるHTVの存在感はさらに増したと言える。
HTVを開発した宇宙航空研究開発機構の虎野吉彦プロジェクトマネジャーはドッキング後に記者会見。「初号機よりも期待度が高く、緊張したがほっとした。今後も荷物の出し入れや地球への再突入があり、気を引き締める」と話した。
(記事全文引用:時事通信

最初は失敗が続いて、その先行きが危ぶまれたH2系国産宇宙ロケットだが、ここに来てようやく安定した打ち上げが続いている。繊細な技術の集大成だから、わずかなミスが失敗に直結するし、どうしても初期不良は付き物。我が国は、もともと高い技術を擁しているわけだから、安定さえしてしまえば極めて高い成功率となるだろう。
今後は、スペースシャトルの後継機となるという重責も担うHTVだが、将来的には無人での大気圏往還も検討されているとか。環境負担の面からも、コストの面からも望ましいことだ。

「こうのとり」が軌道に乗りつつあることで、国際宇宙ステーションの生命線を支えるのは、我が国の宇宙技術となりそうだ。レンホーさん、はやぶさの例もあるし、シワケなんて数字だけで判断したらあきまへんで!

アイ、燃費レポート 其の三十七

前回の給油は、昨年12月25日。ちょうど1ヶ月ぶりの給油となった。

前回走行キロ:23047キロ
今回走行キロ:23542キロ
給油量:32.00リットル
∴区間燃費:15.46キロ/リットル

当初からの総走行キロ:14317キロ
総給油量:992.24リットル
∴累計燃費:14.42キロ/リットル

まあね、前回の給油直後に大分まで往復してるからね。その意味じゃぁ、区間燃費が伸びるのは当然なんだけど、その大分往復も半分以上はあまりの寒さにエアコン使用、その後の運転も市内のチョイ乗りだけだったから、決していいスコアじゃないね。今後もしばらくは、通勤でのチョイ乗りだけだから、スコア、悪いだろうなぁ。

にしても、ガソリンが高くなった。今回はリッターあたり133円。私のサイトで公開しているアイの燃費記録によると、この単価は昨年5月並みの水準で、2年前の最安値96円から比べると4割近く高い。困ったものだ。


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霧島、半世紀振りに爆発的噴火

鹿児島、宮崎県境にある霧島山系新燃(しんもえ)岳(1421メートル)の噴火で、火口付近で火砕流が起きていたことが分かった。27日、宮崎県高原町であった霧島火山防災連絡会コア会議で報告された。専門家は「さらに大きな噴火が起きる可能性がある」と警戒を呼びかけており、両県は同日、災害警戒本部を設置した。新燃岳は、27日午後3時41分、爆発的噴火(爆発)を観測。爆発は52年ぶりで、噴煙はその後最高で火口から約3000メートル立ち上った。中規模な爆発的噴火という。
(記事全文引用:毎日新聞

幸いなことに、現段階では人的被害や大きな物的損害は出ていないようだ。ただし、マグマが上昇しているという話もあり、今後も警戒が必要だという。お見舞いを申し上げるとともに、大きな被害が出ないよう、祈るばかりだ。

に、しても、九州新幹線全線開通を目の前にして、かの坂本龍馬がわが国初のハネムーンに訪れたという霧島にとっては、痛手だろう。今回の噴火が、お祝いムードに水を差さなければいいのだが。

準ミスは中学生

女優の山本富士子、藤原紀香らを輩出した『第43回2011年度ミス日本グランプリ決定コンテスト』が24日、都内ホテルで開催され、東京都出身の慶應義塾大学法学部・谷中麻里衣さん(20)がグランプリに選ばれた。谷中さんはトロフィー、たすき、ティアラ、盾、副賞100万円を受け取り「まさか私が選んでいただけると思っていなかったので、あまり実感がなくて信じられない気持ち」。趣味は茶道、読書、映画鑑賞で、資格は英検1級(TOEIC990)、座右の銘は「笑顔は世界の標準語」。将来の夢は報道キャスターだという。
同グランプリは1950年に第1回大会が開催。今大会は「一所懸命なこころ美人」をコンセプトに3169名の応募のなかから、12名が最終審査に進んだ。最終審査は着物、水着、ドレスの3つの衣装による審査で行われ、「容貌」「容姿」「プロポーション」「教養」の各項目で評価された。
今回、「準ミス日本」には江原千花さん(15)と秋谷祥加さん(15)の中学生二人が選出されたほか、「ミス日本 ミス着物」に新井寿枝さん、「ミス日本 海の日」に樋口彩乃さん、「ミス日本 空の日」に栗林梨奈さん、「ミス日本ネイチャー」に原田かおりさんの計7名がそれぞれ選出された。
(記事参照:オリコン

