緑内障の治療は点眼を続けていくことが一番です。

点眼を怠るとその間眼圧が上がるために、患者さまには

「がんばって毎日欠かさずに点眼を続けていきましょうね」

と言って励ますものの、実際には点眼を毎日欠かさずに続けていくことは大変なことです。

点眼

 

 

 

 

 

朝の忙しいときにも、夜の眠たいときにも、疲れているときにも、時にはアルコールで気持ちのよいときにも欠かさずに点眼を続けなくてはなりません。

また、これが2種類となると、点眼と点眼の間には5分くらいの時間をおかなくてはならず、日常生活にも制限が出てきます。

緑内障は痛くもかゆくもないために、点眼をついつい怠ってしまう方も多いようです。それが緑内障を進行させることになり、そのあたりが緑内障の治療の難しいところです。

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そこで、このたび新しい緑内障の点眼薬が2010年4月20日より処方できるようになりました。

それは、ザラカムという点眼で、緑内障治療薬として一番使われているキサラタンの点眼と、併用薬としてその次に多くつかわれているチモプトールの成分を混ぜ合わせた合剤で、今まで2剤を使わっていた方が1剤で済むようになるものです。

すでに海外100カ国以上で販売されているお薬で、合剤1日1回の使用で、その効果はキサラタン1日1回、チモプトール1日2回の2剤を併用していた方と比べても、同等の眼圧下降効果があったとのことです。

まだわが国で承認されたばかりなので薬価はまだ決まっていないようですが、2剤併用よりも点眼の費用も安くなるようです。

ただし、チモプトールの点眼は喘息や心臓の悪い方には使いにくいお薬ですので、合剤も使用には注意も必要です。

 

今までキサラタンとチモプトールの点眼を併用していて毎日欠かさずにがんばって使っている方、あるいはついつい点眼を忘れがちな方、まもなく1本の点眼を1日1回の使用で2本の点眼を2回の使用と同等の効果が出るようになるかもしれません。

 

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