以前もこのブログで目に良い食べ物についてかきました。

よく患者さまには目に良い食べ物について聞かれることがあります。

 

当然緑内障患者さまからも

「緑内障には、どんな食べものがよいのですか?」 (患者さま)

と聞かれますが

 

「緑内障によい食べるものは特になく、意識せずになんでも食べてもらって結構です」 (医師)

とお答えしていました。

 

しかし、今回、『緑内障と食品』についてある興味のあるデーターが発表されましたので、ここで紹介させていただきます。


 

緑内障は加齢とともに患者数が増えてきますので加齢と関係のある病気です。

加齢の原因には体の酸化もその一つで、

 

呼吸で取り込まれた酸素からできた活性酸素体を酸化させ、老化を進行させます』

 

一方、緑内障は眼圧で視神経に障害を起こしますが、そのメカニズムは、視神経の細胞が自滅するように死んでいくアポトーシスを生じて、それがさらに進行して強い視覚障害を起こしてしまうのです。

その視神経障害のアポトーシスの原因の一つに、老化の原因となる活性酸素が関与するといわれているのです。

緑内障は加齢とともに患者さまの数が増えてくることからも、活性酸素が緑内障の発症と関係があるようです。

 

正常眼圧緑内障は眼圧が正常範囲にも関わらず緑内障の症状が出ている状態ですが、なぜ通常は緑内障を起こさない正常の眼圧にもかかわらず、一部の患者さまに緑内障を生じるのかはいまだ十分に解明されていない点もあります。

2009年第20回日本緑内障学会にて、慶応大学の鈴木亜鶴先生らのグループは、

正常眼圧緑内障の患者さまと眼疾患のない正常者を比べ、

正常眼圧緑内障の血清中のビタミンCは正常者に比べ低い

ことを報告されました。

 

ビタミンCは活性酸素を抑えてくれる代表的な抗酸化物質として知られていますが、その不足が正常眼圧緑内障の原因と関係があるとするならば非常に興味のある発表です。

 

以前、このブログにて、厚生労働省の調査で、

ビタミンCは白内障の予防になるという結果も報告させていただきました。

 

ビタミンCは代表的な抗酸化物質で、アンチエージングの世界でも注目されています。白内障も緑内障と同じように加齢とともに患者数は増えてきます。

 

まだ、ビタミンCを取っていると緑内障の進行の予防になるというデーターはありませんが、

「今回の発表からは、緑内障に良い食べ物はビタミンCということになります」

 

ビタミンCは食べ物でもサプリメントでも簡単に服用することができ、緑内障や白内障を心配されている方はいかがでしょうか。

イチゴ

 

 

 

 

 

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