ってぇ、ミスの才色兼備ぶりはまぁ、当たり前のこととして、準ミスの二人はなんと中学生!チユーボーだよ、チユーボー!
こんな書き方して怒られるかもしれないが、ワタシんころのチユーボーっていうと、青っ洟(あおっぱな)垂らしているか、ヤローはボンタン、メローは“殿中でござる”みたいな長いスカート穿いて妙に粋がってるか、どっちにしても「尻の青いガキ」だったのだが(←えっ、北九州の一部地域だけ?)、3100名あまりの中から中学生が二人も準ミスに選ばれるわけ?
確かに、写真を見ると大人びた顔立ちなんだが、どこかあどけなさも残っていて。

いずれにしても、時代は変わったものです。

二重被爆者は世界一運が悪い!?

英BBC放送が昨年12月放映した人気お笑いクイズ番組で、日本の被爆者が笑いのネタにされ、在英日本大使館が抗議していたことが20日、わかった。
金曜夜の人気番組「QI」で12月17日、「世界一運が悪い男」として、広島と長崎で二重に被爆し、昨年1月に93歳で亡くなった長崎市出身の山口彊(つとむ)さんを取り上げた。司会者が「出張先の広島で被爆し、列車に乗って戻った長崎でまた被爆した」と説明すると、ゲストらが「でも、93歳まで長生きしたなら、それほど不運じゃない」「原爆が落ちた次の日に列車が走っているなんて、英国じゃ考えられないな」などとコメント、会場から笑い声が上がった。
この間、スタジオには山口さんの写真やきのこ雲が掲げられた。
番組を見た在留邦人から連絡を受けた在英日本大使館は今月7日、「原爆投下の問題をコメディー番組で取り上げるのは極めて不適切で日本人の国民感情を無視している」と抗議の書簡をBBCと製作会社に送った。
17日になって製作会社から「配慮に欠けていた」などとする返答があったが、BBCからは回答がないという。
(記事全文引用:読売新聞

やはり、英米の感覚って、この程度なんだろうな。スタジオに掲げられたというきのこ雲の下で「現実に」起こっていた地獄絵図に、想像が及ばなかったのだろう。幸いにも一命を取り留めたものの、その後も放射線障害などに苦しめられた人たちも多いのは周知の通りだ。
「実戦テスト」のために戦争を終結させず、2発の原爆を投下して第2次大戦に勝利した「連合国」のおごりか。そのおごりは今も続き、罪のない中東、イスラムの人たちをも苦しめている。

一転

昨日こそ、久しぶりに青い空を見た、と記したばかりなのに、今日は一転、粉雪の舞い散る寒い一日になった。たまたま近くを通りかかった後輩に、「歌って」と振ったら「イヤです!」といなされてしまった。


(粉雪 / レミオロメン)

ってか、前にも述べたとおり、冷暖房完備(夏は暖房、冬は冷房)の作業部屋で、来月10日締め切りのイラスト「動物と鉄道」を描いとります!ホントに寒かです!

久しぶりに…

久しぶりに天気が良かった週末。幾分、寒さも和らいだような気がしたが、やっぱり寒い!
久しぶりに、というと、夢を見た。毎晩1時過ぎごろまで、ブログの更新とチェック、そしてイラスト描きをやっているから普段はバタン、キュー状態で夢を見るようなことはないのだが…。


(鈴木雅之 / 夢で逢えたら)

