ある日のこと

「すっごくごろごろするんです」

と言ってやや化粧の厚い目の若い女性が来院されました。

 

「何か入っているみたいなんですけどいくら点眼をしても取れないんです」

 

「じゃー今から見てみますね」

「あれっ。 見つかりましたよ。 今から取りますね」 

・・・・

「どうですか?」

 

「あっ。 すごく楽になりました。 何が入っていたんですか」

 

「じゃー 写真で見ていただきますね」

マスカラ付着

 

 

 

 

 

 

「これは何ですか」

 

「マスカラです。

それが、まぶたの内側の近いところにくっついて瞬きをする時に眼球の角膜をこすって傷を作ったようです。

 

マスカラ

 

 

 

 

 

 

この写真で一部白くなっているところがお分かりになると思いますが、こすれてできた傷です」

 

 

 


 

このように最近はマスカラや、アイプチ、まつげパーマ、まつ毛エクステなど女性のお化粧品による眼障害が増えてきているように思います

 

 

 

マスカラは、まつげにつけて、まつげを濃く、長く見せる化粧品です。

 

マスカラ

 

 

 

 

 

当然、多くつければつけるほど、その効果ははっきりとしてきますが、中にはもうこれ以上つかないほど大量につけている方がいらっしゃいます。

また、マスカラをまつげだけではなく、まつ毛の根元付近のまぶたにもつけておられる方がいらっしゃいます。

眼科の診察では顕微鏡で目の状態を見ますので、まつげについているマスカラの量やまぶたについているマスカラは歴然とわかるのです。

 

マスカラには接着性がありますから、まぶたの内側や、内側に近いところに一度接着してしまったマスカラはなかなかとれません

 

そのために朝付けたマスカラが時間の経過とともに角膜をこすり続け、お昼過ぎには眼球に激痛が走り、眼科に走らなければならないことになってしまいます。

心配

 

 

 

 

 

他の病気で松本眼科に来院された患者さまに、マスカラがまぶたの裏側付近についていることを説明すると、

女性のお化粧には自分が信じた信念があるようで、「ほっといていよ」と言わんばかりに、診察室には一瞬冷たい空気が走ります。

 

しかし、中にはこのように眼球を傷めてしまう方が時々来院されることがありますので、男性の自分が差し出がましいとは思いますが、あまりにもマスカラの塗り方が眼球を傷つけてしまいそうな場合には、一応お話させていただきます。

お気を悪くしないでください。

 

トラブルを起こさないためにも、目の周りのお化粧品は慎重に。

お化粧

 

 

 

 

 

 



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