2005年10月09日

蝉しぐれ4

製作国:日本
公開:2005年10月1日
監督:黒土三男
原作:藤沢周平
出演:市川染五郎、木村佳乃、ふかわりょう、今田耕司、原田美枝子、石田卓也、佐津川愛美、柄本明 ほか

昨日は映画を観ても何の感慨もなかったから、今日は邦画でリベンジ。感動する作品らしいけど、あまり過渡な期待をせずに八王子シネマで鑑賞する。

ストーリーはこんな感じ。
下級武士の養父に育てられた牧文四郎(市川染五郎/石田卓也)は、父を誰よりも尊敬していたが、不運にも切腹により命を失うことになった。謀反人の子として汚名を着せられた文四郎は母と質素に暮らす一方、今までと変わらず彼に接する幼なじみたちの姿もあり、数年後には牧家の名誉回復が言い渡された。そんな中、幼い頃から想い続けていながらも、今では殿の側室となっていたふく(木村佳乃/佐津川愛美)が派閥闘争に巻き込まれていることを文四郎は知るのだが・・・


NHKの時代劇も見てないし、原作も未読です。あえて予備知識を入れずに鑑賞しました。あとは『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』も鑑賞してないです。

文四郎とふくが互いに思い続けた気持ちを考ると、ラストはたまらないですね。ちょっと泣きそうでした(^^ゞ 昔の日本人の心や純愛がとても綺麗に描かれてるし、何よりも時間の流れを日本人が大切にしている四季を使って表現してるから、映像が綺麗。丁寧に作られた映画だということがよくわかりますね。もう一回観に行っちゃうかも(^^♪

ただハッキリわからないことが二つほど残ってしまう。

(源溶困ふくに対して、いつ恋心を抱いたのか?
→ここら辺は描かれてなかった気がする。父親の遺体を引き取り、重い荷車を引いて一緒に悲しい想いをしながら坂を上ったからなの??それとも最初からあったということなの??

▲薀好肇掘璽鵑任里佞が質問した文四郎の答えは?
→子供が二人いると文四郎が答えたけど、これが嘘とも本当とも、どちらにもとれるのですが・・・。嘘をついたという方がかなり切ないのですが、実際のところはどうなんでしょうか??

細かい所では日本刀が気になりました。よく時代劇では一本の刀で何人も斬ったりするシーンを見かけたりするけど、刃こぼれするからありえないんですよね。そういった意味では何本も用意して、太刀振舞うシーンは良かったと思いました。まあ文四郎が斬られても大丈夫なようにしただけなんでしょうけど(^_^;)

最後に、ふくの子役だった佐津川愛美ちゃんが、おしんの小林綾子さんに似てると思ったのは自分だけじゃないはずだ(笑)

公式サイト

蝉しぐれ
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1. Posted by xina-shin   2005年10月10日 18:00
4 日本刀のシーンは多少リアリティを持たせていましたね。(刃こぼれというよりは血糊や人の脂がきれなくなる原因なんですけどね。)
でも捨てた刀をその辺においておくと踏んで危ないな、なんて思っちゃいました。
2. Posted by よっちん   2005年10月10日 23:21
★xina-shinさま
コメント&TBありがとうございました。
さらにご指摘までしてくださって、ありがとうございます(^^ゞ

>(刃こぼれというよりは血糊や人の脂がきれなくなる原因なんですけどね。)
確かにおっしゃるとおりですね。戦国時代のように鎧を切ったりするわけじゃないですし。ただ言い訳になっちゃいますが、骨を切ったり、刀同士が交われば刃こぼれはしますよね。

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