信号制御で所要時間短縮

3月の九州新幹線全線開業を前に、福岡県警はJR博多駅から大型商業施設「キャナルシティ博多」への大通りで、歩行者が交差点で立ち止まる回数を最小限にする信号制御を始めた。通勤時間帯での限定実施だが、オフィスビルが並ぶ大通りを行き来するサラリーマンは新幹線の全線開業でさらに増えることが予想されることから、歩行者優先の信号制御は、時間を惜しむビジネスマンの“イライラ解消”の一助となりそうだ。
信号制御は、博多口交差点(博多駅前)から祇園町西交差点(キャナルシティ北側)にかけての「博多駅前通り」(約900メートル)。両交差点間の6つの信号機が平日午前7時から2時間、「信号待ち」が生じないように調整される。
県警によると、従来は両交差点間の歩行中、信号待ちが平均4回発生していたが、調整後は標準的な歩行速度(毎秒1.25メートル)で信号待ちが1回になり、所要時間も3分以上短い9分45秒になった。
県警が昨年5月から半年間実施した試験運用の結果では、各交差点で信号無視をする歩行者が7〜8割減少。前年同期には21件あった人身事故も8件に減り、サラリーマンらへのアンケートでも「赤信号で止まることが減った」「到着時間が短縮した」といった好意的な回答が8割以上あった。
信号の制御を歩行者に合わせたことによる車の渋滞などはなく、通行者への一定の効果が確認されたことから、県警は「今後も街の回遊性を高められるよう工夫していきたい」としている。
(記事全文引用:msn産経ニュース

確かにね、朝の出勤時や夕方の退勤時、バス停まで歩いたりする時でも信号で止められると「時間のムダやなぁ」と思う。慣れた道だと、この区間はこの速度で歩いて、こっから先はちょっとスピードを上げて…なんてこともできるのだが、たまにしか歩かない道だと信号のたびに待たされたりして。
もっとも、同じことは車にもいえるわけで、前にも述べたが、市街地を運転している時は、45パーセントが信号待ちなどで停まっている状態だという。

今回の信号調整は、福岡市内中心部で歩行者をターゲットにしたものだが、今後は北九州市の西小倉駅前から小倉北警察署前まででも試行されるとか。徒歩通勤者にとってはありがたいことだが、幹線道路で自動車向けの信号調整もやって欲しいな。

弁護士遺族、海外資産隠匿

海外ファッションブランド「ピエール・カルダン」の旧日本法人社長だった武田正彦弁護士(2007年死去)の遺族5人が、スイスの銀行で運用されていた遺産約25億円を隠し、約11億円を脱税したとして、東京国税局が18日までに相続税法違反の疑いで横浜地検に告発していたことが分かった。「海外資産は国税当局に把握されない。申告するな」という武田弁護士の生前の指示に従い、遺族は税務申告しなかったという。
関係者によると、武田弁護士は、この商標権売却代の一部を、自身が設立した香港の関連会社の口座経由でスイスの二つの銀行に送金し運用していたという。この資金は、今回の告発対象となった隠し資産約25億円の大半を占めるとみられる。98年3月までは海外送金する際、国税当局への申告が義務づけられていなかった。
武田弁護士は07年2月に79歳で死去する前、妻子にスイスの隠し資産について説明。国税当局への申告もしないようにとの武田氏の指示もメモに残されていたという。税務調査でこうした経緯を把握した同国税局は、資産隠しの意図が裏付けられ、悪質性が高いと判断した模様だ。
(記事参照:asahi.com

記事によると武田弁護士の遺族は代理人の税理士を通じ、「遺産は慈善事業への寄付に使うように言われた。国民の義務を果たさないことになってしまい深く反省している。既に修正申告し、納税した」とコメントしたということだが、弁護士のモラルって?
以前、サラ金や消費者金融への超過利息過払い金返還訴訟が相次いだ時、弁護士や司法書士は被告であるサラ金業者から返還を受けた過払い金から多くの「報酬」を手にし、さらにそれらの所得を隠し、脱税していたということもあった。少なくとも、我が国法曹界のトップにいる弁護士が、だよ!

結局この資金も、「慈善事業への寄付に使うように」言われていたのかもしれないが、運用して収益を上げていたわけで。もうすぐ平成22年分の確定申告が始まる。いやいや、「赤信号、みんなで渡れば」でなく、まじめに、きちんと、です!

