その昔、渡哲也が

「くちなしの白い花おまえのような 花だった♪♪」

と歌っていましたが、そのクチナシに眼精疲労改善効果があるという論文が発表されましたので紹介させていただきます。

クチナシ

 

 

 

 


目の疲れは、IT化の社会、大きな問題となってきており、さらにひどくなってくると、2年間のパソコン作業で、20歳代では51%、これは年齢とともに頻度は低下しますが、50歳代でも24%の方が視力を落としています。

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以前はこのブログでも、鰹節だしが眼精疲労に効果がある、海産物の赤色色素であるアスタキサンチンという成分が効果があるという論文を紹介させていただきましたが、今回は、クチナシの色素成分であるクロセチンに眼精疲労改善効果があるという論文を紹介させていただきます。

 

眼精疲労の症状をもつ13名26眼を対象に行われた実験で、クチナシの色素成分であるクロセチン抽出したカプセルを二重盲検法で4週間服用後の結果です。

 

眼精疲労の他覚的な評価として、調節機能の改善度を測定していますが、その結果、優位眼の調節機能は優位に改善し、さらに、眠りが深くなったという効果も示されたようです。

睡眠

 

 

 

 

 

クチナシの効能には、その抽出物のクロセチンに、抗酸化作用と抗炎症作用があり、それらが、眼球の調節機能を担っている毛様体筋を栄養している微小循環に影響しているのではと推測しています。

 

また、パソコン従事者は、睡眠障害を持つ方が多いとも言われており、深い眠りにより、精神的な疲労も緩和され、さらに好都合であるようです。

 

なお、クチナシ抽出物を含むサプリメントが「理研ビタミン株式会社」より販売されているようです。

(以上、「梶田雅義他:クロセチン高含有クチナシ抽出物による眼精疲労改善効果.視覚の科学28、77-84、2007」を参考にいたしました)

 

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