夏の鉄分補給も4日目、いよいよ最終日となった8月19日だ。この日は近場でオーソドックスに、鹿児島本線を中心に撮影を行った。とはいうものの、3月の九州新幹線開業に伴うダイヤ改正後初の撮影、列車たちの“その後”の姿が楽しみだ。

ポイントは、おなじみ遠賀川駅と海老津駅の間にある田んぼの中だ。
引き気味で撮れば列車の編成全体が、寄って撮れば高速でカーブを通過する迫力ある列車が撮れるという、これまた北九州地区では定番な場所だ。今回は、列車の先頭を撮りたかったので、踏切から寄って撮った。



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、787系特急「きらめき」)
九州新幹線の全線開業で、桧舞台ともいえる博多と新八代を結んでいた「リレーつばめ」から撤退した787系。今でも私は、JR九州とドーンデザイン研究所水戸岡鋭治氏による最高傑作の列車だと思っているのがこの787系。2度目のリペイントで車体表記が「Relay TSUBAME」から「AROUND THE KYUSHU LIMITED EXPRESS」と変わってしまったが、その姿はまだまだ健在。重厚なガンメタリックの列車は、ファインダーの中を力強く走り抜けていった。



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、883系「ソニック」)
883系の“青い”ソニックは、「ソニック」限定運用なので変化なし。後追いとなる後姿を大胆な構図で切り取ってみたのだが、オートフォーカスのフォーカスエリアを動かす余裕なんてなく、後ピンになってしもた!



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、885系「ソニック」)
885系も、今回のダイヤ改正後に大きく変化しつつある電車だ。これまで「かもめ」用の黄色いラインカラーと「ソニック」用の青いラインカラーの2種があったが、今後の検査入場などの際に青に統一し、車体表記も787系と同じく「AROUND THE KYUSHU LIMITED EXPRESS」とすることで、限定運用を完全に解除するということだ。たまたま撮れた黄色いソニック、この姿も近いうちに過去のものとなろう。



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、415系電車)
花形の特急電車はさておき、最近私が地道に撮っていこうと思っているのがこの普通電車。国鉄時代の昭和50年代初頭に製造された415系電車は、直流電化された関門トンネルを越えて下関まで乗り入れることが出来る、いまやJR九州でも貴重な車両であり、代替車種が開発されるまでは安泰であろうが、やはり日々の姿を記録しておくに越したことはない。インバータ制御の省エネ電車が多くなった昨今、豪快なモーターの唸りを響かせて走る415系にはアナログな“電車”を感じる。



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、EH500型電気機関車牽引 コンテナ列車)
九州でも貨物列車の牽引機は、この“金太郎”EH500がすっかり主役になりつつある。JR貨物デザイン、そのパワーを体現したかのような、いかついマッチョ系マンモス電機は軽々とコンテナ特急を率いてカーブを駆ける。



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、EF81型電気機関車牽引 コンテナ列車)
JR貨物が製造した国鉄型電気機関車が、このEF81型450番代。白とライトブルーの軽快なデザインの450番代の中でも、ヘッドライトが腰に付いている変形機、451号と452号は特に人気が高い。最近めっきり少なくなったEF81型の運用の中で、このカマと出会えたラッキー!



(JR九州 鹿児島本線 遠賀川-海老津にて、ED76型+EH500型電気機関車牽引 コンテナ列車)
古豪、ED76型電気機関車も健在。今日は何故か、“金太郎”EH500をエスコートしていた。あまり見られる姿ではなかろう。これまたラッキー!


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