小倉城口…

北九州商工会議所と北九州市は18日、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせて公募したJR小倉駅の南北出入り口の新名称を発表した。南口は「小倉城口(こくらじょうぐち)」、北口は「新幹線口(しんかんせんぐち)」。全線開通する3月12日から新名称を用い、駅内外の案内表示も変更する。
現在の出入り口は、方角から「南口」と「北口」。だが、市民の間に「分かりにくい」「味気ない」との声が強く、同商議所が市に「来訪者増につながる全線開通を機に、利用者を引き付ける名称に変えよう」と提案。まちづくり団体などと選考委員会を立ち上げ、昨年11月に新名称を公募したところ、計647件の応募があった。
選考の結果、モノレール駅や商業ビルがある南口は、徒歩15分の距離に街のシンボルの小倉城があることから「小倉城口」に。海側の北口には「海峡口」「港口」などの応募もあったが、新幹線改札口があり、通称としてなじんでいる人も多い「新幹線口」に決まった。
JR九州も名称変更を了承した。新名称を発表した同商議所の利島康司会頭は「新名称を定着させる運動に取り組み、街のにぎわいづくりにつなげたい」と語った。
(記事全文引用:西日本新聞

う〜ん、なんともベタな。まぁ、分かりやすいっちゃぁ、分かりやすいけど。
でも、「小倉城口」って、小倉城へは小倉駅よりも西小倉駅の方が近いような…。まぁ、これは旧小倉駅が現在の西小倉駅の場所ということで。

はやぶさのお土産、いよいよまな板に

宇宙航空研究開発機構は17日、小惑星探査機「はやぶさ」の試料容器から見つかった微粒子のうち約50個(大きさ約0.03〜0.1ミリ・メートル)を全国の研究施設に提供し、詳しく微粒子の成分や立体的な構造を調べる「初期分析」を始めると発表した。
微粒子は小惑星「イトカワ」表面から持ち帰った鉱物とみられている。
初期分析には、東大、京大、阪大、東北大、岡山大など13大学・研究機関で構成する8研究チームが参加。21日から大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)で、強力なX線を利用した断層撮影に入る。イトカワの起源解明や、生命の原材料と考えられる有機物の有無が焦点となる。
今夏までに当面の分析を終え、米航空宇宙局など海外の研究機関にも試料を提供する準備を整える。計画責任者の川口淳一郎・宇宙機構教授は「(地球帰還が危ぶまれた)1年前を思えば、ここまでよくたどり着いた。探査計画のゴールも間近だ」と話した。
(記事全文引用:読売新聞

周知のように、宇宙から地球に降り注いだ隕石は、小惑星のかけらなのだ。だが、前にも述べたようにこれらの隕石は、大気圏突入の際に摩擦熱による変質が生じる。
今回のはやぶさ、我が国の宇宙技術を世界に示した金字塔といえる存在なのだが、やはり最大の成果は「イトカワ」からのお土産だろう。小さな、小さな砂粒だが、そこから得られる情報には、イトカワの組成はもちろん、太陽系や、もしかしたら私たち生命の成り立ちの秘密も含まれているかもしれない。

お土産の解析は、まだ緒に着いたばかり。どのような「料理」が出てくるのか、これからが楽しみだ。

三菱、欧州15か国で i-MiEV を発売

三菱自動車は、電気自動車(EV)『i-MiEV』の欧州仕様車を欧州15か国で販売を開始したと発表した。
同社は、昨年10月から欧州向けの i-MiEVの生産を開始し、約3カ月間で、PSAプジョーシトロエン向けOEM(相手先ブランドによる生産)車を含めて2500台を生産し、欧州へ出荷した。
量産型EVの欧州市場への投入は初めてで、i-MiEVへの注目度は高い。15か国はアイルランド、イギリス、イタリア、オランダ、オーストリア、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フランス、ベルギー、ポルトガル、ポーランド。
この15か国に加え、フィンランド、セルビア、トルコ、スロベニアの4か国でも近く出荷する予定で、i-MiEVは欧州19か国で販売することになる。
これ以外の国にも順次投入する予定。
(記事全文引用:レスポンス

記事にリンクされた写真を見ると、フロントバンパーやフェンダー周りのボリュームが増しているように思われ、“軽自動車”のちゃちな感じが薄らいで感じる。
引用した記事にもあるように、量産型EVの欧州市場への投入は初めてということで、注目度が高いという。加えてコンパクトで取り回しのよいボディサイズは、ロンドンやパリのように、狭く入り組んだ街中でも走りやすかろう。

電気自動車で一歩先を行く三菱。ようやく直接のライバル車である日産リーフもリリースされたし、トヨタやホンダもプラグインハイブリッド車のリリースを急いでいる。「新しい自動車の100年」が楽しみだ。


