患者さまの中には、何度も『ものもらい』ができて来院される方がいらっしゃいます。

 

「またものもらいができてしまいました」霰粒腫 (患者さま)

 

 

 

 

「この前に来てもらったばっかりですよね。前回は 左目で、今回は右目ですね」 (医師)

cha

 

 

 

 

「なぜ、こんなにたびたびできるのですか? できなくならない予防法はないんですか? 困っています。治療に使っているお薬をずっと使うと予防になりませんか?」 (患者さま)

 

「抗生物質を使い続けると耐性菌ができてしまうので、その方法は予防法にはならず、お勧めではありません。それよりもものもらいができる原因から考えてみましょう。

BlogPaint

 

 

 

 

 

この図の赤い矢印の部分のツァイス腺、モル腺という脂と汗の出る分泌腺や、青い矢印マイボーム腺という脂の分泌腺がありますが、その部分に細菌が入った状態を麦粒腫と言います。

感染ですから、体調が悪い時に風邪をひきやすいのと同じで、目が弱っているとき、すなわち、疲れや寝不足なども感染を起こしやすい原因となるのです。

また、女性の場合もこの部分にお化粧をしますので、お化粧もまぶたの内側に近いところまで塗ると、ものもらいを発症させる原因となるので、あまりまぶたの奥のほうまでぬらずに、あとはしっかりとお化粧を落としておいてください。

この前も結婚式の準備のため、疲れと寝不足が重なり大切な式の前日にものもらいができてしまった不幸な方もいらっしゃいました。」 (医師)



「そういえば、ものもらいになるときは続けてなります。治ったと思ったらまた違うところにできたり、しばらくできないときがあり、その後また何度も繰り返すといった感じです。その時は目がすごく疲れていたのかもしれません。心当たりがあります。また、お化粧も注意して、できるだけこの分泌腺のあたりは清潔に保つようにします」 (患者さま)

 

目を疲れさせない管理とまぶたの清潔に注意してください。また、霰粒腫という状態があり、マイボーム腺が閉塞して中に脂の肉芽ができている状態です。

閉塞の予防のためには、普段から油の分泌を促しておけば予防になりますが、そこから油を出すためには瞼を温めことです。

お風呂でも暖かいおしぼりを作って数分温めてあげるのもよいし、薬局で『 蒸気でホットマスク』(花王)というのが販売されていますのでそういうのも使ってもよいでしょう。習慣づけるのが大変ですが、油分が目の中に分泌されるのでドライアイの治療にもなり、一石二鳥の効果ですので頑張ってみてください。

松本眼科でもこの方法をお勧めしてものもらいができなくなった人が多くいらっしゃいますよ。試してみられてはいかがでしょうか」 (医師)

 

(関連ブログ )

 

 

ブログのトップページはこちら

松本眼科のホームページはこちら