4月から5月にかけて学校では視力検査が行われ、視力低下を指摘された多くの子供たちが松本眼科にも来院されます。


時には、視力がかなり低下しているにもかかわらず、

「まだ困っていないのでメガネをかけたくない」

といわれる子供さんや、


「メガネをかけると近視が進むのでまだかけさせたくはない」

といわれるお母様もいらっしゃいます。

(実際にはメガネを早くかけたからといって近視が速く進むものでもありません。詳しくはこちら




それでは子供たちはどれくらいになるとメガネをかけるべきなのでしょうか。

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そのことについて、眼科専門誌に眼科医の近視に対するアンケート結果が掲載されていました。

日本眼科医会に所属する3165名の開業医や勤務医の現場で働く眼科医から回答を得た結果です。



その中の質問の一つに


『近視の児童生徒に眼鏡・コンタクトレンズを処方する際の裸眼視力は?』


という項目があり、



その結果は、


日常生活に支障をきたした場合に処方する(55%)という回答が一番多かったものの、視力別では



0.1以下・・・1%

0.3以下・・・8%

0.5以下・・・18%

0.7以下・・・11%

1.0以下・・・0%


という結果でした。


やはり、基本は日常生活にし支障をきたしたときです。

そのため学年によりこの基準は変わると思います。中学生と小学校の低学年では当然、視力による日常生活への支障度は変わると思いますが、視力で回答された結果ではもっとも多かったのは0.5以下、ついで0.7以下が多い結果となりました。


学校検診での評価では、これはC評価に相当します。
(学校での視力検査の結果。その評価の意味するところの詳細はこちら


この結果からも、学校でC評価をもらってきたときにはそろそろメガネを考えてもよいと思います



(以上、学校近視の現状に関する2010年度アンケート調査報告 日本の眼科82(4) 2011 を参考に書きました)



 

家庭用視力表はこちら(PDFファイル。印刷してお使いください)

 

 

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