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交通系ICカード、相互利用へ

東日本などJR各社と全国の私鉄など計11社・団体は昨年12月20日、それぞれが発行する10種類(導入予定を含む)の交通系ICカードの相互利用について検討を始めたと発表した。ただ、実現目標は2013年春。関係者によると費用負担などをめぐって鉄道会社間に「温度差」があり、協議は難航が予想される。
交通系ICカードはJR東日本が01年に「Suica(スイカ)」を初導入。その後、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」や首都圏の私鉄などの「PASMO(パスモ)」など全国に広がった。現在の発行枚数は10種類で計約6166万枚。Suicaが約3417万枚で最大だ。
基本的な仕様は同じ。相互利用は鉄道会社や団体が合意すれば可能だが、現在はJR各社間かSuicaとPASMOなど同じ地域にほとんどがとどまる。システム改修や利用手数料などの金銭負担をめぐり、JRなど大きな会社ほど有利なことが、相互利用が進まない理由とされる。私鉄の中には「相互利用が進めば、Suicaにのみ込まれてしまう」との声もある。
PASMOは現在、名古屋や関西では使えない。加盟社でつくる協議会は「利用者の利便性は格段に向上する。運賃の精算方法も含めたシステム構築を進めたい」。一方、JR東は「地域や利用者の要望を聞きながら、まだ結ばれていないサービスとつなげたい。だが、具体的なことは、まだ何も決まっていない」としている。
(記事全文引用:asahi.com

北部九州では、JR九州の「SUGOCA」と西鉄の「nimoca」、福岡市交通局の「はやかけん」が相互利用可能で、それにJR東日本の「Suica」が加わる。ところが、首都圏に出張するような場合、最寄の駅から福岡空港まで、そして「Suica」が使える東京モノレールを使って山手線に乗り継ぎ…、というところまで一枚のカードでオーケーなのだが、そこから先、地下鉄や民鉄に乗り継ぐには結局「Suica」か「PASMO」が必要、ということになる。ユーザーの便宜を考えると、これらの交通系ICカードが相互に利用できるということは大歓迎だ。
北部九州というと、長崎県内の公共交通である長崎電気軌道とバス各社もICカードを導入している。こちらはJR九州や西鉄に先駆けて、の導入で、さらにドコモの携帯アプリでも利用できるというスグレモノだ。これも相互利用できたらなぁ、と思っていたし、今でも思っている。

そうそう、利用者の利便性という点で言うと、例えばJR九州の「SUGOCA」。キャッチコピーは「カイサツも。カイモノも。スッと!ゴー!!」なのだが、まだまだ「カイモノ」で使える店舗が少なすぎ。「SUGOCA」と相互利用できる交通形ICカードが利用できる場所は、北九州ではコンビニのローソン、ファミマのほか、井筒屋直営店とアミュプラザ小倉、チャチャタウン小倉、イオン直営店ぐらいだろうか。せめて小倉駅前のコレット井筒屋やアイム専門店街、魚町商店街や地元スーパーストアのサンリブ各店ぐらいは使えるようになって欲しい。

交通系ICカードと流通系ICカードの最大の違いは、「乗車券として使える」ということ。相互利用の拡大と、利用可能店舗の拡大は、ユーザーにとって見ると最大の利便性だと思うのだが。


>北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)、PASMO協議会、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、名古屋市交通局、名古屋鉄道株式会社(名鉄)、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)、スルッとKANSAI協議会、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、福岡市交通局、西日本鉄道株式会社(西鉄)および九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は、JR北海道の「Kitaca」、株式会社パスモの「PASMO」、JR東日本の「Suica」、名古屋市交通局および名鉄の「manaca(マナカ)」、JR東海の「TOICA」、株式会社スルッとKANSAIの「PiTaPa」、JR西日本の「ICOCA」、福岡市交通局の「はやかけん」、西鉄の「nimoca」およびJR九州の「SUGOCA」による交通系ICカードの相互利用サービスについて、平成25年春の実現を目標に検討を開始しました。
>今後は、上記10の交通系ICカードをご利用される全国のお客様の利便性向上をめざし、相互利用の実現に向けた諸課題の整理を進めてまいります。
JR西日本プレスリリースから)


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セレブな駅弁!?

