今日は、Livedoorのブログテーマ「デジカメはよく使いますか?」である。
もともと銀円カメラから写真の世界に足を踏み入れた私であるが、デジカメ黎明期のころからデジタルフォトには興味があった。整理が楽だし、何より物理的な場所を取らない。なにせ、鉄道写真というジャンルは、“記録”という一面があるため、撮影データの保全というのは案外、重要なのだ。
とは言うものの、やはり本流はフィルムカメラで、デジカメはちょい撮りが主な使い方だったが、自分でウェブサイトを立ち上げ、そこに作品を掲載するようになってからは立場が逆転した。と、いうか、フィルム代や現像費などのコストがかかるフィルムカメラはお蔵入りということになってしまっていたのである。
時流の流れか、キャノンがフィルムカメラから撤退し、ペンタックスはホヤの傘下に入った。ニコンもいつの間にかフィルムカメラを大幅に縮小させている。いつの間にか時代は、すっかりデジタルなのだ。

さて、かく言う私だが、現在のデジカメはニコンのD80。ようやく少しづく癖がつかめてきたところである。サブはパナソニックのDMC-FZ2。光学12倍ズームを擁しているのでその性能は侮れない。普段使いでは、こちらのほうが機動性は良い。
でも、一番使っているのはケータイだったりする。1年半ほど前に買ったauのW52Hだが、200万画素クラスの画質もスナップには好適であり、デジタルズームも画素数を落としての撮影では案外使える。お手軽駅撮りや街で見かけた名車や旧車のスナップ、そして普段の通勤中に見かけた気になる風景など、本当に気軽に使っている。

現在、W52Hの基本性能に不満は無いが、私が理想とするケータイカメラのスペックは、
・画素数は300万から500万画素あれば上等
・ただし、光学ズームが5倍、35ミリフィルム換算で28ミリから125ミリ程度
・カメラとして使うときは、カメラらしいスタイルであって欲しいから、スライド型または画面が反転できる2関節タイプの折りたたみ式
・ケータイのマルチメディア機能として、FMラジオチューナー内蔵
・ウェブ接続は通常のインターネット接続と無線LAN両対応
・ディスプレイはVGA(640×480)サイズ
・OSにWindowsモバイルを採用
・USBポートを有し、汎用の外付けキーボード対応
うーん、流行のスマートフォンにミドルレンジのコンパクトデジカメに匹敵する機能を持たせる路線だ。このスペックだと、どうやらサイズ的にはiPhone並のサイズになりそうだ。