今春3月12日の九州新幹線全線開業を記念して元日から順次発売された新作駅弁の中に、1万500円の超豪華弁当がお目見えし、話題を呼んでいる。福岡市で料亭を展開する「てら岡」が、フグやスッポンなど高級食材を二段重に詰めた「博多発夫婦弁当」だ。
夫婦弁当は、約20センチ四方の二段重で2人前。下段にはサバずしやからすみ、スッポンの筑前煮……と約20種が彩り豊かに並ぶ。上段は「天然トラフグ鉄引き」「天然真フグたたき」「博多和牛ステーキ」の3種から選ぶ。上下段とも春のタケノコや夏のウナギなど、一部メニューを旬物に替えるという。
(記事全文引用:毎日新聞、気になる写真もあるよ)

興味はあるけど、ワタクシごとき庶民には、決して口にできない存在ですな。


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寒い!


とにかく寒い!九州というと暖かいのでは、と思ってる方も多いかもしれないが、ここ北九州は玄界灘に面した日本海側で、気候区的には山陰の延長線上に当たるところ。今日も一日雪がちらつくような天気だった。ってか、昨年末からお天道様を見れた日は2日間程度だ。
またね、このブログを更新しながらイラストを描いているワタシの作業部屋が寒いの!暖房なんてものがない部屋だから、パジャマ代わりのスウェットの上にジャージを着て、さらにフリースのジャンパーを重ね、下半身はこれまたフリースのひざ掛け毛布で完全装備、お腹にはカイロまで忍ばせているという状況でも寒い!

で、その北九州地区、明日の天気予報はというと、「はじめ 北西の風 非常に強く くもり 時々 雪 所により 明け方 まで 雷 を伴う」、予想気温は最低マイナス4度、最高0度!
風があるから、体感気温は日中でも氷点下だろうなぁ。最近話題の北極波動の影響なんだろうなぁ。明日も外出時は完全装備必須だ!

補助金終了でプリウス2割減

6日、日本自動車販売協会連合会が発表した11月の乗用車車名別販売台数ランキングのトップはトヨタ『プリウス』。プリウスは登録車で19か月連続のトップ、エコカー補助金終了で前年同期比20.2%減の2万1400台と3か月連続で前年を割った。
一方、全国軽自動車協会連合会が発表した11月の軽自動車通称名別新車販売台数ランキングのトップはダイハツ『タント』で、同25.8%増の1万3217台。
軽自動車と登録車をあわせた国内新車販売では、1位プリウス(18か月連続)、2位ホンダ『フィット』、3位タントの順となる。
11月の国内新車販売台数は、登録車が同30.7%減の20万3246台で3か月連続でマイナス、軽自動車が同15.9%減の12万354台と2か月連続マイナスと、エコカー補助金が終了した9月以降販売台数が減少している。

登録車ランキング
●1位:トヨタ・プリウス/2万1400台/79.8%
●2位:ホンダ・フィット/1万6677台/97.1%
●3位:トヨタ・ヴィッツ/6813台/50.7%
●4位:ホンダ・フリード/6435台/69.7%
●5位:トヨタ・カローラ/5763台/51.5%
●6位:トヨタ・ヴェルファイア/5382台/84.6%

軽自動車ランキング
●1位:ダイハツ・タント/1万3217台/125.8%
●2位:スズキ・ワゴンR/1万2881台/94.0%
●3位:ダイハツ・ムーヴ/7631台/56.5%
●4位:スズキ・アルト/6077台/87.9%
●5位:ダイハツ・ミラ/5227台/50.8%
●6位:スズキ・パレット/5095台/67.5%

%は前年同月比。
(記事全文引用:レスポンス

だからぁ、プリウスは新車需要の先食いだって言ってたじゃん。さらに、自社の他車需要も食っちゃってたんだから始末が悪い。
でも、フィットの健闘ぶりは光ってるね。軽自動車の需要が盛り返してくるというのは、あらかじめ予想済みのことだが、マイナーチェンジの時期が重なったタントの伸びがすごい。

当面、この傾向なんだろうなぁ。


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走りながら充電できる電気自動車

次世代カーとして開発競争が続く電気自動車(EV)の充電分野で、路上の電力供給プレート上を車両が時速20キロ程度で通過しながら充電できる新技術を、福岡県苅田町の中小企業が開発し、特許を取得した。EVの充電はケーブルを車体に接続する方式が主流だが、場所の確保などが課題。走行中に充電できる新技術は手間がかからない充電装置の実用化につながりそうだ。
新技術は電力制御装置製造の「ヘッズ」(本田啓一社長、従業員30人)が開発した「非接触電力供給装置」。路上に設置した電力供給プレート(縦2メートル、横18センチ、厚さ2.5センチ)内の給電コイルに電流を流して磁界をつくりだし、プレート上を通過する車に搭載した受電コイルを共振させることで、受電コイルに電流が発生。バッテリーに蓄電する仕組みだ。人体への影響はないとされる。
2月には、九州大、九州工業大、電気設備開発会社「日本テクモ」(北九州市)と共同で、1人乗り電動三輪車を流用した実用実験を、北九州市八幡東区の東田地区で行う計画。
同市の外郭団体「北九州産業学術推進機構」(FAIS)などによると、ワイヤレス(非接触)で給電する装置は複数のメーカーなどが開発を進めているが、ヘッズの技術は独自の共振回路を導入したのが特徴。給電と受電の装置の間隔が、実際に車が走行できる程度まで離れていても、従来より大きな電力(1キロワット以上)を伝送できるめどが立ったという。
ただ、プレート1枚で充電できる電力は、重さ約90キロの車両が約150メートル走行できる水準にとどまっており、給電量の増加が課題。実用実験では複数のプレートを道路上に設置し、車両の速度や走行可能距離を検証する。その後、大手自動車メーカーなどと連携して高速道路での実験も検討しており、実用実験の成果を生かす。
(記事全文引用:西日本新聞

非接触型の充電装置というと、携帯電話などのモバイル端末で実用化されつつある技術だ。技術的には、SUICAなどの非接触型ICカードの延長線上にあるものといってよい。
かたや電気自動車は、一昨年の三菱i-MiEV(アイ・ミーブ)の量産市販化により、いよいよ実用域に達した新しい自動車の形だ。電気自動車の最大の問題点は、その航続距離にあるといっても過言ではなく、事実、アイミーブの航続距離はフル充電で160キロほどと言われている。

紹介した記事の「非接触電力供給装置」は、まだまだ実験段階にあるもので、性能的には原付バイクを200メートルほど走らせることができるというものだが、これまた記事にあるとおり、「給電量の増加が課題」だ。また、「大手自動車メーカーなどと連携して高速道路での実験も検討」とあるが、インフラの整備などの問題もあろう。

とは言うものの、夢のような技術であるということに間違いはない。課金方法なども考える必要があろうが、実用化に向けて産学官一体での研究が必要な技術だと思うが。


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新幹線開業とバーター

昨年12月4日、東北新幹線の八戸〜新青森間が開通した。基本計画から38年かかっての全線開通に青森は沸き返ったが、その引き換えに並行在来線の東北本線がJR東日本から経営的に切り離された。圧倒的な経済効果や利便性をもたらす一方で、地域の足をどう守るのか。新幹線開通はそんな課題を地元に突きつけている。
東北本線の青森〜八戸間は東北新幹線の開通と同時に、JR東日本から経営分離され、青森県などによる第三セクター「青い森鉄道」が引き継いだ。青森駅での開業記念列車の出発式で、関格(いたる)社長は「県民の生活に密着し、頼りにされる鉄道を目指す」と力強くあいさつした。だが、待っていたのは厳しい現実だった。
開業から3日目、初の平日となった12月6日の朝、駅に入ってきたのは、JR時代の4両編成ではなく、たった2両編成の列車。車内は通学の高校生ですし詰め。病院へ通うお年寄りが列車に乗れず、ホームで立ち往生するほどだった。運賃も大幅に値上げされた。通学定期は据え置かれたが、普通運賃はJRの1.37倍、通勤定期は1.65倍となった。
また、ダイヤの面でも新幹線との接続が考慮されてないため、八戸駅で約1時間待たされることもある。しかも八戸駅では乗り換えのためにいったん改札を出なければならず、利用者の不満に拍車をかけた。
なぜこうなったのか。それは青い森鉄道が、業績改善に向けた新たな手を打ち出せないままだからだ、と指摘する声は少なくない。
青い森鉄道は平成14年、東北新幹線盛岡〜八戸間開通と同時に開業。東北本線の青森県側(目時〜八戸間)の経営をJR東から引き継いだ。
しかし、JR東による寝台特急の運転本数減少で、貴重な収益源だった線路の使用料収入は年々縮小。沿線人口の減少もあり、22年3月期まで5年連続の最終赤字を計上し、累積損失は2億6千万円に達している。今回、八戸〜青森間の経営を引き継いだことで、年間約16億円の赤字が見込まれる。
「当面は車両や運転本数をできる限り少なくして、輸送効率を高めるしか手がないのでは」(鉄道関係者)というように、縮小均衡以外の改善策は見あたらない状況だ。
一方、本年3月12日に全面開業する九州新幹線博多〜新八代間では、同区間の並行在来線の三セク化は行わず、JR九州が経営を維持する。だが、これはあくまで、経営的な採算性を踏まえての判断だ。
JRは沿線の自治体との同意が得られれば、新幹線開通後、並行在来線の経営を分離できることになっている。九州新幹線の鹿児島ルートの一部(新八代〜鹿児島中央間)が開業した際は、肥薩おれんじ鉄道(八代〜川内間)が第三セクターに分離されたが、同鉄道は少子高齢化や過疎化で沿線人口が減少し、厳しい経営環境にさらされている。
ただ来春、開業する「博多〜新八代間は「福岡、熊本の都市圏を走るため、通勤通学需要が大きく、新幹線開業後も一定の収益が見込める」(JR九州)という比較的、優良な路線でもある。さらにこの区間は私鉄の西日本鉄道が並走しており、「ライバルに客を取られたくなかった」(関係者)と指摘するように、結果的に路線が維持されたとの見方もある。
こうした中で、26年度の北陸新幹線長野〜金沢間の開業が近づくとともに、JR西日本が北陸地方の在来線をどう扱うかに注目が集まっている。
すでに北陸本線直江津〜金沢間については、第三セクターへの移管が決まっている。問題はこの北陸本線から分かれる支線の扱いだ。北陸本線から分かれる支線としては、大糸線(糸魚川〜南小谷)、氷見線、城端線がある。
JR西の佐々木隆之社長は昨年12月1日の記者会見で「これらの線は輸送量が少なく、経営が苦しい」として、バスへの転換、路線の廃止を踏まえた協議を地元自治体と始める意向を示した。北陸本線の当該区間をJRから分離する以上、同区間から伸びる支線も分離しないと、JRが「飛び地」の路線を運行する形となり、維持費用や運賃なども割高となってしまうためだ。
ただ、安定的な路線の運営に不安を覚える沿線の自治体からは「支線は並行在来線とは違う。引き続きJRが担当すべき」(富山県)と、反発の声が上がる。地域に暮らす人々の足をどう守っていくのか、という重い課題。沿線の自治体はまだ明確な答えを見いだせていない。
(記事全文引用:産経新聞

新幹線開業という“光”が際立っているが、並行在来線の問題は“陰”の部分だ。また、日本という国を見渡して考えると、交通の便がよい太平洋側と不便な日本海側という「陰陽問題」もあるし、当地九州でも鹿児島本線沿線と日豊本線沿線の格差という問題もある。
かといって、JRは上場企業または上場を目指している企業であり、収益を求める営利企業という事実も否めない。かつての国鉄のように、「赤字大いに結構」ではないのだ。そして、「赤字大いに結構」の国鉄の歩んだ道は、分割民営化、債務は国民にツケ回しだった。

民間企業であるJRに思い負担をかければ、今度はJALへの道が待っている。高速道路無料化もいいが、天下国家の見地に立って、交通網の整備という国家のグランドデザインを、もう一度考え直す時期なのではなかろうか。


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787.TSUBAME

子鉄がそのまま大人鉄になってしまった、そんな私が787.TSUBAMEです。鉄道のほかに、クルマ、ヒコーキ、船も大好きなイラスト描きで、手描き主義色鉛筆派。柔らかいものから硬い物まで、オリジナルも二次創作も、鉄道と女の子をメインに好きなものを手広く気ままに描いてます。製作したイラストは、創作系SNSのpixivやツイッターに投下しているほか、鉄道イラストについてはネコ・パブリッシング社の「レイルマガジン」誌に投稿しています。
愛車は、しばらく三菱i(アイ)でしたが、2016年7月、スズキジムニー(JB23-5)に復帰しました。
ハンドルネームは、JR九州の787系特急電車「つばめ」からいただきました。

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